モチタン辞典 › 読みもの › TOEFL・IELTS › TOEFL新形式の変更点と時間配分

TOEFL新形式の変更点まとめ!試験時間や難易度を解説

TOEFL新形式の変更点まとめ!試験時間や難易度を解説

TOEFL iBTの新形式では、試験時間が従来の約2時間から最短約67分へと大幅に短縮され、リーディングとリスニングに適応型のアダプティブ方式が導入されました。

ダミー問題は廃止され、スコア体系には従来の120点満点に加えて1から6のバンドスコアが採用されます。拘束時間が減った一方で、1問あたりの失点の重みと即応力が合否を分ける設計に変化しています。

TOEFL新形式の変更点と新旧の比較

TOEFL iBTの新形式における最大の改訂ポイントは、試験時間の大幅な短縮と、受験者の解答状況に応じて出題内容が変化する出題エンジンの採用です。

従来の試験では全受験者に同じ難易度構成の問題が出題され、休憩なしで約2時間をかけて4技能を測定していました。新形式では無駄な設問が削ぎ落とされ、より短い時間で正確に英語運用能力を測定する形式へと刷新されています。

テスト結果の通知も迅速化され、試験終了後72時間以内にスコアが確認できるようになります。従来は約4日から8日程度かかっていたため、出願締め切りが迫っている受験者にとっても利便性が向上しました。

出題内容についても、学術的な長文読解だけでなく、日常的な連絡や短い語彙補完など、実際の生活やコミュニケーションで使われる英語力を反映したタスクが追加されています。

項目従来の形式新形式
全体の試験時間約2時間最短約67分(約1時間〜1時間半)
出題方式固定問題(全員共通)アダプティブ方式(MST)
ダミー問題なし(過去に存在)なし
結果通知の時期試験後約4〜8日試験後72時間以内
スコア体系0〜120点(各技能0〜30点)1〜6のバンドスコア(120点換算も並行提供)
リーディング大問2問(20問 / 35分)35〜48問(約23〜27分)
リスニング講義・会話5題(28問 / 36分)適応型モジュール形式(短縮)
スピーキング4タスク(約16分)新タスク Listen and Repeat 導入
ライティング2タスク(約29分)新タスク Write an Email 導入

最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。改訂後もテストセンターでの受験と自宅受験の双方が提供されますが、出題構成と時間配分の基本ルールは共通です。

モチベア単語と例文をアプリで定着させるなら、単語アプリ「モチタン」単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す

TOEFLの試験時間とセクション別の時間配分

TOEFLは何時間かかるのかという疑問に対して、新形式では「全体で約1時間から1時間半程度、実質的な解答時間は最短約67分」が明確な答えとなります。

従来の約2時間からほぼ半減し、長時間の拘束による肉体的・精神的な疲労は大幅に緩和されました。途中の休憩時間は設けられておらず、全セクションをノンストップで解答します。

各セクションの試験時間と配分の目安は次のとおりです。適応型テストの性質上、リーディングやリスニングでは出題されるモジュールによって数分程度の幅が生じることがあります。

タイトな試験時間を生き抜く秒単位の時間配分モデル

試験時間が短くなった分、1問あたりに使える思考時間は限られています。従来の試験のように「後でゆっくり戻って見直す」という戦略は通用しにくくなっています。特にリーディングとライティングでは、事前に秒単位での時間配分計画を身体に染み込ませておく必要があります。

リーディングセクションにおける時間配分の目安は以下のとおりです。語彙補完問題である Complete the Words は1問あたり10秒から15秒以内でテンポよく処理し、後半の学術長文読解に時間を残す戦略が有効です。

表は横にスクロールできます →

タスク種別問題数(目安)目標処理時間戦略と意識
Complete the Words複数問(短文穴埋め)1問あたり10〜15秒文脈の品詞と語頭文字から即座に復元する
Read in Daily Life1〜2問(短文読解)1問あたり45〜60秒要点と具体的な条件(日時・対象)を素早く特定する
Read an Academic Passage中長文パッセージ1問あたり60〜80秒段落ごとの主題を把握し設問の該当箇所を素早く照合する

ライティングセクションでは、新設された Write an Email(メール作成)におよそ7分、継続される Write for an Academic Discussion(学術討議)におよそ10分が割り当てられます。

