TOEFL iBTでは、大学の講義や学術論文で使われるアカデミックな語彙が幅広く出題されます。専門用語そのものよりも、学術的な文脈で頻出する抽象度の高い単語を正確に把握することがスコアアップへの最短ルートです。
本ページでは、試験によく出る重要単語500語を厳選収録しました。まずは音声と例文でニュアンスをつかみ、無料のテスト機能を使って定着させましょう。
TOEFLでまず覚えたい重要単語(117語)
動詞30語
講義や論文で特に頻出する、論理展開に役立つ動詞を集めました。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| assess 動詞 | 評価する | 目的語の価値や状態を客観的に判定する |
| estimate 動詞 | 〜を見積もる | estimate the costのように数量を見積もる |
| grant 動詞 | 〜を与える | grant A BでAにBを与える |
| contribute 動詞 | 貢献する | contribute toで貢献の対象を示す |
| consult 動詞 | ~に相談する | consult with 人で人に相談する |
| illustrate 動詞 | 示す | 図表や例を用いて具体的に示す |
| exhibit 動詞 | 〜を展示する | 展示するほか、実例を示す意味もある |
| pursue 動詞 | 〜を追求する | 研究や目標などを粘り強く追求する |
| devote 動詞 | ~をささげる | devote A to BでAをBにささげる |
| establish 動詞 | 〜を確立する | 制度や理論などを確立する |
| cooperate 動詞 | 協力する | cooperate withで相手と協力する |
| reject 動詞 | ~を拒絶する | 提案や主張を受け入れないときに使う |
| rely 動詞 | 頼る | rely onで人や情報に頼る |
| expose 動詞 | 〜を暴露する | 危険や事実を明らかにする文脈で使う |
| evolve 動詞 | 発展する | 徐々に発展・変化する過程を表す |
| predict 動詞 | 〜を予測する | データから将来の結果を予測する |
| appreciate 動詞 | 〜に感謝する | 感謝のほか価値を正しく認める意味もある |
| cease 動詞 | 終わる | cease to doで~することをやめる |
| reverse 動詞 | 〜を逆にする | 方向や順序を反転させる |
| anticipate 動詞 | 〜を予想する | 起こりそうなことを前もって予想する |
| select 動詞 | 〜を選ぶ | select A from BでBからAを選ぶ |
| locate 動詞 | 〜の位置を特定する | 場所だけでなく原因や位置も特定する |
| demonstrate 動詞 | 〜を示す | 証拠を示して明確に説明する |
| obtain 動詞 | ~を得る | 努力や調査の結果として得る |
| publish 動詞 | 〜を出版する | 研究成果や記事を出版する |
| transfer 動詞 | 〜を移す | 人・物・権利などを別の場所へ移す |
| diminish 動詞 | 減少する | 数量や勢いが次第に小さくなる |
| perceive 動詞 | ~を認識する | 知覚・理解した内容を目的語に取る |
| seek 動詞 | 探す | seek to doで~しようと努める |
| encounter 動詞 | 〜に遭遇する | 予期せず問題や状況に出会う |
名詞30語
学術分野を問わず、講義や資料の要点把握に欠かせない名詞です。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| transit 名詞 | 輸送 | 公共交通ではmeans of transitとも言う |
| credit 名詞 | 信用 | credit forで功績や評価の対象を示す |
| aid 名詞 | 援助 | financial aidなど支援を表す語と結びつく |
| sum 名詞 | 合計 | a sum ofで合計量を表す |
| authority 名詞 | 権威 | 政府などの権限・権威にも使う |
| portrait 名詞 | 肖像画 | 人物画を指し、portrait ofと結びつく |
| debate 名詞 | 討論 | 学術的な論点を議論する場を表す |
| contract 名詞 | 契約 | sign a contractで契約を締結する |
| trend 名詞 | 傾向 | 社会やデータの変化の傾向を表す |
