仏検 5級
仏検・5級の重要単語と覚え方
仏検・5級は、フランス語の学習を始めたばかりの初心者にとって最初の大きなマイルストーンです。出題される単語は、日常生活のあいさつや自己紹介、家族、時間などを表現するための最重要語が中心となります。
本ページでは、試験によく出る基本546語を厳選しました。まずは本一覧の単語を目安に、名詞の性別(男性名詞・女性名詞)や基本動詞の現在形活用とセットで覚えることが合格への最短ルートです。
最重要動詞15選(15語)
文の骨組みを作る、試験頻出の基本動詞です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| être 動詞 | だ | 最重要のbe動詞相当。活用は最優先暗記。 |
| avoir 動詞 | 持っている | 「持つ」のほか、年齢表現にも必須です。 |
| faire 動詞 | する | 「する・作る」や天候の表現に使います。 |
| aller 動詞 | 行く | 「行く」の意味。近接未来の文法でも頻出。 |
| dire 動詞 | 言う | 「言う」の意味。3人称現在の活用に注意。 |
| pouvoir 動詞 | できる | 「〜できる」の助動詞的動詞。活用を暗記。 |
| voir 動詞 | 見る | 「見る・会う」の意味。不規則活用です。 |
| vouloir 動詞 | 欲しい | 「欲しい・〜したい」という願望を表す動詞。 |
| savoir 動詞 | 知っている | 知識として「知っている」ことを表します。 |
| venir 動詞 | 来る | 「来る」の意味。近接過去の文型でも頻出。 |
| prendre 動詞 | 取る | 「取る・食べる・乗る」など用途が多彩。 |
| parler 動詞 | 話す | 規則的な第1群規則動詞の代表格です。 |
| aimer 動詞 | 好きだ | 「好む・愛する」。母音始まりの縮約に注意。 |
| partir 動詞 | 出発する | 「出発する」。語尾変化に注意しましょう。 |
| manger 動詞 | 食べる | 「食べる」。nousの綴り変化に注意。 |
身の回りの基本名詞15選(15語)
日常生活や身近な人物を表す必須名詞です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| homme | 男の人 | 男性名詞。無音のhなのでエリジオンします。 |
| jour | 日 | 「日・昼」を表す男性名詞です。 |
| femme | 女性 | 「女性・妻」を表す女性名詞です。 |
| temps | 時間 | 「時間・天気」を表す男性名詞。単複同形。 |
| vie | 人生 | 「人生・命・生活」を表す女性名詞です。 |
| enfant | 子ども | 「子ども」。男女同形で冠詞で区別します。 |
| maison | 家 | 「家」を表す女性名詞です。 |
| pays | 国 | 「国」を表す男性名詞。語末はsで不変。 |
| travail | 仕事 | 「仕事」を表す男性名詞。複数形はtravaux。 |
| ami | 友達 | 「友人」。女性の友人はamieとなります。 |
| ville | 街 | 「街・都市」を表す女性名詞です。 |
| père | 父 | 「父親」を表す男性名詞です。 |
| famille | 家族 | 「家族」を表す女性名詞です。 |
| voiture | 車 | 「車」を表す女性名詞です。 |
| école | 学校 | 「学校」を表す女性名詞。母音始まりです。 |
様子や性質を表す形容詞10選(10語)
名詞の性数に合わせて語尾を変化させる基本形容詞です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| grand 形容詞 | 大きい | 「大きい」。通例、名詞の前に置かれます。 |
| petit 形容詞 | 小さい | 「小さい」。名詞の前に置くことが多い語。 |
| bon 形容詞 | 良い | 「良い」。女性形はbonneになります。 |
| nouveau 形容詞 | 新しい | 「新しい」。女性形nouvelleに注意。 |
| même 形容詞 | 同じ | 「同じ」。名詞の前に置かれます。 |
| jeune 形容詞 | 若い | 「若い」。男女同形で女性形もjeune。 |
| seul 形容詞 | 一人 | 「ひとりの・唯一の」を表します。 |
| beau 形容詞 | 美しい | 「美しい」。女性形belleは不規則変化。 |
| dernier 形容詞 | 最後の | 「最後の」。女性形はdernière。 |
| vieux 形容詞 | 古い | 「古い」。女性形vieilleに注意。 |
文をつなぐ前置詞・副詞8選(8語)
文法問題や読解で鍵となる頻出の機能語です。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| dans 前置詞 | 中に | 「〜の中に」。場所や空間を表す基本語。 |
| pour 前置詞 | ために | 「〜のために・〜向けに」という目的・対象。 |
| avec 前置詞 | 一緒に | 「〜と一緒に・〜を使って」を表します。 |
| bien 副詞 | よく | 「よく・上手に」。状態を強調します。 |
| très 副詞 | とても | 「とても」。形容詞や副詞を修飾します。 |
| aussi 副詞 | も | 「〜もまた」を表す同調の副詞です。 |
| toujours 副詞 | いつも | 「いつも・相変わらず」という頻度を表す語。 |
| beaucoup 副詞 | たくさん | 「たくさん」。deを伴って名詞を修飾。 |
つまずきやすい紛らわしい語8選(8語)
形やつづり、発音が似ていて混同しやすい語のペアです。
| フランス語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| an | 年 | 「年」の男性名詞。数詞と併用します。 |
| année | 年 | 「年」の女性名詞。期間の長さを強調。 |
| où 副詞 | どこに | 「どこ」。アクサン記号(ù)があります。 |
