TOPIK 5級
TOPIK 5級の重要単語と覚え方
TOPIK 5級の語彙は、日常会話の枠を超えた社会・文化・学術分野の抽象概念や論理的な表現が中心となります。合格ラインに到達するには、見聞きして理解できるだけでなく、読解や論述で正確に使いこなせる語彙力が求められます。
本単語帳では出題頻度の高い1324語を厳選しました。まずは頻出単語の意味を押さえ、漢字語の規則性やコロケーションを意識しながら効率よく語彙を定着させましょう。
重要動詞(15語)
論説文やニュースで頻出する、論理展開や行動を示す重要動詞です。
| 韓国語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 실시하다 動詞 | 行う | 政策や調査を「行う」意味の頻出語です。 |
| 인정하다 動詞 | 認める | 事実や誤りを「認める」文脈で使われます。 |
| 개선하다 動詞 | 改善する | 制度や環境を「改善する」際に用います。 |
| 탈출하다 動詞 | 脱出する | 危機や場所から「脱出する」を表します。 |
| 납득하다 動詞 | 納得する | 説明や結果に「納得する」場面で重要です。 |
| 위반하다 動詞 | 違反する | 規則や法律に「違反する」という表現です。 |
| 사망하다 動詞 | 死亡する | 報道などで「死亡する」を表す硬い表現です。 |
| 환영하다 動詞 | 歓迎する | 客や提案を「歓迎する」際に使われます。 |
| 기념하다 動詞 | 記念する | 功績や記念日を「記念する」意味です。 |
| 방송하다 動詞 | 放送する | 番組やニュースを「放送する」動詞です。 |
| 전시하다 動詞 | 展示する | 美術品などを「展示する」文脈で頻出です。 |
| 자살하다 動詞 | 自殺する | 社会問題の文脈で「自殺する」を指します。 |
| 번역하다 動詞 | 翻訳する | 外国語の文章を「翻訳する」作業を表します。 |
| 소비하다 動詞 | 消費する | エネルギーや資源を「消費する」意味です。 |
| 강의하다 動詞 | 講義する | 大学などで「講義する」場面で使います。 |
重要名詞(15語)
読解問題のテーマとなる社会・学術的な頻出名詞です。
| 韓国語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 작품 名詞 | 作品 | 芸術や文学の「作品」を指す基本名詞です。 |
| 당시 名詞 | 当時 | 過去を振り返る「当時」を表す語です。 |
| 기업 名詞 | 企業 | 経済の文脈で頻出する「企業」のことです。 |
| 선거 名詞 | 選挙 | 政治の長文で頻出する「選挙」を表します。 |
| 영향 名詞 | 影響 | 「影響」を与える・受けるの形で頻出です。 |
| 단계 名詞 | 段階 | 物事の進展における「段階」を指します。 |
| 기능 名詞 | 機能 | 機械や身体の「機能」を意味する漢字語です。 |
| 원인 名詞 | 原因 | 結果と対になる「原因」を分析する語です。 |
| 경쟁 名詞 | 競争 | 市場や入試での激しい「競争」を表します。 |
| 지식 名詞 | 知識 | 専門的な「知識」の蓄積を指す語です。 |
| 분석 名詞 | 分析 | データや状況を「分析」する名詞です。 |
| 증거 名詞 | 証拠 | 主張を裏付ける「証拠」を意味します。 |
| 비율 名詞 | 割合 | 統計や増減を説明する「割合」です。 |
| 가치관 名詞 | 価値観 | 人々の多様な「価値観」を表す重要語です。 |
| 인간관계 名詞 | 人間関係 | 職場や社会での「人間関係」を指します。 |
重要形容詞(10語)
状態や評価を多角的に表現する重要形容詞です。
| 韓国語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 단순 形容詞 | 単純 | 構造や思考が「単純」であることを示します。 |
| 용감하다 形容詞 | 勇敢だ | 困難に立ち向かう「勇敢だ」を表します。 |
| 정기적 形容詞 | 定期的 | 決まった間隔で行う「定期的」な状態です。 |