| instance 名詞 | 例 | for instanceで具体例を導入する |
| currency 名詞 | 通貨 | exchange rateと関連して覚える |
| decade 名詞 | 10年 | a decadeで10年間をひとまとまりにする |
| status 名詞 | 地位 | social statusで社会的地位を表す |
| notion 名詞 | 概念 | 一般的な考えや認識を指す |
| lecture 名詞 | 講義 | attend a lectureで講義に出席する |
| contrast 名詞 | 対比 | in contrastで対照を示す |
| document 名詞 | 書類 | 研究記録や公的な書類を指す |
| logic 名詞 | 論理 | 論拠の筋道を示す抽象名詞 |
| psychology 名詞 | 心理学 | 人の心や行動を研究する学問 |
| circumstance 名詞 | 状況 | under the circumstancesで状況下を表す |
| author 名詞 | 著者 | 著者を示し、author ofと結びつく |
| capacity 名詞 | 能力 | 能力・収容力・容量のいずれにも使う |
| image 名詞 | 画像 | 画像だけでなく心に浮かぶ像も表す |
| statistic 名詞 | 統計値 | 数値化された統計データを指す |
| summary 名詞 | 要約 | 本文や議論の要点を短くまとめたもの |
| phenomenon 名詞 | 現象 | 自然科学で観察される出来事を表す |
| economy 名詞 | 経済 | 国や地域の生産・消費活動全体を指す |
| concept 名詞 | 概念 | concept ofで抽象的な考えを表す |
| element 名詞 | 要素 | 全体を成り立たせる一つの要素 |
| expert 名詞 | 専門家 | 分野の知識や技能に詳しい人 |
形容詞20語
論文の評価や説明を正確にする、重要度の高い形容詞を選びました。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| constant 形容詞 | 一定の | constant changeのように変わらない状態を表す |
| complex 形容詞 | 複雑な | 単純でなく複数の要素から成る |
| appropriate 形容詞 | 適切な | appropriate forで対象との適合を示す |
| civil 形容詞 | 市民の | civil rightsなど市民に関する表現で使う |
| considerable 形容詞 | かなりの | 数・程度がかなり大きいことを表す |
| contrary 形容詞 | 反対の | on the contraryで反対の内容を示す |
| technical 形容詞 | 技術的な | 専門分野の用語や知識に関する |
| overseas 形容詞 | 海外の | 海外の国・地域に関する |
| minor 形容詞 | 些細な | majorの反対で、小さい・重要でない |
| fundamental 形容詞 | 基本的な | fundamental toで基礎との関係を示す |
| bush 名詞 | 茂み | 短く要点をまとめた説明に使う |
| available 形容詞 | 利用可能な | be available forで利用可能な対象を示す |
| capable 形容詞 | 〜する能力がある | capable of doingで能力を表す |
| previous 形容詞 | 前の | previous studiesで先行研究を表す |
| medical 形容詞 | 医学の | medical treatmentなど医療関連で使う |
| corporate 形容詞 | 企業の | 企業や法人に関する表現で使う |
| diverse 形容詞 | 多様な | 文化・種類などの多様性を表す |
| positive 形容詞 | 前向きな | positive effectで好ましい影響を表す |
| mental 形容詞 | 精神的な | mental healthなど心に関する |
| physical 形容詞 | 身体的な | physical environmentなど身体・物質に関する |
副詞・その他12語
論理関係や時間、程度を示し、英文の流れを整える語を集めました。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| nevertheless 副詞 | それにもかかわらず | 逆接を示し、文頭では後ろにカンマを置く |
