仏検 3級
仏検・3級の重要単語と覚え方
仏検・3級は初級から中級への橋渡しとなる重要なステップです。出題される語彙は日常会話の基礎表現から、社会生活や簡単な文章読解に必要な語句まで幅広く及びます。本ページでは試験によく出る順に740語を収録しており、効率よく語彙力を強化できます。
まずは頻出の動詞や名詞から確認し、接続詞や前置詞などの文構造を支える語を固めていきましょう。音声や例文と合わせて覚えることで、読解だけでなくリスニング問題にも柔軟に対応できる実践的な語彙力が身につきます。
最重要動詞15選(15語)
文の骨格を作る最頻出の動詞です。活用と前置詞の結びつきに注目しましょう。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| ajouter 動詞 | 加える | ajouter A à B(AをBに加える)の形で頻出。 |
| organiser 動詞 | 開催する | イベントや催しを催す意味で頻出の第1群規則動詞。 |
| apparaître 動詞 | 現れる | 「現れる」。複合過去の助動詞はêtreを取ります。 |
| apercevoir 動詞 | 見かける | 「ふと目にする」。aperçuなどの不規則活用に注意。 |
| représenter 動詞 | 表す | 「表す・代表する」。絵画や記号の説明で出ます。 |
| visiter 動詞 | 訪れる | 場所を訪れる際に使用。人を訪ねる場合は別表現。 |
| déclarer 動詞 | 宣言する | 「宣言する」。ニュースや物語の読解で頻出です。 |
| promener 動詞 | 散歩する | 代名動詞se promener(散歩する)の形でよく使います。 |
| produire 動詞 | 生産する | conduire型不規則変化をする動詞です。 |
| élever 動詞 | 育てる | 子供を育てる、または手を上げる場面で使います。 |
| annoncer 動詞 | 知らせる | 「知らせる・公表する」。cの下のセディーユに注意。 |
| interdire 動詞 | 禁止する | interdire de + 不定詞で「〜することを禁じる」。 |
| téléphoner 動詞 | 電話をかける | téléphoner à 人で「人に電話をかける」。 |
| participer 動詞 | 参加する | participer à で「〜に参加する」を表します。 |
| réserver 動詞 | 予約する | 切符や座席、部屋を「予約する」の定番動詞です。 |
必須名詞15選(15語)
読解やリスニングで鍵となる名詞です。性別(男性・女性)もセットで覚えましょう。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| siècle | 世紀 | 男性名詞。au XXe siècle(20世紀に)の形で頻出。 |
| quartier | 近所 | 男性名詞。町の一角や地区を表す基本名詞です。 |
| château | 城 | 男性名詞。複数形はchâteauxとxが付きます。 |
| montagne | 山 | 女性名詞。aller à la montagne(山へ行く)など。 |
| vêtement | 服 | 男性名詞。日常会話や買い物でよく使う「衣服」。 |
| campagne | 田舎 | 女性名詞。à la campagneで「田舎で」となります。 |
| forêt | 森 | 女性名詞。en forêt(森の中で)など自然描写に頻出。 |
| repas | 食事 | 男性名詞。単複同形。prends un repasで食事する。 |
| hiver | 冬 | 男性名詞。en hiverで「冬に」となります。 |
| vélo | 自転車 | 男性名詞。à véloで「自転車で」を表します。 |
| gare | 駅 | 女性名詞。à la gareで「駅で」となります。 |
| solution | 解決策 | 女性名詞。trouver une solution(解決策を見つける)。 |
| pont | 橋 | 男性名詞。traverser le pontで「橋を渡る」。 |
| escalier | 階段 | 男性名詞。monter l'escalier(階段を上がる)。 |
| pluie | 雨 | 女性名詞。Il y a de la pluie.などで天候を表現。 |
頻出形容詞10選(10語)
