「必ず」は中国語で何と言う?
日本語の「必ず」に最もぴったりで幅広く使われるのは「一定」です。日常会話から文章まで、強い決意や確実な予測を表せます。一方、改まった指示には「务必」、書き言葉の予測には「必定」や「必将」、客観的な情勢からの帰結には「势必」、どうしてもと強調する話し言葉には「非得」を使い分けます。
使い分け
- 一定
最も一般的で話し言葉でも書き言葉でも使えます。自分の強い決意、相手への促し、確信に満ちた推測などを表します。
明天我一定去。
明日、私は必ず行きます。
- 务必
指示や通知などの公的な場面で使われる改まった表現です。「必ず〜してください」と相手に強く求める際に用います。
请务必准时参加。
必ず時間通りに参加してください。
- 非得
日常会話で「どうしても〜しなければならない」「必ず〜しないと気が済まない」という必然性や強迫感を口語で表します。
你非得今天走吗?
どうしても今日行かなければならないのですか。
- 必定
書き言葉で多く使われます。道理や状況から考えて「必ずそうなるに違いない」と強く確信して推測するときに用います。
只要努力,必定会成功。
努力しさえすれば、必ず成功します。
- 必将
演説や公的な文章で用いられる硬い表現です。将来「必ず〜となるだろう」と未来の展開を断言する際に使います。
正义必将战胜邪恶。
正義は必ず悪に勝ちます。
- 势必
情勢や客観的な流れから見て「結果として必ず〜になる」という文脈で使われます。好ましくない結果に続くことが多いです。
这样下去,势必影响工程进度。
このままでは、必ず工事の進捗に影響します。
よくある間違い
✕ 请一定按时来。
○ 请务必按时来。 / 一定要按时来啊。
公的な依頼では「务必」が自然です。「一定」を頼む文に使う場合は「一定要〜」の形が一般的です。
✕ 不一定去。(必ず行かない)
○ 一定不去。(必ず行かない)
「不一定」は部分否定で「必ずしも〜とは限らない」の意味になります。全否定は「一定不」です。
「必ず」のよくある質問
Q. 「必ずしも〜ない」は何と言いますか?
Q. 「必ず」を中国語の一文字で表せますか?
一yī定dìng
意味
- 副 必ず
- 副 きっと
- 副 確実に
例文
コアイメージ
結果や要求の確実性に焦点を当てる表現
関連語
使い方
類義語との違い
一定: 結果や事実が確実であると強く言うときに使う。
肯定: 事柄が疑いなく真実だと強く言うときに使う。
确实: 事実として本当にそうであると認めるときに使う。
中国語での定義
語源
二文字の結びつきとして、『一』が確定や唯一性を示し、『定』が定まることを示すため、合わせて「一つに定まっている」状態を表し、そこから事柄が確かである・必然であるという意味を持つ副詞へと用法が広がった。
コラム
- 日常会話では『你一定会成功』のように励ます場面で頻出し、逆に否定形の『不一定』は「そうとは限らない」を意味するため、肯定・否定で意味が反転する点に注意する

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必bì
意味
- 副 必ず
- 副 きっと
- 副 確実に
例文
コアイメージ
揺るがない確信が一点を指し示すような集中した確かさを表す。
関連語
使い方
類義語との違い
必: 一点の迷いもなく、あることが絶対に起こると示す語。
一定: 条件が整えばほぼ確実にそうなることを示す語。
当然: 常識や道理に照らして自然にそうなると考えられることを示す語。
必然: 原因から避けられない結果が生じることを示す語。
中国語での定義
語源
小篆・金文などの古い字形において下に心を示す要素が見られ、会意的に心が定まる様子を示したことから、やがて必然や断定を表す語となったと考えられている。
コラム
- 「必ずしも〜ない」など否定形や婉曲表現と組み合わせると意味が変わる点に注意すると、会話での誤用を減らせる。
例文
コアイメージ
書面や正式な場面で未来の出来事が避けられないと断言する雰囲気
関連語
使い方
類義語との違い
必将: 動詞の前に置き、避けられない未来の出来事を断言する堅い副詞
一定: 確実にそうなることを示す副詞で、口語で未来を断言するときに多く用いられる
必定: 事が必ず起きると断言する書面語の副詞
肯定: 確実性を示す語で、会話での断定表現に使われる副詞
中国語での定義
語源
「必」は肯定的な確実性を示し、「将」は未来の時点を示す語であるため、二字が結びつくことで未来の結果を強く断定する表現になり、書面語で多く使われるようになった。
コラム
- 「必将」は動詞の前に置いて結果を断定する語で、声明文やニュース、発表などでよく見かけるため会話では堅く聞こえやすく、口語では「一定会」を選ぶことが多い。
非fēi得děi
意味
- 副 必ず
- 副 どうしても
例文
コアイメージ
外的・内的な理由で避けられずにどうしても行動しなければならないという中心像
関連語
使い方
類義語との違い
非得: 外的または内的な事情のために避けられず、どうしても〜しなければならないことを示す口語の副詞
必须: 規則や客観的な事情のために、必ずそうしなければならないことを示す
得: 日常語で、状況に応じてどうしても行わなければならないことを示す
不得不: 他の手段がなく、やむを得ずその行動を取らざるを得ないことを示す
中国語での定義
語源
「非」は否定や強調を表し、「得」は動作の成就や必要を示す語であり、二字が結合して口語の副詞「非得」となって『どうしても〜しなければならない』の意味が生じた。
コラム
- 口語で頻繁に使われ、疑問文で用いると相手を責める響きになることがあるため、場面によって語調や表現に差が出る。
必bì定dìng
意味
- 副 必ず
- 副 きっと
- 副 確実に
例文
コアイメージ
将来の結果が既に定まっているという確実な断定
関連語
使い方
類義語との違い
必定: 将来の結果が既に定まっていると考え、強い確信を持って述べる際に使う副詞。
一定: ほぼ間違いなく起こると見なされる、高い確実性を示す副詞。
必然: 条件や原因から避けられない結果であることを示す副詞。
绝对: 全く疑いの余地がなく、断然そうであると示す副詞。
中国語での定義
語源
「必定」は「必」(避けられない、必然)と「定」(決まっている、確定)の結合によって成立した語で、「必」が確実性を、「定」が決定性を付与することで『必ずそうなる』という確信の意味を伝える表現となった。
コラム
- 「必定」は話者の強い断定や推測を示す語であるため、根拠が明確でない場面で使うと強すぎる印象になることがあり、証拠や理由を示す文脈で使うと自然になる。
务wù必bì
意味
- 副 必ず
- 副 ぜひ
例文
コアイメージ
勢いや趨勢が物事を押し進めて結果を避けられなくする状態
関連語
使い方
類義語との違い
势必: 外的な力や事の流れを根拠に、その結果が避けられないと強く断定して述べる副詞。
一定: 高い確率でそうなることを示す副詞。
肯定: 疑いなくそうであると強く認めるときに使う副詞。
必定: ある結果が例外なく起きると断定するときに使う副詞。
必然: 原因と結果のつながりから、その結果が避けられないことを表す副詞。
中国語での定義
語源
漢字「势」は「勢」の簡体字で、本義は力や形勢、趨勢に関わるものであり、「必」は確実や必然を示す字である。二字が合わさって、外的な情勢が結果の必然性を生むことを表す副詞として成立した。
コラム
- 構文は「势必+動詞」で名詞を直接修飾せず、外的原因を前提とする強い断定を示すため、カジュアルな会話では『大概会』『可能会』などに置き換えると自然。