| whereas 接続詞 | に対して | 二つの事実を対比するときに使う接続詞 |
| despite 前置詞 | 〜にもかかわらず | 名詞・動名詞の前で譲歩を示す |
| somewhat 副詞 | 多少 | 断定を避けて程度を弱める |
| hence 副詞 | したがって | 前文を受けて論理的な結論を導く |
| behalf 名詞 | 〜を代表して | on behalf ofで人や団体を代表する |
| overall 形容詞 | 全体的な | 全体をまとめて述べる際に文頭で使う |
| prior 形容詞 | 先の | prior toはbeforeより硬い表現 |
| subsequent 形容詞 | その後の | subsequent toで後続の出来事を示す |
| annual 形容詞 | 毎年の | annual reportなど一年ごとの事柄に使う |
| ultimate 形容詞 | 究極の | ultimate goalで最終的な目標を表す |
| initial 形容詞 | 最初の | initial stageで最初の段階を表す |
熟語・句動詞1語
複数語でまとまりとして覚えると、講義内容を理解しやすくなります。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| acid rain 名詞 | 酸性雨 | 環境問題を扱う講義で頻出する名詞句です。 |
紛らわしい語・セットで覚える語12語
似た語の使い分けを意識して、文脈に合う語を選びましょう。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| accurate 形容詞 | 正確な | 事実との一致を強調する形容詞 |
| precise 形容詞 | 正確な | 細部まで厳密な数値などに使う |
| assure 動詞 | 安心させる | 人を安心させるときに使う |
| ensure 動詞 | 〜を確実にする | 結果や実現を確実にするときに使う |
| assume 動詞 | 仮定する | 根拠が薄くても仮定する |
| presume 動詞 | 推定する | 証拠などから推定する |
| adapt 動詞 | 適応する | 環境や状況に合わせて適応する |
| adjust 動詞 | 調整する | 位置や条件を調整する |
| consist 動詞 | 構成されている | be composed ofと同じく構成を表す |
| constitute 動詞 | ~を構成する | 全体を構成する側の語として使う |
| affect 動詞 | ~に影響する | 動詞で「影響を与える」ときに使う |
| impact 名詞 | 影響 | 名詞では強い影響、動詞にもなる |
ライティング・面接で使える語12語
意見、根拠、結果を組み立てる際に使いやすい語を選びました。
| 英語 | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| benefit 名詞 | 利点 | benefit ofで利点を具体的に述べる |
| perspective 名詞 | 見方 | from my perspectiveで自分の見方を示す |
| insight 名詞 | 洞察 | 研究や経験から得た深い理解を示す |
| prospect 名詞 | 見通し | 将来性や見込みについて述べる |
| priority 名詞 | 優先 | 優先すべき事項を示す |
| target 名詞 | 目標 | 政策や行動が目指す対象を表す |
| strategy 名詞 | 戦略 | 問題解決の具体的な方策を表す |
| option 名詞 | 選択肢 | 選択肢を比較するときに便利 |
| outcome 名詞 | 結果 | 行動や政策の結果を述べる |
| objective 名詞 | 目標 | objectiveを明確な目標として使う |
| relevant 形容詞 | 関連している | 主張との関連性を説明する |
| crucial 形容詞 | 重大な | 理由の重要性を強調する |
TOEFL英単語 全500語
TOEFLの覚え方と勉強のコツ
TOEFLの単語レベルと必要語数の目安
TOEFL iBTで目標スコア(80〜100点前後)を獲得するには、約8,000〜10,000語レベルの語彙力がひとつの目安とされています。大学レベルの講義や学術書を理解するための語彙が中心となるため、一般的な日常会話やTOEICよりも難度の高い単語が多く登場します。
| 試験・級 | 必要語数の目安 | 主な語彙の特徴 |
|---|---|---|
| 英検2級 / 高校卒業 | 約4,000〜5,000語 | 社会生活・一般的な話題 |
