英検準1級は大学中級レベルの英語力が求められ、大問1の短文空所補充や長文読解、リスニングにおいて熟語(イディオム)の知識が合否を大きく左右します。2級と比べて基本動詞と前置詞の組み合わせが格段に複雑になり、文脈から推測しにくい表現が急増するためです。

このページでは、試験で特に問われやすい重要熟語339語をよく出る順に掲載しています。全語に実践的な例文・音声・イラストを完備しているため、まずは一覧で意味を確認し、付属のテスト機能を活用して効率よくインプットを進めていきましょう。

英検準1級 熟語でまず覚えたい重要単語(84語)

動詞30語

頻出の句動詞を中心に、文脈と結び付けて覚えましょう。

英語意味ポイント
act on 動詞~に従って行動するact on+情報・助言。行動のきっかけを示します。
blast off 動詞打ち上がるロケットなどが打ち上がる場面で使います。
act out 動詞〜を演じるact out+役割・感情。実際に演じることです。
burn out 動詞燃え尽きる仕事などで心身が消耗し尽くすイメージです。
buy up 動詞〜を買い占める商品・土地などを大量に買うときに使います。
bring off 動詞~をやってのける困難な仕事を見事に成功させる表現です。
bring out 動詞〜を発売する新製品や新刊を世に出すときに使います。
bounce back 動詞回復する不調や失敗から元の状態に戻る表現です。
air out 動詞〜を換気する部屋や考えを外気にさらす意味でも使います。
break off 動詞中断する関係・交渉・会話などを途中で切る表現です。
answer for 動詞~の責任を負う失敗や結果について責任を引き受けます。
branch off 動詞分岐する道・話題・組織などが別方向へ分かれます。
descend on 動詞~に押しかける人や問題が一か所へ一斉に押し寄せます。
carry over 動詞~を持ち越す前の期間・場所から次へ引き継ぐ表現です。
back down 動詞引き下がる強い主張をやめ、相手に譲るときに使います。
dry up 動詞尽きる水・資金・資源などがなくなる意味です。
fall under 動詞〜の対象となる規則・法律・分類の範囲に入ることを示します。
cut back 動詞削減する費用・生産量などを縮小するときに使います。
fire up 動詞〜を始動させる機械や活動を勢いよく始動させる表現です。
fall apart 動詞物がバラバラに壊れる計画・関係・建物などが崩れる際にも使います。
move in 動詞移り住む新居や新地域へ生活の拠点を移します。
add up to 動詞合計で〜になる複数の数値を合計した結果を述べます。
come through 動詞頼みに応える期待・試練に応え、役目を果たす表現です。
count for 動詞~の価値がある努力や証拠がどれほど価値を持つかを示します。
ease into 動詞~に徐々に慣れる新環境へ無理なく段階的に慣れる表現です。
fit into 動詞~に収まる時間・条件・容器などの範囲に収まります。
build up 動詞〜を築き上げる経験・支持・緊張などを徐々に積み上げます。
crack up 動詞大笑いする笑い出す意味。受動態では壊れる意味もあります。
eat up 動詞全部食べるeat up+食べ物。全部食べることを強調します。
grow into 動詞〜に成長する子どもが将来の能力や役割へ成長します。
形容詞7語

状態や傾向を表す語は、be動詞との結び付きを覚えましょう。

英語意味ポイント
free of 形容詞~がないfree of+名詞。公害・税などがない状態です。
be prone to 形容詞〜しやすいbe prone to+動詞。好ましくない傾向に注意します。
at ease 形容詞くつろいでいるfeel・makeなどと結び、緊張のない状態を表します。
be tied up 形容詞忙しい仕事や予定で手がふさがっている状態です。
on hold 形容詞保留中be・putなどと使い、保留状態を表します。
tie up 形容詞忙しいtie up fundsなら資金を動かせない意味です。
in question 形容詞当該のthe issue in questionのように名詞を後置修飾します。
副詞・その他3語

副詞や代名詞など、文全体の意味を補う表現です。

英語意味ポイント
all but 副詞ほとんどall but+名詞・形容詞。ほぼ〜の意味です。
in a rush 副詞大急ぎでin a rushは急いでいる状況を表します。
as much 代名詞そのくらいas muchは前述の程度を受けて使います。
熟語・句動詞20語

