権限

「権限」の英語

「権限」は英語で authority と言います。法律や公的な委任による正式な権限なら mandate、政府や警察などの当局を指すなら the authorities が一般的です。文脈に応じて使い分けます。

「権限」の英語の使い分け

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authority

[US] əθɔ́ːrəti | əθɑ́ːrəti [UK] ɔːθɔ́riti

意味

authorityのイラスト

例文

The teacher has authority in class.

教師はクラスで権威を持っている。

コアイメージ

人や組織が他の人に指示したり決めたりすることが認められている力や立場

関連語

使い方

  • have authority

    権威がある

  • authority over

    〜に対する権威

  • authority on

    〜の権威

  • local authorities

    地方当局

類義語との違い

authority: 権威。正当な力や専門的な信頼を持つ状態
power: 力。物や人を動かす能力や政治的な支配力
control: 管理・統制の力。規則や操作で物事をコントロールする力
influence: 影響力。直接命令せずに考えや行動を変えるように働きかける力

英英

Power or legal right to make decisions and give orders; a person or source respected for expertise; also organizations called "authorities"

語源

authorityは、ラテン語のauctor(作者・導く人)がauctoritasになり、英語に入って人や立場にある力を表す『権威』という意味になった。

コラム

  • 単数のauthorityは権威だが、the authoritiesは当局・警察を意味し、公的な決定や命令を表す場面で使われる

mandate

[US] mǽndèit [UK] mǽndeit

意味

mandateのイラスト

例文

The government has the mandate to make laws.

政府には法律を作る権限がある。

コアイメージ

法律や上の立場から与えられ、行う範囲を決める正式な力のイメージ

関連語

使い方

  • electoral mandate

    選挙で与えられた権限

  • mandate to

    〜する権限

  • mandate that

    〜という権限

類義語との違い

mandate: 公式に与えられた権限や任務
authority: 組織や人が持つ公的・実務的な決定権
power: 影響を及ぼす能力や強制する力
right: 法的または道徳的に認められた権利

英英

The authority or power given to a person or organization to make decisions or take actions, often as a result of being elected or appointed. It can also refer to an official instruction that allows someone to do something.

語源

mandateは、ラテン語mandatum(任せられたもの)→古フランス語→英語と伝わり、もとは命令や委任を指して現在は『権限』を示す

コラム

  • 日本語の「命令」と混同しやすいが、commandやorderは直接的な指示を表し、mandateは公式な権限や委任という法的・政治的なニュアンスが強い

例文

Local authorities closed the roads after the accident.

地方当局は事故後に道路を封鎖した。

コアイメージ

当局=政府や公的な組織が法や規則を執行し決定を下す力や立場をさす

英英

Governmental or official organizations that have legal power to make decisions, enforce laws, and manage public affairs.

語源

authoritiesは、ラテン語auctoritas(影響・権威)から古フランス語autoritéを経て中英語に入り、公的な権力や統治を行う組織を指す語として定着した。

コラム

  • Local authoritiesやhealth authorities、policeなどと並んで使われ、複数形で公的機関や担当部署を指す用法が一般的である。

「権限」のレベル別の例文

「権限」を英語にするときのよくある間違い

  • × I have the authority for approve it.

    ○ I have the authority to approve it.

    authorityの後で動作を続ける場合は、通常to不定詞を使います。

  • × The authorities is investigating the incident.

    ○ The authorities are investigating the incident.

    the authoritiesは政府や警察などの当局を指す複数形の表現なので、動詞も複数形にします。

「権限」の英語についてよくある質問

Q. 「権限」を英語で一言で言うと?
一般的には authority と言います。人や組織が決定・指示できる力を幅広く表します。
Q. authority と mandate の違いは?
authorityは決定や指示を行う権限全般、mandateは法律や上位機関から与えられた正式な権限を表します。
Q. 「権限」をビジネスで表す英語は?
一般的には authority が使えます。「承認する権限」は have the authority to approve のように表します。
Q. permissionやprivilegeとの使い分けは?
決定権ならauthority、他者からの許可ならpermission、特別な資格や特権ならprivilegeを使い分けます。authorityは役職に基づく決定や指示の権限、permissionは何かを行うことへの承認、privilegeは特定の人にのみ与えられる優遇された権利を指します。
Q. ITのアクセス権限や編集権限の英語表現は?
アクセス権限はaccess permissionsやaccess rights、編集権限はedit permissionsと言います。また、閲覧のみの権限はread-only permission、管理者権限はadmin privilegesやadministrator rightsと呼ぶのが一般的です。
Q. authorizationとauthenticationの違いは?
authorizationは権限を与える「認可」、authenticationは本人を確認する「認証」を指します。パスワード等で利用者が本人であると特定する処理がauthenticationで、ログイン後にどの操作を許可するか制御する処理がauthorizationです。
Q. 「決裁権限」や「署名権限」は英語で何と言う?
決裁権限はapproval authority、署名権限はsigning authorityと言います。職務上の権限範囲はscope of authorityと表現します。例文: He has the signing authority for this contract.(彼にはこの契約の署名権限があります。)
Q. 「権限を委譲する」「付与する」の動詞は?
権限を委譲するはdelegate authority、権限を付与するはgrant authorityやgrant permissionと言います。逆に権限を取り消す場合はrevoke permissionを用います。例文: We delegated authority to the local team.(現地チームに権限を委譲しました。)
Q. 「決定権限がありません」のビジネス英語は?
I do not have the authority to make that decision. が最も自然です。自分の職責を超えている決定を丁寧に断る定番表現です。少し簡潔に「私の権限外です」と言いたい場合は、That is beyond my authority. と伝えることもできます。
Q. システム画面でauthorityと書くのは不自然?
不自然です。ソフトウェアやアプリの操作権限にはauthorityではなくpermissionsやprivilegesを使います。authorityは組織や法律に基づく人間の指揮決定権を指すため、画面上の閲覧・編集・アクセス制御のラベルにはPermissionsと書くのが一般的です。

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