| 英検準1級 | 約7,500〜9,000語 | 社会問題・基礎学術 |
| TOEFL iBT | 約8,000〜10,000語以上 | 大学講義・自然科学・人文科学 |
膨大な学術用語をすべて暗記するのは現実的ではありません。まずは本単語帳の頻出500語のように、分野を問わず論文や講義で繰り返し使われるコア単語から確実に身につけましょう。
TOEFLの単語の覚え方
TOEFLの単語学習で避けたいNG勉強法は、「単語と日本語訳の1対1の丸暗記」や「眺めるだけの学習」です。文脈や音と結びついていない語彙は、本番のリスニングや読解で即座に反応できません。
1. 音声と例文でコロケーションを把握する
各単語の音声を再生して正しい発音を確認し、例文の中で前後の自然なつながり(コロケーション)ごと覚えましょう。
2. 隠すテストとスペル練習でアウトプット
本サイトの「日本語・英語を隠すテスト」で想起練習を行い、ライティング対策として「スペル練習」も行います。ゲーム感覚で学べる「冒険モード」を活用すれば、エビングハウスの忘却曲線に基づいた間隔反復を無理なく継続できます。
音声を再生して正しい発音を把握する
例文で前後のコロケーションごと覚える
日本語や英語を隠して想起練習を行う
ライティング対策として書いて定着させる
音声確認からスペル練習まで段階的に進めて定着させます。
学習スケジュールの例
ライフスタイルや受験日までの期間に合わせて、無理のない学習計画を立てましょう。継続的な反復が記憶定着の鍵です。
| プラン | 1日の学習目安 | 具体的な進め方 |
|---|---|---|
| 1日10分コース | 15〜20語 | スキマ時間に音声を聞き、隠すテストで2周チェック。通勤・通学中におすすめです。 |
| 2週間集中コース | 35〜40語 | 毎日新しい単語を進めつつ前日分のスペル練習を実施。短期で500語を総ざらいします。 |
| 1か月じっくりコース | 15〜20語 | 1週間ごとに復習日を設け、冒険モードで苦手単語をゼロにしながら確実に定着させます。 |
問題形式別・単語で点を落とさないコツ
TOEFL iBTの4技能それぞれで語彙を活かすコツを押さえましょう。
リーディング(語彙・長文)
語彙問題では、文脈に最も近い同義語が問われます。alter(変える)なら change、abundant(豊富な)なら plentiful のように類語とセットで押さえると即答できます。専門的な長文も、頻出の論理展開語をつかめば大意を外しません。
リスニング
講義音声はスピードが速いため、文字を見ずに発音を聞いて0.5秒で意味が浮かぶ状態を目指します。hypothesis(仮説)など学術的な音の脱落やアクセントに耳を慣らしましょう。
ライティング・スピーキング
受動的に「知っている」単語から、自分で正しく使える能動語彙を増やします。例えば「示す」を show だけでなく demonstrate や illustrate に言い換える練習が効果的です。
alterとchangeなど同義語とセットで覚える
音声を聞いて0.5秒で意味が浮かぶ状態を目指す
showをdemonstrateに言い換える練習をする
各セクションの出題形式に合わせた単語対策の要点です。
まとめ
TOEFL iBTの単語対策は、学術分野で共通して使われる重要語彙を優先して固めることが成功への第一歩です。音声を聞きながら例文ごとインプットし、テスト機能やスペル練習で能動的にアウトプットしていきましょう。モチタン辞典の500語を繰り返し学習し、目標スコア獲得に向けた揺るぎない語彙力を養ってください。
よくある質問
- Q. 単語対策をせずに受験してもスコアは取れますか?
- 難しいと言えます。TOEFL iBTは大学の講義や学術論文が題材となるため、日常会話や高校英語レベルの語彙だけでは長文読解やリスニングの理解が追いつきません。まずは頻出の学術基礎単語を集中的にインプットすることをおすすめします。
- Q. 市販の単語帳を買う必要がありますか?
- まずは当サイトの頻出500語を完璧にすることをおすすめします。本サイトでは音声や例文、テスト機能が無料で利用できるため、基礎固めには十分です。さらに80点以上や100点超えのハイスコアを目指す段階になってから、専門的な市販単語帳の導入を検討すると効率的です。
- Q. TOEFLで80点を取るには何語必要ですか?
- 一般的に約8,000語前後が必要語数の目安とされています。ただし、専門用語をすべて丸暗記する必要はありません。学術文脈で頻出する論理展開の動詞や形容詞を優先して固めることで、未知の語があっても文脈から類推して十分に正解を導くことができます。
- Q. 単語学習は試験の何ヶ月前から始めるべき?