前置詞や副詞との組み合わせを、まとまりで暗記しましょう。

英語意味ポイント
do with 熟語〜に関係があるwhat to do withの形で処置・関係を尋ねます。
settle for 熟語~に甘んじる理想より低い選択肢を受け入れる語です。
an array of 熟語数々の〜an array of+複数名詞で多様さを表します。
a batch of 熟語ひとまとまりのa batch of+複数名詞。ひとまとまりを表します。
let alone 熟語~はおろかlet alone Aで、Aはもちろんという強調です。
in favor of 熟語~に賛成しているbe in favor ofで賛成の立場を表します。
to no avail 熟語無駄だった努力が実らなかった場面の決まり文句です。
be open to 熟語〜に前向きであるbe open to+名詞・動名詞で受け入れる姿勢です。
be guilty of 熟語〜の罪で有罪であるbe guilty of+名詞・動名詞の形を取ります。
on display 熟語展示されているon displayは展示中の状態を表します。
be ideal for 熟語〜にとって理想的だbe ideal for+目的。適性を評価する表現です。
be active in 熟語~に積極的であるbe active in+分野。積極的な関与を表します。
as such 熟語〜としてas suchは前述の立場・性質を受けます。
in reserve 熟語予備として取ってあるin reserveは将来用に残しておく意味です。
or so 熟語くらい数量の後ろで、おおよその数を表します。
be mad about 熟語〜に夢中になっているbe mad about+人・物。強い好意を表します。
be native to 熟語〜原産である植物・動物の原産地を述べる表現です。
be new to 熟語〜に慣れていないbe new to+人。経験が浅いことを表します。
so much for 熟語それでおしまいだ期待外れの結末で、これで終わりの意です。
at stake 熟語かかっているat stakeは失敗時に失うものを示します。
紛らわしい語・セットで覚える語12語

似た形の語は、続く副詞や前置詞ごと区別しましょう。

英語意味ポイント
clear out 動詞中身を空にするclear outは中身を空にし、clear upは解決・晴天です。
clear up 動詞晴れるclear upは問題解決にも使い、clear outと区別します。
drive off 動詞〜を追い払うdrive offは追い払う、drive outは外へ追い出す語です。
drive out 動詞〜を追い出すdrive outは場所から排除する強い表現です。
hold off 動詞〜するのを見合わせるhold offは延期・抑制、hold outは持続・提示です。
hold out 動詞差し出すhold outは手や希望を差し出す場面で使います。
let off 動詞〜を罰しないで済ませるlet offは罰を免除し、let outは外へ出します。
let out 動詞〜を外に出すlet outは声・人・秘密にも使えます。
mark down 動詞〜を値下げするmark downは値下げ、mark upは値上げです。
mark up 動詞〜を値上げするmark upは価格や原稿への書き込みにも使います。
pick over 動詞~を念入りに調べて選ぶpick overは一つずつ選別し、pick throughは探します。
pick through 動詞~の中をくまなく探すpick throughは中をかき分けて探す語です。
ライティング・面接で使える語12語

意見・理由・提案を述べる際に役立つ表現を集めました。

英語意味ポイント
allow for 動詞~を考慮に入れるallow for+事情で、考慮すべき要素を示します。
aspire to do 動詞〜することを熱望するaspire to doで、将来の目標を述べられます。
embark on 動詞~に乗り出す新しい計画や活動に乗り出す際に使います。
opt for 動詞〜を選ぶ複数案から選んだ理由を続けて述べやすい語です。
push for 動詞〜を求めるpush for+改革・支援で、実現を強く求めます。
relate to 動詞~に共感する経験・考えに共感する際の理由付けに便利です。
rule out 動詞~を排除するrule out+可能性で、選択肢を除外できます。
strive to do 動詞~しようと努力するstrive to doで、努力する姿勢を示します。
give rise to 動詞〜を引き起こす原因と結果を説明する論述で活躍します。
touch on 動詞~に簡単に言及する議論の一部に簡単に触れるときに使います。
turn to 動詞~に頼る困ったときに何かへ頼るという意見を述べます。
weigh on 動詞~に重くのしかかる問題が人や社会に与える負担を説明できます。

英検準1級 熟語 全339語

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2

blast off

[blǽst-ɔf]

(例)The rocket will blast off soon.

ロケットはもうすぐ打ち上がる。

(コア) 地面から勢いよく吹き上がり、発射台から離れて空へ向かう。

blast offのイラスト
4

burn out

[bə́ːrn-áut]

(例)He burned out after working long hours.