名詞の性数一致と置く位置(前か後ろか)に注意して覚えましょう。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| nombreux 形容詞 | 多数の | 名詞の前に置かれ「多くの」を表します。女性形nombreuse。 |
| national 形容詞 | 国内の | 名詞の後ろに置きます。男性複数形はnationaux。 |
| célèbre 形容詞 | 有名な | 「有名な」。名詞の前にも後ろにも置かれます。 |
| vert 形容詞 | 緑 | 色彩の形容詞は名詞の後ろに置きます。女性形verte。 |
| court 形容詞 | 短い | 「短い」。通常は名詞の前に置かれます。女性形courte。 |
| contraire 形容詞 | 反対の | au contraire(それどころか・逆に)の熟語も頻出。 |
| inquiet 形容詞 | 不安な | 「心配な」。女性形はinquièteと綴りが変わります。 |
| rapide 形容詞 | 速い | 「速い」。男女同形。副詞rapidementも派生語。 |
| intelligent 形容詞 | 賢い | 「知的な・頭が良い」。女性形はintelligente。 |
| nécessaire 形容詞 | 必要な | Il est nécessaire de + 不定詞(〜が必要だ)で頻出。 |
重要表現・つなぎ言葉8選(8語)
文章の論理関係を捉え、長文や対話文の読解スピードを高める語句です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| lorsque 接続詞 | のとき | 「〜のとき」。quandと同義で改まった表現。 |
| lequel 代名詞 | どれ | 関係代名詞・疑問代名詞。前置詞と組み合わせて使用。 |
| également 副詞 | また | 「同様に・また」。aussiに近い意味を持つ副詞。 |
| soit 接続詞 | どちらか | soit A soit Bで「AかBのどちらか」を表します。 |
| lors 前置詞 | の際に | lors de + 名詞で「〜の際に」という重要熟語。 |
| malgré 前置詞 | にもかかわらず | 前置詞で「〜にもかかわらず」。後ろに名詞を伴う。 |
| puisque 接続詞 | ので | 「〜なのだから」。相手も知っている理由を述べる。 |
| environ 副詞 | だいたい | 数量の前に置き「約・およそ」を表す重要副詞。 |
紛らわしい要注意単語6選(6語)
英語との意味の違いや多義語など、試験で失点しやすい要注意語です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| nombre | 数 | nombre(数)とnuméro(番号)の混同に注意。 |
| neuf 形容詞 | 新しい | 数字の9と同形ですが「新品の」を意味する形容詞。 |
| assister 動詞 | 出席する | 英語の「手助け」ではなく「出席する」の意味です。 |
| frais 形容詞 | 新鮮な | 「新鮮な」「涼しい」など文脈で訳が変わる語です。 |
| rare 形容詞 | 珍しい | 英語と同じ綴りですが発音は「ラール」となります。 |
| vide 形容詞 | 空の | 「空の」。反対語のplein(満ちた)と対比で覚える。 |
仏検・3級の単語レベルと必要語数の目安
仏検・3級は大学の第二外国語で1年半〜2年程度学んだレベルに相当し、日常生活に必要な基本的な会話や読み書きができる力が問われます。国際基準のヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)ではA1にあたります。
| 検定試験 | 該当レベル | 必要語数の目安 |
|---|---|---|
| 仏検・3級 | 初級修了・基礎定着 | 1,700語 |
| 仏検・4級 | 基礎レベル | 960語 |
| DELF | A2(初級) | 約1,500〜2,000語 |
本単語帳の740語は、4級までの超基礎単語を習得した学習者が3級合格を確実にするために上乗せすべき核心的な頻出語彙です。
仏検・3級の単語の覚え方
仏検・3級の語彙学習では、単語単体だけでなく文構造や音と一緒にインプットすることが合格への近道です。
1. 冠詞とセットで名詞の性を覚える
フランス語は名詞の性(男性・女性)が形容詞の一致や代名詞の選択に直結します。le château、la gareのように必ず定冠詞や不定詞を付けた状態で音読して記憶しましょう。
