「いくらかの」はフランス語で何と言う?
フランス語で「いくらかの」を表す最も一般的な語は du などの部分冠詞です。水やお金など数えられない名詞の「いくらかの量」を指す際には du を使います。一方、数えられる名詞に対して「いくらかの、少数の」と表したい場合には、主に複数形の quelques を用いて使い分けます。
使い分け
- du
数えられない男性名詞の前に置き、全体のうちの「いくらかの量」を表します。日常会話で飲食や物質を指す際によく使われます。
Je voudrais boire du café.
いくらかのコーヒーを飲みたいです。
- quelque
単数では「ある、何らかの」ですが、複数形(quelques)で「いくらかの、少数の」という意味になり、可算名詞を修飾します。
Il reste quelques pommes sur la table.
テーブルの上にいくらかのリンゴが残っています。
よくある間違い
✕ Je veux quelques eau.
○ Je veux de l'eau.
数えられない名詞にはいくつかのを意味する語ではなく部分冠詞を使います。
「いくらかの」のよくある質問
Q. 否定文でも du はそのまま使えますか?
Q. 女性名詞には何を使いますか?
du
意味
- 冠詞 いくらかの
- 冠詞 少しの
- 前置詞 〜の
例文
コアイメージ
コップに少量の牛乳が注がれている場面
関連語
使い方
類義語との違い
du: いくらかの量や一部を表す部分冠詞。
de: 否定文で部分や量を表す語が de に変わるときの冠詞形。
des: 不特定の複数のものを表す複数の不定冠詞。
un: 単数の不定冠詞で、数が一つであることを示す。
le: 特定のものや人を指す定冠詞。
フランス語での定義
Article partitif formé par la contraction de de et le, placé devant un nom masculin singulier pour marquer une quantité non précisée d'une matière ou d'un aliment.
語源
中世フランス語で de と le が結合して音が変化し del→du の形となり、そこから物質名詞の部分量を示す用法が現在の du として残った
コラム
- du は英語の some に近い働きをする一方で、具体的な個数を示す際には un/une や des と使い分けられ、否定文では形が de に戻るという運用上の特徴がある

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quelque
意味
- 冠詞 いくらかの
- 冠詞 多少の
- 冠詞 いくばくかの
例文
コアイメージ
量は不明だが確かに少量あることを表す感覚
関連語
使い方
類義語との違い
quelque: 名詞の前に置き、具体的な量を示さずにいくらかあることを表す
du: 男性単数名詞の前に置き、量をはっきり示さない「いくらか」を表す
quelques: 複数名詞の前に置き、数は少なくていくつかあることを表す
des: 複数名詞の前に置き、不特定の複数のうちいくつかを示す
フランス語での定義
Déterminant indéfini précédant un nom pour marquer l'existence d'une quantité non déterminée, souvent modeste.
語源
語源はラテン語qualecumque(qualis+cumque)で、古フランス語で形が縮小して現代語になった
コラム
- 名詞を修飾する用法のほか、副詞的に『少し』を表す用法(例:quelque peu)がある点を押さえる