彼は長時間働いて燃え尽きた。

(コア) 炎が徐々に弱まり最後に消えるように、だんだん力がなくなるイメージ

burn outのイラスト
5

free of

[fríː-əv]

(例)The box is free of dust.

その箱にはほこりがない。

(コア) 特定の要素が取り除かれ、その要素が存在しないことを表すイメージ

free ofのイラスト
12

answer for

[ǽnsər-fər]

↔︎absolve動免責する
↔︎exonerate動免罪する

(例)I must answer for my actions.

私は自分の行動の責任を負わなければならない。

(コア) 起きた結果の重さを肩にのせて、対処や償いを自分で引き受ける

answer forのイラスト
23

add up to

[ǽd-ʌ́p-túː]

(例)Three and seven add up to 10.

3と7は合計で10になる。

(コア) 少しずつ足した数や量が合わさって全体の値や結論になるイメージ。

add up toのイラスト
32

bank on

[bǽŋk-ɑn]

(例)You can't bank on him to help.

彼が助けてくれるとは当てにできない。

(コア) 倒れないように柱に寄りかかるように、人や物に頼って結果を期待する

bank onのイラスト
41

map out

[mæp-áut]

(例)We should map out our route before the hike.

ハイキングの前にルートの綿密な計画を立てるべきだ。

(コア) 地図で道筋を描くように、目的を達成するための手順やタイミングを細かく決める

map outのイラスト
42

check off

[tʃék-ɔf]

↔︎uncheck動チェックを外す
↔︎unmark動印を消す

(例)I checked off the tasks on my to-do list.

私はやることリストの項目にチェックマークをつけました。

(コア) リストの項目の横に小さなチェックを付けて、その項目を完了したことを示す

check offのイラスト
46

miss out

[mís-áut]

(例)Don't miss out on this opportunity.

この機会を逃さないで。

(コア) 狙ったものが指の間をすり抜けて手に入らないイメージ

miss outのイラスト
48

cut in

[kʌ́t-in]

(例)He cut in while I was speaking.

私が話しているときに彼が割り込んできた。

(コア) 続いている列や会話の途中に自分の体や言葉で入り込む

cut inのイラスト
52

come into

[kʌ́m-íntu]

↔︎leave動去る
↔︎depart動出発する

(例)He came into the room.

彼は部屋に入った。

(コア) 財産などを受け取って所有するようになる動き、または外からある状態の中へ進んでその状態になる動き。

come intoのイラスト
53

cut back on

[kʌ́t-bǽk-ɑn]

↔︎increase動〜を増やす
↔︎raise動〜を増やす

(例)We should cut back on our spending.

私たちは支出を減らすべきだ。

(コア) 余分な部分を切り落として全体の量を少なくする。

cut back onのイラスト
55

come before

[kʌ́m-bifɔ́r]

↔︎come after動〜の後に来る

(例)Safety comes before profit.

安全は利益より先に来る。

(コア) 順序や重要さで他より先に来るイメージと、委員会で取り上げられる場面を含むイメージ

come beforeのイラスト
59

cover for

[kʌ́vər-fər]

(例)My coworker is sick and I have to cover for him.

同僚が病気で、私が彼の代わりを務めなければならない。

(コア) 人の不在でその役を代わって務めること、または誰かの行為をかばって守ること。

cover forのイラスト
60

fall for

[fɔl-fər]

↔︎hate動嫌う

(例)He falls for her every time they meet.

彼は会うたびに彼女に恋をする。

(コア) 罠やうまい言葉にじわりと引き込まれ、気づかないうちにだまされたり恋に落ちたりする。

fall forのイラスト
61

pile in

[páil-in]

↔︎pile out動どっと出て行く

(例)The fans piled in as soon as the stadium gates opened.

スタジアムのゲートが開くと、ファンがどっとなだれ込んだ。

(コア) 多くの人や物が狭い場所に一気に押し寄せて重なり合う様子。

pile inのイラスト
62

drag on

[drǽgən]

↔︎cease動終わる
↔︎discontinue動中止する

(例)The meeting dragged on for hours.

会議が何時間も長引いた。

(コア) 重い物を引きずるように動きが遅く続き、終わりに時間がかかる

drag onのイラスト
65

dish out

[díʃ-áut]

↔︎withhold動与えない
↔︎keep動取っておく

(例)The charity dished out meals to the homeless.

