「知っている」はフランス語で何と言う?
フランス語で「知っている」を表す最も一般的な語は savoir と connaître です。この2つは対象によって明確に使い分けます。情報や事実、やり方を知っている場合は savoir を使い、人や場所、作品などを経験や面識を通じて知っている場合は connaître を使います。
使い分け
- savoir
情報、事実、知識として知っている場合に使います。後ろに接続詞の que や疑問詞、または動詞の原形が続くのが特徴です。
Je sais où il habite.
私は彼がどこに住んでいるか知っています。
- connaître
人や場所、事物と面識やつながりがあり、経験として知っている場合に使います。後ろには必ず名詞が直接続きます。
Tu connais cette chanson ?
この歌を知っていますか?
よくある間違い
✕ Je sais Pierre.
○ Je connais Pierre.
人を「知っている(面識がある)」と言うときは savoir ではなく connaître を使います。
✕ Je connais qu'il est parti.
○ Je sais qu'il est parti.
節を伴って「〜だと知っている」と言う場合、connaître は使えず savoir を使います。
「知っている」のよくある質問
Q. 「泳ぎ方を知っている」は何と言いますか?
Q. 「パリを知っている」の使い分けは?
例文
コアイメージ
事実や手順が頭に定着していて、自信をもって取り出せる状態
関連語
使い方
類義語との違い
savoir: 事実や手順が頭に定着していて、自信をもって取り出せる状態を指す
connaître: 人物や場所、作品などに直接関わった経験がありそれを見分けられる状態を指す
apprendre: 新しい事柄や技術を学んで身につける過程を指す
comprendre: 物事の意味や仕組みを飲み込んで納得する状態を示す
se souvenir: 過去に経験したことを記憶から思い起こすことを指す
フランス語での定義
Savoir est un verbe signifiant posséder une information ou la maîtrise d'une activité; il sert à dire qu'une personne connaît un fait ou sait accomplir quelque chose, en général suivi d'un infinitif.
語源
savoir はラテン語の sapere に由来し、本来は『味わう・賢い』の意味から転じて判断や知識を指す語となり、現代フランス語で『知っている・できる』を表すようになった
コラム
- 会話では tu sais? や tu sais ça? のように前置きとして使われ、話題をつなぐ働きがある点に注目

ゲームで覚える・約 1 分
savoir をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
繰り返し接することで身についた知識や馴染みの感覚
関連語
使い方
類義語との違い
connaître: 何度か接して馴染みができたり面識がある状態を表す「知っている」
savoir: 事実ややり方などを知識として理解している状態を表す
reconnaître: 以前に会ったり見たりした相手や物を見て思い出し、識別できることを表す
fréquenter: 人や場所に繰り返し通って親しくなったり馴染むことを表す
rencontrer: 人と出会ったり顔を合わせることを表す
フランス語での定義
Avoir acquis une connaissance par l'expérience ou par la fréquentation, plutôt qu'un savoir purement factuel ou théorique.
語源
語源はラテン語 cognoscere(語根 gnosc-/gnos-「知る」)で、古フランス語の変形を経て現在の用法になった
コラム
- 人や場所、作品や経験など関わりを通して知る対象に使うのが自然で、事実ややり方を述べる場面では通常 savoir を用いる