| 주관적 形容詞 | 主観的 | 個人の意見に基づく「主観的」な見解です。 |
| 무책임하다 形容詞 | 無責任だ | 義務を果たさない「無責任だ」を表します。 |
| 신체적 形容詞 | 身体的な | 精神と対比される「身体的な」特徴です。 |
| 자연적 形容詞 | 自然な | 作為のない「自然な」様子を示します。 |
| 섹시하다 形容詞 | セクシー | 魅力的な外見を褒める「セクシー」です。 |
| 현대적 形容詞 | 現代的 | 現代の感覚に合った「現代的」な意です。 |
| 예술적 形容詞 | 芸術的 | 美や感性に優れる「芸術的」な状態です。 |
その他の品詞(7語)
文章の流れを支える助詞・副詞・感動詞です。
| 韓国語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 도 助詞 | も | 並立や強調を表す助詞「〜も」です。 |
| 매달 副詞 | 毎月 | 繰り返される周期を示す副詞「毎月」です。 |
| 은 助詞 | は | 主題を提示する重要助詞「〜は」です。 |
| 아하 感動詞 | なるほど | 納得や気づきを示す感動詞「なるほど」です。 |
| 요 助詞 | ます | 丁寧さを添える文末助詞の「〜です・ます」。 |
| 만세 感動詞 | 万歳 | 喜びや祝福を叫ぶ感動詞「万歳」です。 |
| 최소 副詞 | 少なくとも | 下限を提示する副詞「少なくとも」です。 |
紛らわしい語(6語)
形や意味が似ており、使い分けに注意が必要な単語です。
| 韓国語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 상황 名詞 | 状況 | 周囲の情勢や進行中の「状況」を指します。 |
| 상태 名詞 | 状態 | その時点での様子や「状態」を指します。 |
| 중앙 名詞 | 真ん中 | 真ん中の位置を示す「中央」です。 |
| 중부 名詞 | 中部 | 特定地域の「中部」を指し区別が必要です。 |
| 과정 名詞 | 過程 | 物事の経過を表す「過程」のことです。 |
| 구조 名詞 | 構造 | 仕組みや組み立てを示す「構造」です。 |
TOPIK 5級の単語レベルと必要語数の目安
TOPIK 5級は上級の入り口に位置し、専門分野での研究や業務遂行に必要な言語機能をある程度遂行できるレベルと定義されています。一般的な目安として必要な総語彙数は約6,000〜8,000語とされ、本単語帳の1324語はその中でも出題頻度が特に高い中核語彙です。
| 試験・検定 | 該当級 | 必要語数の目安 | 求められる語彙水準 |
|---|---|---|---|
| TOPIK | 5級(上級) | 約6,000〜8,000語 | 時事・学術論説・専門ビジネス |
| ハングル能力検定試験 | 準1級 | 約6,000〜7,000語 | 新聞論説・慣用句・四字熟語 |
初級・中級と比べ、漢語や派生語の比率が大きく高まります。日本語の語彙と共通する漢字語が多いため、語幹の意味を把握すれば効率的に語彙を増やせます。
TOPIK 5級の単語の覚え方
上級語彙を効率よく定着させるには、単語単体ではなく前後の文脈や連語関係を意識した学習が不可欠です。
- コロケーションで覚える: 영향(影響)は「影響を及ぼす(영향을 미치다)」、개선하다(改善する)は「待遇を改善する」など、一緒に使われる動詞や名詞とセットで記憶します。
- 漢字の音読みを活用する: 韓国語の漢字語の多くは日本語と規則的に対応しています。例えば「実=실」「施=시」から 실시하다(実施する・行う)が連想できるように、漢字の対応パターンを意識しましょう。
- 間隔反復と小テスト: 覚えた翌日、3日後、1週間後と間隔を空けてテストを実施します。短時間で「韓国語を見て日本語を即答できるか」を反復することが長期記憶への近道です。
- 音声と一緒に音読する: 発音変化が起きやすい単語も多いため、必ず正しい音声を聞きながら声に出して定着させましょう。
一緒に使われる名詞や動詞とセットで記憶する
日本語との規則的な対応パターンを意識して連想
翌日・3日後・1週間後と間隔を空けて即答を確認
発音変化に注意し正しい音声を聞き声に出す