メール作成では最初の1分で状況と要件を整理し、5分で本文を書き上げ、最後の1分でスペルと文法のミスを見直す配分が理想です。

次の疑問短縮された試験時間に合わせて何から着手すべきか迷うなら、TOEFL初心者向け対策と勉強法で学習順序を確認できます。

TOEFLのアダプティブ方式とダミー問題の有無

新形式のTOEFL iBTを攻略する上で、最も正確に理解しておかなければならないのが「アダプティブ方式」の仕組みと「ダミー問題」の扱いです。これらを正しく理解していないと、本番での力配分を誤る原因になります。

アダプティブ方式(MST)の仕組み

新形式でリーディングとリスニングに採用されたのは、Multi-Stage Adaptive Testing(マルチステージ適応型テスト、略称MST)と呼ばれる仕組みです。これは1問解くごとに次の問題の難易度が変わる方式ではなく、セクションが複数のステージ(モジュール)に分割されている方式を指します。

  1. Module 1(第一段階):受験者全員に中級程度の難易度が混ざった共通の問題セットが出題されます。
  2. 判定:受験者の Module 1 における正答率がシステムによって瞬時に測定されます。
  3. Module 2(第二段階):正答率が高かった受験者には高難度の問題セット(上位モジュール)が、正答率が低かった受験者には標準・平易な問題セット(下位モジュール)が割り当てられます。

この仕組みにおける注意点は、「上位モジュールに進まなければ、高得点バンド(スコア5.0〜6.0など)を獲得できない」という点です。下位モジュールで全問正解しても、割り振られる最高スコアには上限が設定されます。

したがって、試験開始直後の Module 1 でいかにケアレスミスを犯さず高正答率を叩き出せるかが、最終スコアを決定づける鍵となります。

ダミー問題は新形式に存在するのか

かつてのTOEFLでは、採点対象外の研究用設問である「ダミー問題」がリーディングやリスニングにランダムで紛れ込んでおり、余分な時間と体力を奪われる要因となっていました。しかし、新形式においてはダミー問題は一切出題されません。

出題されるすべての問題が採点対象となります。問題数が凝縮されたことで、「この問題はダミーかもしれないから適当に流す」といった推測は通用しません。解く問題のすべてが最終バンドスコアに直結するため、最初から最後まで1問も無駄にできない緊張感を持って解答する必要があります。

アダプティブ方式(MST)の流れ
1Module 1

全員に中級レベルの共通問題を出題

2正答率の判定

システムがModule 1の正答率を測定

3Module 2分岐

高正答率は上位、低正答率は下位へ

4スコア確定

上位のみ高得点バンド獲得が可能

Module 1の正答率によってModule 2の難易度と獲得可能な最高スコアが分岐します。

TOEFLは簡単になった?難易度の変化をプロが検証

「試験時間が約67分になったのなら、TOEFLは簡単になったのではないか」という疑問を持つ受験生は少なくありません。結論から言えば、「拘束時間と体力面では大幅に負担が軽減されたが、スコア取得の難易度自体はむしろシビアになった」というのが客観的な事実です。

簡単になったと感じられる要素

受験者にとって有利に働く変化は、長丁場の疲労から解放される点です。従来の2時間から3時間に及ぶ試験では、後半のライティングやスピーキングに到達する頃には集中力が切れ、本来の実力を発揮できないケースが多く見られました。

新形式では約1時間強で終了するため、高い集中力を維持したまま全力を出し切ることが可能です。

また、リーディングに日常的な短い連絡文が加わり、ライティングにも日常のメール作成が登場するなど、極度に専門的な学術語彙ばかりでなく、親しみやすい文脈の設問が増えたことも心理的なハードルを下げています。

難化した・シビアになったと感じられる要素

一方で、テストの採点構造としては難易度が上がった側面があります。理由は以下の3点に集約されます。

総合的に見ると、英語の基礎力や即応力が備わっている人にとっては「疲れずに実力を発揮しやすい有利なテスト」となった反面、テクニックや暗記に頼ってスコアを稼ごうとしていた人にとっては「ごまかしが利かない厳しいテスト」へと進化したと言えます。

