DELE B2
DELE・B2の重要単語と覚え方
DELE・B2レベルでは、日常生活を超えた抽象的な議論や専門的なニュースを理解し、自分の意見を論理的に表現する語彙力が求められます。本ページは出題傾向を踏まえた2448語を頻出順に掲載しています。
まずは上から順に目を通し、見覚えのない単語をチェックしましょう。読解だけでなく、作文や面接で自ら使えるようにコロケーションとともに覚えるのが合格への最短ルートです。
動詞(15語)
論述や意見表明で核となる頻出動詞を厳選しました。
| スペイン語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| reutilizar 動詞 | 再利用する | 環境問題の記述で頻出する動詞です。 |
| sentar 動詞 | 似合う | 服が似合う、または体に合う意で用います。 |
| aumentar 動詞 | 増やす | 数値や割合の増加を表す基本語です。 |
| ignorar 動詞 | 無視する | 「知らない」または意図的な無視を指します。 |
| elegir 動詞 | 選ぶ | 不規則変化(e→i)に注意が必要です。 |
| aterrizar 動詞 | 着陸する | 比喩的に計画の着地点を表すこともあります。 |
| restar 動詞 | 差し引く | 重要性などを減じる文脈でも使われます。 |
| liderar 動詞 | 率いる | 組織や議論を主導する場面で頻出です。 |
| reparar 動詞 | 修理する | 物理的修復のほか誤りの是正にも使います。 |
| contrastar 動詞 | 比較する | conを伴い相違点を際立たせる動詞です。 |
| secar 動詞 | 乾かす | 再帰動詞secarse(乾く)も頻出です。 |
| basar 動詞 | 根拠にする | 通常basarse en(根拠を置く)で用います。 |
| observar 動詞 | 観察する | 注視する・観察結果を述べる際に便利です。 |
| calcular 動詞 | 計算する | 予測やリスク計算の文脈でも多用されます。 |
| supervisar 動詞 | 監督する | 業務やプロジェクトの管理・監査を表します。 |
名詞(15語)
社会論題やビジネスで頻出する抽象・専門名詞です。
| スペイン語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| ejecutivo | 管理職 | 企業の幹部や管理職層を指します。 |
| táctica | 戦術 | 計画達成のための具体的な方策のことです。 |
| promotor | 主催者 | イベントや事業の推進役を指します。 |
| adolescencia | 思春期 | 若年層の心理や教育の論述で頻出です。 |
| pacto | 合意 | 国家間や政党間の公式な協定を指します。 |
| globalización | グローバル化 | 経済・文化の国際化論題の必須名詞です。 |
| burocracia | お役所仕事 | 手続きの煩雑さなど批判的文脈で多用です。 |
| contraste | 対比 | en contraste conなどの形で対比を示します。 |
| metrópolis | 大都市 | 都市問題や人口過密のテーマで頻出です。 |
| pensador | 思想家 | 哲学者や知識人を指す表現です。 |
| evidencia | 証拠 | 論理の裏付けとなる根拠を示します。 |
| ansiedad | 不安 | 現代のメンタルヘルス論議で不可欠です。 |
| ética | 倫理 | 道徳規範や職業倫理を論じる語です。 |
| donación | 寄付 | 慈善活動や臓器移植の文脈で登場します。 |
| profesión | 職業 | 専門職やキャリア形成の話題で使います。 |
形容詞(10語)
意見のニュアンスを精密に伝える重要形容詞です。
| スペイン語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| adicional 形容詞 | 追加の | 情報や費用の追加を説明する際に使います。 |
| corrupto 形容詞 | 不正な | 政治・組織の不正を批判する重要語です。 |
| productivo 形容詞 | 生産的 | 議論や活動の実り多さを評価できます。 |
| obligatorio 形容詞 | 必須 | 規則や教育課程の義務性を表します。 |
| racional 形容詞 | 理にかなった | 感情論と対置する論理的判断を示します。 |
| potente 形容詞 | 強力な | 影響力や性能の強大さを表す語です。 |
| cosmopolita 形容詞 | 国際的な | 国際色豊かで開かれた都市や人物を形容。 |
| inmóvil 形容詞 | 動かない | 静止状態や硬直した情勢を意味します。 |
| inevitable 形容詞 | 避けられない | 社会変化などの不可避性を述べる語です。 |
| versátil 形容詞 | 多才な | 道具の用途の広さや人の多才さを示します。 |
その他の品詞(8語)
文と文を論理的につなぐ副詞や代名詞です。
| スペイン語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| allá 副詞 | あそこ | 心理的・物理的に遠い場所を指す副詞。 |
| mío 代名詞 | 私のもの | 所有を明示する所有代名詞の形です。 |
| aun 副詞 | さらに | 強調の「さらに」。アクセント有無に注意。 |
| cual 代名詞 | どれ | 関係代名詞el cual等の形で多用されます。 |
| tradicionalmente 副詞 | 伝統的に | 慣習や過去の傾向を説明する接続的副詞。 |
| quien 代名詞 | 誰 | 先行詞が人を指す関係代名詞の用法が中心。 |
| adentro 副詞 | 中に | 内部への方向や位置を示す副詞です。 |
| anteayer 副詞 | おととい | 時系列の順序を述べる際に用いる副詞です。 |
紛らわしい語(8語)
意味の混同や多義性に注意すべき頻出語です。
| スペイン語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| baja | 病欠 | 形容詞bajoでなく「病欠・登録抹消」の名詞。 |