慈善団体がホームレスに食事を配った。

(コア) 一つの皿や容器から小分けして、順に人々に渡す動きのイメージ

dish outのイラスト
66

face off

[féis-ɔf]

↔︎reconcile動和解する

(例)The two candidates will face off in the debate.

二人の候補者が討論で対決する。

(コア) 顔を合わせて近い距離で意見や力をぶつけ合う。

face offのイラスト
67

give up on

[gív-ʌ́p-ɑn]

↔︎trust動信頼する
↔︎believe in動信じる

(例)I gave up on him.

私は彼に見切りをつけた。

(コア) 注いでいた時間や力を止めて向きを変え、関係から距離を置くイメージ

give up onのイラスト
70

feel for

[fíːl-fər]

(例)We feel for the victims of the earthquake.

私たちは地震の被害者に同情します。

(コア) 手を当てて相手の痛みを確かめるように、心で相手の苦しみや困りごとを感じ取る

feel forのイラスト
71

hammer out

[hǽmər]

(例)They hammer out the details of the contract.

彼らは契約の詳細を話し合って決める。

(コア) たたいて形を整えるように、話し合いで細かい点を詰めて最終案を作るイメージ。

hammer outのイラスト
75

drive up

[draiv-ʌ́p]

↔︎drive down動価格を下げる
↔︎lower動下げる

(例)High demand drives up prices.

需要の高まりが価格を引き上げる。

(コア) 需要の増加や費用の上昇が原因で、商品やサービスの価格が上がる様子を表す説明

drive upのイラスト
76

get at

[get-ət]

↔︎state動明言する

(例)I don't know what you're getting at.

あなたが何をほのめかしているのかわかりません。

(コア) 伝えたい考えや要点に手を伸ばして、言葉でつかもうとするイメージ。

get atのイラスト
77

call on

[kɔl-ɑn]

(例)I will call on you at your office tomorrow.

明日、あなたのオフィスをたずねます。

(コア) 相手のところへ行って短時間用件を済ませる動作と、相手に何かを頼む動作を指す。

call onのイラスト
78

close in

[klóuz-in]

↔︎recede動遠ざかる

(例)As the deadline closed in, she felt more anxious.

締め切りが迫るにつれて、彼女は不安になった。

(コア) 周囲が次第に縮まって中央のものを包み込み、逃げ場をなくす感じ

close inのイラスト
79

eat away at

[íːt-əwéi-ət]

(例)Worry eats away at his confidence.

心配が彼の自信を蝕む。

(コア) 時間をかけて表面や土台をじわじわとむしばみ、弱くする

eat away atのイラスト
89

draw on

[drɔ-ɑn]

(例)Students can draw on a variety of sources for their essays.

学生は論文のために様々な情報源に頼ることができる。

(コア) 糸巻きから糸を引くように、蓄えや経験を取り出して使うイメージ

draw onのイラスト
91

go back on

[góu-bǽk-ɑn]

(例)He went back on his promise to help.

彼は手伝うという約束を裏切った。

(コア) 一度した約束から一歩引いて、その約束を守らない状態になるイメージ

go back onのイラスト
94

dream up

[dríːm-ʌ́p]

(例)She dreamed up an amazing plan.

彼女は驚くべき計画を思いついた。

(コア) 頭の中の白紙から新しいアイデアや物語を作り出す動き

dream upのイラスト

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英検準1級 熟語の覚え方と勉強のコツ

英検準1級の熟語のレベルと覚える数の目安

英検準1級 熟語一覧のレベルと覚える数の目安

英検準1級で必要な語彙数は全体で約7,500語が目安とされ、熟語だけでも300〜400語程度の定着が推奨されます。2級までは基本的な動詞表現で対応できましたが、準1級では文脈依存の高い句動詞や抽象度の高い連結表現が頻出します。

級必要語彙の目安熟語の特徴と要求レベル
2級約5,000語日常生活に関する基本動詞(get, take 等)の定型表現
準1級約7,500語社会・学術・ビジネスに対応する高度な句動詞・抽象表現
1級約10,000〜15,000語専門分野や難解な文学作品にも登場する高度なイディオム