| ou 接続詞 | それとも | 「または」。アクサン記号はありません。 |
| sur 前置詞 | 上に | 「〜の上に」の前置詞。アクサンなし。 |
| sûr 形容詞 | 確かだ | 「確実な」の形容詞。アクサン(û)あり。 |
| là 副詞 | そこ | 「そこ」の副詞。アクサン(à)あり。 |
| la | その | 女性単数定冠詞の「その」。アクサンなし。 |
仏検・5級の単語レベルと必要語数の目安
実用フランス語技能検定試験(仏検)5級は、フランス語学習の導入レベルに位置づけられています。大学の第二外国語であれば約半年、学習時間にして50時間以上が習得の目安です。
| 試験・規格 | 該当レベル | 必要語数の目安 |
|---|---|---|
| 仏検・5級 | 入門レベル | 560語 |
| 仏検・4級 | 基礎初級レベル | 960語 |
| DELF | A1(入門) | 約500〜1,000語 |
仏検5級では、日常生活に必要な定型表現や簡単な身の回りの単語を正確に聞き取り、読めるかどうかが問われます。約550語を確実に定着させれば、十分に合格基準へ到達できます。
仏検・5級の単語の覚え方
フランス語の単語学習をスムーズに進めるには、英語とは異なるフランス語特有のルールを意識した暗記法が効果的です。
名詞は冠詞とセットで覚える
名詞を単体で覚えず、un livre(本)、une maison(家)のように必ず不定冠詞や定冠詞と一緒に声に出して覚えましょう。名詞の性別(男性・女性)をあとから覚え直す手間が省けます。
音声と綴りを一致させる
フランス語は語末の子音字を読まないなど、規則的な発音ルールが存在します。必ずネイティブ音声を聴き、真似て発音しながら綴りを書くことで、リスニング問題にも直結する記憶が作られます。
間隔反復と小テスト
一度に何十個も覚えるより、1日20語を翌日、3日後、1週間後と間隔を空けて小テストで復習する間隔反復が定着率を劇的に高めます。
un livreのように冠詞をつけて覚え、名詞の性別も一緒に定着させます。
音声を聴いて発音しながら綴りを書き、発音ルールと一緒に記憶します。
1日20語を翌日・3日後・1週間後と間隔を空けて小テストで復習します。
フランス語特有のルールを意識して効率よく単語を定着させましょう。
学習スケジュールの例
本単語帳の546語を無理なく習得するための学習プランです。1日10分から15分のスキマ時間を活用して進めましょう。
| 期間プラン | 1日の学習目安 | 進め方 |
|---|---|---|
| 2週間完成 | 約40語 / 日 | 基本単語をハイペースで1周し、後半で間違えた単語を反復。 |
| 1か月完成 | 約20語 / 日 | 前半3週間で全単語を網羅し、残り1週間を総復習と小テストに充てる。 |
通勤・通学時間や就寝前の短い時間で、反復回数を増やす学習法が効果的です。
試験・会話で単語を活かすコツ
単語を覚えたら、試験の得点や実践的なコミュニケーションにつなげるための工夫を取り入れましょう。
基本動詞の活用を最優先にする
être、avoir、faire、aller などの最頻出動詞は、直説法現在の活用が瞬時に出てくるまで口頭で練習してください。仏検5級の文法問題の多くは動詞の適切な活用形を選ぶ形式です。
アクサン記号を軽視しない
où(どこ)と ou(または)、sur(上に)と sûr(確実な)のように、記号の有無で品詞や意味が全く変わる語があります。綴りの正確さが筆記問題で失点を防ぐ鍵です。
短い定型文で覚える
Comment allez-vous ?(ご機嫌いかがですか)や C'est bon.(おいしいです)など、日常会話のフレーズとして丸ごとストックしておくと、リスニングでも即座に反応できるようになります。
- 基本動詞の直説法現在を活用練習être、avoir、faire、allerなどを瞬時に言えるようにする
- アクサン記号の有無を正確に確認oùとou、surとsûrなど意味が変わる語の綴りに注意する
- 短い定型フレーズを丸ごとストックComment allez-vous?などの日常表現で即座に反応できるようにする
試験の得点力と実践力を高めるために押さえておきたい3つのポイントです。
まとめ
仏検・5級の合格には、頻出の約550語を確実に理解し、使いこなせることが土台となります。名詞の性別や動詞の現在形活用を丁寧に押さえ、音声学習を取り入れて耳からも定着させましょう。基本語を着実に身につけることで、次のステップである4級や会話表現への応用力も自然と身につきます。
試験の時間・配点・合格基準・日程は、公式サイト(apefdapf.org)の掲載内容と 2026-10-06 に照合しました。変更されることがあるため、受験前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
よくある質問
- Q. 仏検5級の単語はスペルまで書く必要がありますか?
- 仏検5級はマークシート形式の選択問題が中心のため、スペルを正確に書けなくても意味が分かれば正解できます。ただし、3級以降の記述問題や正確な読解を見据えて、主要な基本語は書けるようにしておくのが理想です。
- Q. 名詞の男性・女性はどうやって見分ければよいですか?
- 語尾のパターンである程度推測できますが、初心者のうちは単語を覚える際に必ず un や une などの冠詞を添えて発音し、セットで丸暗記するのが最も確実で混同しにくい方法です。
- Q. 英語と似ている単語はそのままの意味で使えますか?
- 英語と語源が共通する単語も多いですが、発音が大きく異なるほか、意味がズレている場合もあります。英語の知識を補助にしつつも、フランス語としての正確な意味と発音を個別に確認しましょう。
- Q. 仏検5級の学習期間はどのくらい必要ですか?
- ゼロから始める場合、公式の標準学習時間としては50時間以上が目安です。毎日30分の学習を2〜3か月続けるか、1日1時間集中して1か月程度取り組むことで合格レベルに到達できます。




































































