| justo 副詞 | ちょうど | 形容詞「公正な」と副詞「ちょうど」を区別。 |
| tanto 副詞 | そんなに | 程度を示す副詞や数量詞として多面的に機能。 |
| comienzo | 始まり | 動詞活用形と同形ですが「開始」の名詞です。 |
| principio | 始まり | 「発端」のほかに「道徳的信条」の意味あり。 |
| señal | 合図 | 交通標識、合図、兆候など文脈で訳し分け。 |
| tono | 調子 | 声の調子、色合い、文章の語調と多義的です。 |
| distinto 形容詞 | 違う | diferenteと同義ですが前置で「多様な」意。 |
DELE・B2の単語レベルと必要語数の目安
DELE・B2はヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)における中上級に位置し、社会的なテーマについて母語話者と円滑に対話できる語彙力が求められます。国内のスペイン語技能検定では準1級から2級程度に相当します。
| 試験・枠組み | レベル | 必要語数の目安 |
|---|---|---|
| CEFR / DELE | B2(中上級) | 約4,000〜5,000語 |
| スペイン語技能検定 | 準1級〜2級 | 約4,000〜5,500語 |
| DELE(参考) | B1(中級) | 約2,000〜2,500語 |
日常会話主体のB1に比べ、B2では時事問題や環境、科学技術に関する抽象名詞や論理接続語が大幅に増加します。本単語帳の2448語を押さえることで、読解や口頭試問で必要な基盤語彙を効率よく網羅できます。
DELE・B2の単語の覚え方
B2語彙を定着させるには、単語単体ではなく文脈と結びつけた体系的な学習が欠かせません。
- コロケーションで覚える: tomar una decisiónのように動詞と名詞の連語を意識し、セットで記憶します。
- 音声の活用と音読: 単語の発音とアクセント位置を確認し、声に出して覚えることでリスニング対策を兼ねます。
- 接頭辞・接尾辞に着目する: reutilizar(re-+動詞)やinevitable(in-+形容詞)など、造語ルールを理解すると未知の単語も推測しやすくなります。
- 間隔反復とセルフテスト: 1日後、3日後、1週間後と復習間隔を広げながら、意味を能動的に想起する小テストを繰り返しましょう。
読解用にとどめず、作文や面接で自ら使える「発信語彙」に引き上げることが重要です。
tomar una decisiónなど動詞と名詞の連語で記憶する
発音とアクセントを確認し、声に出してリスニングも対策
re-やin-などの造語ルールから未知の単語を推測する
1日後・3日後・1週間後と間隔を広げて能動的に想起
単語を単体で暗記せず、文脈や構造と結びつけて発信語彙へと引き上げます。
学習スケジュールの例
無理のない学習計画を立て、間隔を空けながら反復することが記憶定着の鍵です。
| 期間 | 1日の学習時間 | 目標語数 | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 1日 | 10〜15分 | 20〜30語 | 頻出順に確認し、不明な単語に印を付ける。 |
| 2週間 | 15〜20分 | 約300語 | 印を付けた語の例文確認と小テスト反復。 |
| 1か月 | 20〜30分 | 約600〜800語 | 派生語の確認に加え、短文作成練習を行う。 |
短時間でも毎日触れ続けることで、定着率が格段に向上します。
試験・会話で単語を活かすコツ
DELE・B2の実技試験(書簡文・口頭表現)では、同じ表現の繰り返しを避け、語彙の豊かさを示すことが高く評価されます。
言い換え(パラフレーズ)能力を高める
例えば「増える」と言いたい場合、基本語のaumentarだけでなくelevarなどの同義表現をストックしておくと、表現の幅が広がります。また、en consecuenciaやpor lo tantoのような論理接続語を自然に挿入できると、論述の説得力が増します。
多義語と前置詞の結合に配慮する
B2レベルの減点要因として多いのが、前置詞の誤用です。basarであればbasarse enというように、要求される前置詞まで正確に把握して発信しましょう。
aumentarに対しelevarなどの同義表現をストックする
en consecuenciaやpor lo tantoを挿入し説得力を高める
basarse enのように要求される前置詞まで正確に把握する
同じ表現の繰り返しを避け、前置詞の結合まで正確に把握して活用します。
まとめ
DELE・B2の語彙学習では、社会的なテーマを扱える抽象語や論述表現の習得が鍵となります。本単語帳の2448語を品詞やコロケーションと関連づけて覚えることで、実戦的な発信力が身につきます。日々の小テストと復習スケジュールを習慣化し、確固たる語彙力を築いて試験突破を目指しましょう。
よくある質問
- Q. DELE・B2に必要な単語数はどのくらいですか?
- 一般的な目安として約4,000〜5,000語程度とされています。B1までの基礎語彙に加えて、社会問題や論説文に対応できる抽象語・専門語彙を約2,000〜2,500語上乗せする必要があります。
- Q. B1の単語に不安がある場合、B2から始めても大丈夫ですか?
- まずはB1の必須語彙が身についているか確認することをおすすめします。基礎的な動詞活用や日常語に穴があると、B2の長文読解や作文で正確な文を構築することが難しくなります。
- Q. 単語帳の2448語はどのような基準で選ばれていますか?
- DELE・B2や西検準1級・2級の過去問・公式シラバスを分析し、試験での出現頻度と社会・文化・科学などの頻出テーマを重視して実用性の高い順に選定しています。
- Q. 面接試験(口頭表現)の単語対策はどうすればよいですか?
- 意味の暗記だけで終わらせず、音声を聴いて自分で発音しながら短文を作る練習が有効です。特に賛成・反対の意見を述べる表現や根拠を示す接続語を口頭で使い慣れておきましょう。




































































