辞書に載っている膨大なイディオムを網羅しようとすると挫折しやすいため、まずは本一覧に収録されている頻出339語を確実に覚える方針が最も効率的です。

英検準1級の熟語の覚え方

英検準1級 熟語一覧の覚え方

熟語を丸暗記しようとすると、前置詞の違いで混同しがちです。以下の学習ステップと当サイトの機能を組み合わせて効率よく定着させましょう。

  • 例文と音声で丸ごとインプット:call for(要求する)と call off(中止する)のように前置詞で意味が激変する熟語は、単体ではなく例文の文脈と音声のイントネーションごと耳から覚えます。
  • 日本語・英語を隠す小テスト:一覧ページの表示切替機能を使い、日本語訳を隠して即座に意味が出るかチェックします。仕上げには英語を隠してスペルを想起する練習を挟みます。
  • 間隔反復と冒険モードで記憶を定着:覚えた翌日・3日後・1週間後にアプリの「冒険モード」でテンポよく復習し、短期記憶から長期記憶へと移行させます。
  • スペル練習の活用:ライティングでも活用できるよう、スペル練習機能で手を動かしてアウトプットします。

NGな勉強法は「単語カードの日本語訳だけを眺めること」です。コロケーション(語のつながり)を意識せず孤立した記号として覚えると、本番の読解や空所補充で正しく想起できません。

学習スケジュールの例

学習スケジュールの例

試験までの残り期間や確保できる学習時間に合わせて、無理のない学習計画を立てましょう。339語を効率的に周回する目安パターンです。

プラン1日の学習目安具体的な進め方
1日10分(コツコツ型)約12語 / 日毎日12語ずつ音声と例文を確認。週末に当週の約60語をテスト機能で総復習し、約1か月半で完成させます。
2週間(直前完成型)約25〜30語 / 日1日25語を新規に覚え、翌朝に前日分をテスト。1周目を12日で終え、残り2日で間違えた語のみを集中演習します。
1か月(標準対策型)約20語 / 日平日は1日20語のインプットとスペル練習、休日は冒険モードで既習範囲を周回。3週間で1周し、最後の1週間で総復習します。

問題形式別・単語で点を落とさないコツ

問題形式別・熟語で点を落とさないコツ

英検準1級の各セクションにおいて、熟語の知識を失点防止と得点源に変えるためのポイントです。

  • 語彙問題(短文の空所補充):大問1の後半には必ず熟語問題が配置されます。正解以外の選択肢に含まれる紛らわしい熟語(例:account for と stand for など)も確実に消去できるよう、選択肢全体の吟味が有効です。
  • 長文読解:評論や学術パッセージでは、文頭や文末の接続詞的イディオム(例:by means of, in light of)が論理展開の目印になります。正確に把握することで読解スピードが上がります。
  • リスニング:第2部(パッセージ)や第3部(Real-Life形式)では、設問文や会話中に口語表現の句動詞が多用されます。音の連結(リエゾン)を意識して聞き取る訓練を重ねましょう。
  • ライティング(要約・英作文):2024年度以降導入された要約問題や自由英作文では、本文の語句を自分の言葉で言い換える際に bring about や result in などの熟語を使うと、語彙の多様性で高評価に直結します。
  • 二次面接:4コマ漫画のナレーションでは、登場人物の行動描写に基本動詞の熟語(run out of, catch up with など)が自然に使えると流暢さが格段に増します。

まとめ

まとめ

英検準1級の熟語対策は、やみくもに数を追うのではなく、頻出度の高い339語を例文と音声で確実にモノにすることが最短ルートです。基本動詞と前置詞のイメージを結びつけ、隠すテスト機能やスペル練習でこまめにアウトプットを行いましょう。身につけた熟語力は大問1の語彙問題だけでなく、長文読解・要約ライティング・二次面接まで合格を支える強力な武器になります。

よくある質問

Q. 熟語対策なしで合格できますか?
合格は極めて困難です。準1級の大問1では熟語がまとまって出題されるだけでなく、長文や要約、リスニングでも高頻度で登場します。熟語を対策しないと語彙セクションで大きく失点し、合格基準スコア(CSE)に届きにくくなります。
Q. 市販の単語帳の巻末熟語だけで足りる?
2級を余裕をもって高得点合格できた方であれば、単語帳付属の熟語リストでも合格ラインを狙えます。ただし、語彙問題で確実に高得点を稼ぎたい方や、前置詞の違いで迷いやすい方は、300語規模の特化対策を行うのが安全です。
Q. 英検準1級の熟語は何語覚えるべき?
まずは当ページに掲載している頻出339語を完璧に覚えることを強くおすすめします。網羅性を追求して1,000語以上に手を広げるよりも、頻出語のコロケーションや使い方を例文レベルで深く身につけるほうが得点に結びつきます。
Q. 熟語学習はいつから始めるべき?
単語学習と並行して、試験の2〜3か月前には着手するのが理想です。熟語は単語よりも前置詞の混同が起きやすいため、本番直前の詰め込みではなく、例文や音声を使って反復しながら時間をかけて脳に定着させることが大切です。