- 受験日の2〜3ヶ月前からの開始が理想的です。語彙の定着には間隔反復が必要なため、直前の詰め込みでは4技能の実践で使いこなせません。まずは1〜2ヶ月かけて本サイトの頻出単語を定着させ、最後の1ヶ月で過去問演習と並行して復習するのがおすすめです。
目標スコア別に必要なTOEFL単語数とレベルの目安
TOEFL iBTは大学レベルの学術講義や論文を題材とするため、一般的な日常会話やビジネス英語よりも高度な語彙力が要求されます。目標スコアを達成するために必要とされる語彙数の目安を把握し、現在の実力と照らし合わせて計画を立てることが重要です。
| 目標スコア | 必要単語数の目安 | 求められる語彙水準 |
|---|---|---|
| 61点前後 | 約5,000〜6,000語 | 高校卒業〜大学受験レベルの基本語彙に加え、学術文脈の基礎動詞・名詞が理解できる水準 |
| 80点突破 | 約8,000語 | 海外の大学学部への出願基準となる水準。自然科学や歴史など多様な分野の基礎用語を把握できる水準 |
| 100点突破 | 約10,000語以上 | 大学院留学や難関大学で求められる水準。抽象度の高い概念語や専門分野の難単語を即座に処理できる水準 |
TOEFL iBTで80点を取得するには約8,000語レベル、100点突破には約10,000語レベルの語彙力が一般的な目安とされています。大学受験や一般的な英語試験の語彙力だけでは専門的な講義内容の処理が追いつかないため、早期に学術語彙を補強する必要があります。
TOEFL頻出単語を攻略する学問分野別の背景知識と重要語
TOEFLの語彙は、自然科学(生物学、天文学、地球科学など)や人文科学(人類学、美術史など)のアカデミックなテーマが中心に出題されます。専門用語を単独で暗記しようとすると定着しにくいため、出題パッセージの背景知識と関連づけて理解することが効率的な対策になります。
| 学問分野 | 頻出トピック・背景知識 | 代表的なTOEFL頻出単語 |
|---|---|---|
| 生物学 | 生物の共生関係、自然淘汰、光合成、擬態、冬眠 | symbiosis(共生)、photosynthesis(光合成)、predator(捕食者)、camouflage(擬態) |
| 地球科学・天文学 | プレートテクトニクス、氷河期、地層形成、恒星の進化 | tectonics(地質構造)、glacier(氷河)、stratum(地層)、celestial(天体の) |
| 人類学・歴史 | 農耕の起源、道具の発達、古代文明の衰退、交易路 | artifact(人工遺物)、nomadic(遊牧の)、sedentary(定住の)、foraging(採集) |
例えば地学の長文では、plate tectonics(プレートテクトニクス)の仕組みとともに地殻変動を説明する語彙が頻繁に登場します。文脈とともに語彙の使われ方を把握しておくことで、本文の論理展開を素早く追えるようになります。
リーディングと発信で使い分けるTOEFL単語の学習基準
TOEFL単語を効率的に習得するためには、すべての単語を同じ深さで暗記しようとせず、受動語彙(パッシブ・ボキャブラリー)と能動語彙(アクティブ・ボキャブラリー)を明確に仕分ける必要があります。試験セクションの特性に合わせて学習の到達基準を分けることが、スコアアップへの近道です。
見て意味が分かれば十分な難単語(リーディング・リスニング用)
専門的な動植物の名称や学術現象を表す語は、正しいスペルやコロケーションまで書ける必要はありません。長文や講義音声の中で出会った瞬間に、大まかな意味や役割を想起できれば正解を導くことができます。
例文: The organism adapted to arid conditions.(その有機体は乾燥した環境に適応した。)
ここでは arid(乾燥した)という単語が気候を表す文脈で認識できれば、パッセージ全体の論旨を把握できます。
正確な運用が求められる単語(スピーキング・ライティング用)
主張の展開、対比、原因と結果を説明する単語は、前置詞との組み合わせや構文を正確に使いこなせなければ減点対象となります。自分で瞬時に文を組み立てられるレベルまで練習を重ねる必要があります。
例文: His lack of preparation contributed to the failure.(彼の準備不足がその失敗の一因となった。)
contribute は単に「貢献する」という意味を覚えるだけでなく、contribute to の形で原因や寄与を表す使い方を身につけておくことが求められます。
- Q. TOEICや大学入試の単語力があればTOEFL単語の対策は不要ですか?
- TOEICや大学入試の単語力は強固な土台になりますが、それだけでは不十分です。TOEFLでは大学講義レベルの自然科学や人文科学に関する専門語彙が頻出するため、アカデミック分野に特化した単語を上乗せして補強する必要があります。
- Q. 専門分野の難しい学術単語もスペルまで覚える必要がありますか?
- すべての専門単語を正確に書けるようにする必要はありません。リーディングやリスニングで出題される専門用語は、見聞きした瞬間に大まかな意味が分かれば十分です。スペルや構文の暗記に時間をかけるのは、ライティングやスピーキングの論理展開で自身が使う語彙に絞りましょう。




































































