単語単体ではなく文脈や漢字の規則性を意識して効率的に記憶します。
学習スケジュールの例
生活スタイルに合わせ、無理のないペースで1324語を周回する学習計画の目安です。
| 学習期間 | 1日の学習時間 | 1日の単語数 | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 1日10分(長期) | 約10分 | 15語 | 前日の復習3分+新規15語。約3か月で1周し、記憶を維持します。 |
| 2週間(直前対策) | 約60分 | 90〜100語 | 既知の語を素早く除外し、未暗記の単語を集中的に周回します。 |
| 1か月(標準ペース) | 約30分 | 45語 | 平日45語ずつ進め、週末に間違えた単語を総復習して1か月で完成させます。 |
試験・会話で単語を活かすコツ
覚えた単語をTOPIKの試験や実際のコミュニケーションでアウトプットできるようにするための実践ポイントです。
TOPIK 読解・論述での活用
読解では、원인(原因)や 상황(状況)といった抽象名詞が段落の要約文に直結します。文頭の接続語とともに論理の展開を見極める目印にしましょう。また、作文(쓰기)の問53や問54では、口語表現を避け、실시하다(行う)や 소비하다(消費する)などの硬い動詞を意図的に使うことで高得点が狙えます。
会話での適切な使い分け
上級単語はフォーマルな場で真価を発揮します。面接や発表では 납득하다(納得する)や 주관적(主観的)といった的確な語句を選び、論理的かつ説得力のある発言を心がけましょう。日常会話では親しみやすい表現を使い、場に応じた使い分けを意識することが大切です。
読解・論述での活用
- 抽象名詞を段落の要約の目印にする
- 文頭の接続語で論理展開を見極める
- 作文では硬い動詞を意図的に使用する
会話での適切な使い分け
- 面接や発表では的確な語句で論理的に話す
- 日常会話では親しみやすい表現を選ぶ
- フォーマルと日常で場に応じた使い分けをする
読解・論述試験と会話のそれぞれの場面に応じた単語の使い分けを整理しました。
まとめ
TOPIK 5級の合格には、社会・学術的な文脈で使われる抽象語や論理語の確実な習得が不可欠です。本単語帳の1324語を繰り返し反復し、漢字語のルールやコロケーションを意識して定着を図りましょう。身につけた語彙を読解や作文で積極的に使いこなすことで、上級レベルの実力が着実に養われます。
試験の時間・配点・合格基準・日程は、公式サイト(www.topik.go.kr)の掲載内容と 2026-10-06 に照合しました。変更されることがあるため、受験前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
よくある質問
- Q. TOPIK 5級単語の特徴は?
- 社会、経済、文化、科学などの論説文やニュースで使われる漢字語や抽象名詞が中心となります。日常会話の平易な表現から、改まった場面や文章語で用いる語彙へのステップアップが求められる点が大きな特徴です。
- Q. 漢字語はどう覚えるべきですか?
- 韓国語の漢字1文字には基本的に1つの読みが対応しています。例えば「관(観)」「념(念)」を覚えると、「관념(観念)」「가치관(価値観)」など芋づる式に語彙を増やせるため、漢字の対応規則を意識して覚えるのが効果的です。
- Q. 作文(쓰기)で単語を使う注意点は?
- 「해요体」などの口語表現や会話用の単語を避け、文末を「〜ㄴ/는다」で統一し、文章語である高級語彙を使用します。「하다」の代わりに「실시하다」「진행하다」を用いるなど、格式の高い動詞を選択することが加点につながります。
- Q. 1324語の効率的な復習方法は?
- 1周目は知っている単語を仕分けて印をつけ、2周目以降は間違えた単語のみに絞って反復するのがおすすめです。1語に時間をかけず、1〜2秒で意味が思い浮かぶかテンポよく確認する回数学習を実践しましょう。




































































