英検準1級の熟語は何問出る?出題傾向と優先順位

英検準1級のリーディング大問1(短文空所補充問題)は全25問で構成されており、そのうち熟語問題は約4問出題されます。出題比率は語彙セクション全体の約16%を占めており、動詞と前置詞や副詞が組み合わさった句動詞(イディオム)が中心です。

「単語の暗記だけで手一杯だから、熟語は捨ててもよいか」と悩む受験者も少なくありませんが、完全に捨てる戦略はおすすめできません。大問1で合格ラインを安定して確保するためには、熟語4問のうち2〜3問を確実に正解する水準を目指すのが現実的です。

覚えるべき熟語数の目安は、まずは試験によく出る最重要語80〜100語を確実に押さえ、時間に余裕があれば300語前後まで網羅度を広げると十分な得点源になります。難解な単語を詰め込むよりも、頻出熟語を固めるほうが得点につながりやすいケースも多いため、優先順位を意識して対策を進めましょう。

丸暗記を防ぐ英検準一級熟語の覚え方:前置詞・副詞のイメージ

英検準1級の句動詞は、基礎的な動詞と前置詞や副詞が組み合わさることで、直感的な意味の推測が難しくなる特徴があります。これらを文字通り丸暗記しようとすると混同しやすいため、結びつく前置詞や副詞のコアイメージを把握して覚えることが効果的です。

前置詞・副詞コアイメージ準1級頻出の句動詞例文
off分離・離脱・停止call off(〜を中止する)They had to call off the match due to heavy snow.(彼らは大雪のため試合を中止しなければならなかった。)
out完全に外へ・消滅・徹底rule out(〜を排除する)We cannot rule out that possibility entirely.(私たちはその可能性を完全に排除することはできない。)
back後退・元の位置・回復bounce back(回復する)The local economy bounced back quickly.(地域経済は急速に回復した。)
over越える・覆う・移行carry over(〜を持ち越す)The remaining budget will carry over to next year.(残りの予算は来年へ持ち越される。)

このように空間的な移動や状態の変化をイメージとして定着させておくと、試験本番で見たことのない熟語に出会った場合でも、文脈と前置詞のニュアンスから正しい意味を論理的に推測できるようになります。

大問1で得点を伸ばす英検準1級英熟語の過去問活用戦略

過去問を活用して熟語対策を行う際は、正解したかどうかを確認するだけでなく、不正解の選択肢に並んでいる句動詞まで丁寧に復習することが得点力向上に直結します。

英検準1級の大問1では、過去の試験で不正解選択肢として登場した熟語が、その後の試験で正解の選択肢として再出題されるケースが多々あります。過去問を解き終えたら、選ばなかった残り3つの選択肢に含まれる熟語も確認し、意味や使い分けをノートや単語帳にストックしておくのが効果的な戦略です。

また、熟語は単体で覚えるのではなく、前後の名詞や文脈(コロケーション)とセットで音読・反復しましょう。文脈の中で処理するスピードを高めておくことで、大問1の解答時間を短縮できるだけでなく、長文読解やリスニングの精度向上にもつながります。

Q. 英検準1級の熟語対策は大問1以外にも役立ちますか?
はい、長文読解やリスニングの理解がスムーズになるだけでなく、ライティング(英作文)や面接(スピーキング)の表現力を高める上でも役立ちます。特に give rise to(〜を引き起こす)や allow for(〜を考慮に入れる)などの論理展開に使える表現を押さえておくと、英作文の語彙・文法面で高い評価を得やすくなります。
Q. 2級レベルの熟語と準1級の熟語は何が違いますか?
2級では学校教育で習う標準的な連語が中心ですが、準1級では基本動詞(take, bring, carry など)に前置詞や副詞が組み合わさった句動詞の比率が大幅に増えます。直訳から意味を推測しにくい比喩的・抽象的な意味を持つものが多くなるため、前置詞のイメージを意識した体系的なインプットが必要になります。

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