2. 動詞は前置詞の結合パターンを押さえる
3級の筆記試験では動詞の後ろに続く前置詞(àやde)の空所補充が頻出です。participer à(〜に参加する)やinterdire de(〜を禁じる)のように、熟語として声に出して身につけます。
3. 間隔をあけた小テストで復習する
覚えた単語は翌日、3日後、1週間後と間隔を広げながら想起テストを行いましょう。日本語からフランス語へ素早く引き出す訓練を繰り返すことで、長期記憶に定着します。
名詞の性を把握するため定冠詞付きで音読して覚える
空所補充対策として動詞とàやdeを熟語で身につける
翌日・3日後・1週間後と小テストを行い長期記憶化する
単語単体ではなく冠詞・前置詞・復習の頻度を意識して覚えます。
学習スケジュールの例
1日の学習時間や試験までの期間に合わせ、無理のないペースで周回学習を進めましょう。
| 学習ペース | 1日の目安 | 進め方 |
|---|---|---|
| 1日10分(コツコツ型) | 15〜20語 | 通学・通勤時間を活用し、語彙カード形式で約1か月半で740語を1周します。 |
| 2週間(直前追い込み型) | 約50語 | 見出し語のチェックを最優先し、既知の語を省きながら頻出動詞と接続詞を固めます。 |
| 1か月(標準プラン) | 約25語 | 平日に新規25語を進め、週末に復習テストを実施。月末に全体を見直します。 |
試験・会話で単語を活かすコツ
語彙を「知っている」状態から「試験や会話で即座に使える」状態に引き上げるためのポイントを解説します。
読解では文脈のつなぎ言葉に注目する
3級の長文読解では、lorsque(〜のとき)やpuisque(〜だから)などの接続詞が前後の論理関係を把握する決定打になります。これらの単語を目印にして文を意味のかたまりで区切る習慣をつけましょう。
リスニング対策としてリエゾンを意識する
フランス語は単語単体と文中の発音で音が変わることがあります。例えばun grand événementではdがtの音でつながります。単語帳の音声を聴く際は、前後の母音と結合した音の変化も注意深く確認してください。
同根語・派生語でまとめて増やす
動詞voyager(旅行する)から名詞voyage(旅)を連想するように、語尾のパターンから品詞を見分ける訓練をすると、初見の単語でも意味の推測が容易になります。
接続詞を目印にして前後の論理関係と文の区切りを把握
母音と結合した音の変化を単語帳の音声で確認する
語尾のパターンから品詞を見分け未知の単語も推測する
読解・リスニング・語彙力強化の各場面での活用ポイントです。
まとめ
仏検・3級の合格には、基礎的な日常語彙に加えて文章読解の要となる動詞や接続詞の確実な定着が不可欠です。本単語帳の740語を性別や前置詞とセットで反復し、音声とともに耳と口を慣らしていきましょう。日々の着実な積み重ねが、試験本番での自信とスムーズなフランス語の運用力へとつながります。
試験の時間・配点・合格基準・日程は、公式サイト(apefdapf.org)の掲載内容と 2026-10-06 に照合しました。変更されることがあるため、受験前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
よくある質問
- Q. 仏検4級の単語も復習すべきですか?
- はい、必須です。3級の試験問題は4級・5級の基本単語が身についている前提で作成されています。特に不規則動詞の現在形活用や基本名詞に不安がある場合は、並行して見直しておくと得点力が安定します。
- Q. 名詞の性別がなかなか覚えられません。
- 単語単体ではなく、必ず「un」「une」や「le」「la」を付けた音の響きで覚えましょう。また、-tionで終わる語は女性名詞、-mentで終わる語は男性名詞といった典型的な語尾の規則を知ることも大きな助けになります。
- Q. 動詞の活用はどこまで覚える必要がありますか?
- 3級では直説法現在に加え、複合過去、半過去、単純未来、近接過去・近接未来が頻出です。特に不規則動詞の過去分詞や幹母音の変化は単語学習と連動させて確実に押さえましょう。
- Q. DELF A2の対策にも役立ちますか?
- 大変有効です。DELF A2で求められる語彙水準は仏検3級と重なる部分が多く、日常会話や身近な社会生活に関する表現はそのままDELFの聞き取り・読解・会話試験に活用できます。




































































































