「とても」はフランス語で何と言う?
「とても」に当たる最も一般的で標準的な語は très です。話し言葉では、若者を中心に「度を越して」から転じた trop もよく使われます。感情を込めて「これほどまでに」と強調したいときは tellement、口語で親しい相手に「驚くほど」と言いたいときは drôlement を使って表現を豊かにできます。
使い分け
- très
最も基本の語です。形容詞や副詞を修飾し、フォーマルから日常会話まで場面を選ばずに使えます。
Ce livre est très intéressant.
この本はとても面白いです。
- trop
本来は「〜すぎる」という意味ですが、口語では「すごく」「超」という意味で肯定的に頻繁に使われます。
C'est trop bon !
これ、すごくおいしい!
- tellement
「あまりにも」「これほどまでに」という感情の高まりや強調を表し、後続の結果を導く文脈でも使われます。
Je suis tellement fatigué.
私はとても疲れています。
- drôlement
くだけた日常会話で「びっくりするほど」「めっぽう」というニュアンスを込めて程度を強調する表現です。
Il fait drôlement froid aujourd'hui.
今日はとても寒いね。
よくある間違い
✕ J'aime très ce film.
○ J'aime beaucoup ce film.
très は動詞を直接修飾できません。動詞を修飾する場合は beaucoup を使います。
「とても」のよくある質問
Q. tropはいつでも使えますか?
Q. beaucoupとの違いは何ですか?
例文
コアイメージ
メーターの針を右へ大きく振って程度を強める動作を表す。
関連語
使い方
類義語との違い
très: 形容詞や副詞の程度を強め、とてもという意味を表す
vraiment: 本当にという意味で、事柄の確かさや強い肯定を示す
tellement: 程度や量が非常に大きいことを示す
si: 感嘆や強い程度を表し、とてもという意味で用いる
bien: 話し言葉で程度を強め、かなり・とてもという意味で使う
フランス語での定義
Adverbe placé avant un adjectif ou un adverbe pour indiquer une forte intensité.
語源
古フランス語の tres から語形や発音が変化して現在の très になり、語源的にはラテン語 trans と関連があるとされる。
コラム
- très は通常形容詞や副詞を修飾し、動詞を直接修飾しないため『Il travaille très』とは言わず『Il travaille très bien』のように補語を伴う表現にする必要がある。

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例文
コアイメージ
メーターの針が赤い警告域を越えて示している様子
関連語
使い方
類義語との違い
trop: 度合いが過ぎて好ましくない過剰さを含むことを示す。
très: 程度が高いことを示す。
tellement: 非常に強い程度を示す。
beaucoup: 量や程度が多いことを示す。
vraiment: 事実や感情を強く肯定する。
フランス語での定義
Adverbe marquant un degré très élevé ou un excès; il sert d'intensificateur dans la langue parlée et introduit «trop de» devant un nom.
語源
語は古フランス語 trop にさかのぼり、遅ラテン語 tropus(ギリシャ語 tropos に由来)を通じて現代フランス語に残り、元は「向き・性質」を示したが用法の変化で「過度」を表すようになった
コラム
- ニュアンスの違いとして、単に「とても」と言いたい場合は中立的な très を使う方が適切なことが多く、trop は過度や否定の含みが出やすい点を把握しておく
例文
コアイメージ
ある性質や感情が押し寄せて量的に膨れる感覚
関連語
使い方
類義語との違い
tellement: 感情や性質が強く押し寄せるように『とても』を表す、会話でよく使う副詞
très: 程度が高いことを示す副詞
vraiment: 確かさや強い肯定を示して『本当に』と訳される副詞
trop: 程度が度を越していることを示す副詞
si: 形容詞や副詞の程度を強める短い副詞
フランス語での定義
Adverbe d'intensité utilisé pour marquer une grande ampleur; il se place devant un adjectif, un adverbe ou après un verbe pour renforcer une idée.
語源
この副詞は中世フランス語で形作られ、tel(ラテン語 talis)と副詞化接尾辞 -ment の結合から生じ、意味は『そのような程度で』から次第に単純な強調『とても』へと変化した。
コラム
- 書き言葉の硬い文脈ではtrèsが好まれる傾向があり、tellementは会話や感情表現で目立つ用法が中心になる点が実用上の特徴である。
例文
コアイメージ
口語で度合いを強め、場合によって驚きや違和感を含む表現。
関連語
使い方
類義語との違い
drôlement: 会話で程度を強め、とてもの意味で用いられる副詞
très: 程度が非常に高いことを表す基本的な副詞
vraiment: 強い程度を表す副詞
tellement: 程度や量が非常に大きいことを表す副詞
super: 口語で程度が非常に高いことを表す副詞
フランス語での定義
Adverbe familier employé surtout à l'oral pour intensifier un adjectif ou un verbe; généralement synonyme de très, parfois chargé d'étonnement.
語源
drôlementはdrôle+-mentから成り、drôleは中世に道化や奇異を表した語で、意味が強調と妙な感じの両方向に広がった。
コラム
- 「drôlement+形容詞」は日常会話で自然に使われるため、訳すときは話し手の意図や文脈で『とても』か『妙に』かを判断する必要がある。