譲歩する
「譲歩する」の英語
「譲歩する」は英語で give in と言います。相手の圧力に折れるなら give in、互いに歩み寄るなら compromise が自然です。主張を引っ込めるなら back down、相手の意見を認めるなら concede を使います。
「譲歩する」の英語の使い分け
相手の圧力や要求に負けて、しぶしぶ譲歩するときに使います。
交渉などで、双方が少しずつ歩み寄って妥協するときに使います。
議論や対立で、強く主張していた要求を引っ込めるときに使います。
証拠や相手の説得を受け、意見の一部や負けを認める際の硬い表現です。

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give way をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め・スペル
例文
コアイメージ
力や主張をゆるめて相手に道をあける行為
関連語
類義語との違い
英英
To agree to let someone else have their way instead of insisting on your own wishes, often after a discussion or argument.
語源
give wayは、give=あたえる・さしだす、way=空きや通り道。何かを手放して道をあけるイメージから、相手に席や意見をゆずる=譲歩する意味になる。
コラム
- give inと比べると、give inは個人が折れるイメージなのに対し、give wayは力や構造が弱まって場所や主導権が移るイメージで、誰に・何に譲るかで意味が決まる。
例文
コアイメージ
物や結果を生み出すイメージと、相手に道を譲る・譲歩するイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
yield:
結果を生む用法と誘惑や圧力に屈する用法がある
produce:
物や結果を作り出す
generate:
力や反応を生み出す、やや堅い語
give in:
誘惑や圧力に屈する(句動詞)
英英
To produce, generate, or provide something as a result; also to give way or concede in a contest or argument.
語源
yieldは、古英語gieldan「与える」から発し、その「与える」が結果を生む意味に広がって「生む・産出する」と、相手に道を譲るという行為から「譲る・譲歩する」の両面で用いられる。
コラム
- yieldは成果や産物を表すほか、交通標識や表現で『譲る』意味もあり、場面で使い分ける必要がある
例文
コアイメージ
互いに少しずつ歩み寄って、中央で互いの要求を調整する
関連語
使い方
-
compromise on
〜の点で妥協する
-
compromise with
〈人〉と歩み寄る
-
compromise one's principles
信念を曲げる
類義語との違い
compromise:
互いに譲歩し合って合意に達する行為、単なる同意と異なる
agree:
意見が一致して同意する、譲歩を含まない点が違う
concede:
嫌々認めて譲ること、一方的な受け入れと異なる
settle:
争いを解決する合意、妥協と重なる場合もあるが別概念
英英
To reach an agreement where all parties involved accept less than what they originally wanted, often requiring each side to give up something they value.
語源
compromiseは、中世フランス語compromis『互いに合意した約束』が英語に入り、場面で中間の解決をとる行為=妥協するという意味に広がった。
コラム
- compromiseは「妥協する」のほかに「(システムや秘密を)侵害する・危険にさらす」という意味でも使われ、securityがcompromisedと言えば情報漏えいなどの問題を指す
例文
コアイメージ
否定していた意見や主張を、説得や証拠によって受け入れる
関連語
使い方
類義語との違い
concede:
否定していた主張や敗北を説得や証拠で受け入れる
admit:
concedeと似るが、自分の非や事実を素直に認める場面で使う
acknowledge:
concedeと似るが、存在や重要性を公式に認める場面で使う
英英
To accept that something is true or correct, even if you do not want to believe it; to acknowledge that you will not win in a competition or disagreement; to allow someone to have something as a right or privilege, usually reluctantly.
語源
concedeは、もともと『譲る』の意味が強く、議論で相手に道を譲ることから『負けを認める/~を認める』という意味に広がった
コラム
- 長文や選択肢でconcedeが用いられる場合、直前後の文脈から誰が何を認めているかが分かれば『部分的に認める』と訳されることがある。
例文
They gave in after hours of debate.
彼らは何時間もの議論の末、降参した。
コアイメージ
外からの力に押されて、少しずつ自分の位置や意見を引き下げる
関連語
類義語との違い
英英
To agree to something after resisting it for a long time, often because of pressure from others, or to accept defeat in a situation like a game or competition.
語源
give inは、give=手放す・譲歩する、in=内に入れる、を組み合わせた形。自分の主張を手放して相手の要求を内に入れることから、降参して屈する意味になる。
コラム
- 日本人は give in を give up と混同しやすいが、give in は相手や圧力に屈して態度を変える意味で、後ろに to+対象が来ることが多い
例文
コアイメージ
前に出していた意見や要求を一歩下がって引っ込める動き
関連語
類義語との違い
back down:
要求や主張を引っ込めて撤回する動作
back off:
直接の圧力や要求を和らげて引くこと
withdraw:
公式に発言や要求を取り下げること
yield:
相手の要求に屈して譲ること
英英
To stop insisting on something or to retreat from a stated demand or position, often after facing opposition.
語源
back downは、back=後ろへ引く、down=下がる、を組み合わせた形。引いて下がる動きから意見や主張を撤回するという意味になる。
コラム
- 交渉や議論で反対に遭って主張や要求を引っ込めるときに使われ、give inに似た場面で使われる。
例文
コアイメージ
しっかり止まっている物がわずかに動く様子で、転じて意見や態度が少し譲ることを表すイメージ。
使い方
類義語との違い
budge:
動く点ではmoveと同類だが、抵抗があり微かな動きに限られる
move:
広く位置が変わることを表し、budgeより大きく動く
英英
語源
budgeは、古フランス語のbouger(動く)から英語に入り、特に小さな動きを指すように変わって「微動する」という意味になった。
コラム
- budgeは「微動する」を意味し、特に won't budge は「(意見・態度が)微動もしない=全く譲らない」を表す慣用表現としてよく使われる。
「譲歩する」のレベル別の例文
「譲歩する」を英語にするときのよくある間違い
× I gave up to his request.
× We compromised each other.
○ We compromised on the price.
compromise は通常、妥協する対象の前に on を置きます。