新形式の負担軽減とシビアさの比較

簡単になった要素

  • 試験時間が約1時間強となり疲労が軽減
  • 日常的な連絡文やメールなど実用タスク追加
  • 高い集中力を維持したまま解答可能

難化・シビアになった要素

  • 問題数減少とMSTにより1問の失点が重い
  • 短時間で迷わず解く瞬発力と反射神経が必須
  • 定型文暗記などの小手先テクニックが通用しない

試験時間の短縮で体力面は楽になった一方、スコア取得の基準はより厳格化しています。

TOEFL新形式の変更点と時間配分のイメージ

リーディングとリスニングの新タスク攻略法

インプット技能であるリーディングとリスニングでは、出題形式の刷新に伴い、求められる解法アプローチが変化しています。それぞれのセクションの特徴と具体的な解き方を解説します。

リーディングの新タスクと解答のコツ

新形式のリーディングは約23〜27分で35〜48問を解き進める構成となり、主に3つの問題形式で構成されます。

Complete the Words を解く際は、前後の品詞に注目することが鉄則です。例えば前置詞の後であれば名詞や動名詞、助動詞の後であれば動詞の原形が入ります。文脈から「プラスの意味かマイナスの意味か」を絞り込み、与えられた頭文字を手がかりに素早く単語を完成させましょう。

リスニングセクションの対策

リスニングセクションでも適応型テストが採用されています。大問の構成は講義形式と会話形式で構成されますが、再生される音声全体の尺度が効率化されています。従来の試験と同様に、音声を聞きながら設問を先読みすることはできません。

重要なのは、細かな数値や固有名詞をすべて書き取ろうとするのではなく、main idea(主題)や教授の attitude(態度・意図)、話の展開を示す transition words(つなぎ言葉)に集中することです。

However や For example、The point is... といったシグナルを聞き逃さず、全体の論理関係を頭の中に図式化しながら聴くトレーニングを重ねてください。

リーディングの出題タスク分類
リーディング形式

語彙・文法

  • Complete the Words

日常文読解

  • Read in Daily Life

学術文読解

  • Read an Academic Passage

新形式のリーディングは3つの問題形式で構成され、日常文から学術文まで問われます。

ライティングとスピーキングの新タスク対策

アウトプット技能では、より実践的な場面を想定した新タスクが導入されています。ここでは新形式の目玉である Write an Email と Listen and Repeat の解法と使える表現を紹介します。

ライティング新タスク:Write an Email

Write an Email は、提示された状況説明(教授への連絡、学内事務への問い合わせ、同僚への業務連絡など)を読み、指示された2〜3の条件を満たす返信メールを約7分で書くタスクです。短時間で論理的かつ自然なトーンの英文を仕上げる必要があります。

状況に応じた書き出しと結びの型を確立しておくことが成功の近道です。以下は教授に対して課題の提出期限延長を相談する際の典型的なフォーマットです。

件名例:Request for Extension on Assignment: [Your Name](課題提出期限の延長のお願い:[氏名])

本文構成例:
Dear Professor Miller,(親愛なるミラー教授)
I am writing to inquire about the possibility of extending the deadline for our biology assignment.(生物学の課題の提出期限を延長していただくことが可能かどうかお伺いしたく、ご連絡いたしました)
Unfortunately, I came down with a severe fever yesterday and was unable to complete the lab report on time.(あいにく昨日高熱を出してしまい、期日通りに実験レポートを完成させることができませんでした)
I have already finished the preliminary research, and I would be extremely grateful if you could grant me an extra two days until Friday.(事前の調査はすでに終えており、金曜日まであと2日間の猶予をいただけましたら大変ありがたく存じます)
Thank you very much for your understanding.(ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます)
Sincerely,(敬具)

なお、従来の試験で導入された Write for an Academic Discussion(オンライン授業の掲示板形式で意見を述べるタスク)も継続して出題されます。こちらは10分で他者の意見を踏まえながら100語以上の意見を展開する訓練を継続してください。

スピーキング新タスク:Listen and Repeat

スピーキングセクションには、短文の音声を聞いた直後にそのまま正確に復唱する Listen and Repeat が新設されました。英語の自然なリズム、イントネーション、発音、そして短期的な音声記憶保持力を直接測定するタスクです。

攻略のポイントは、単語を1語ずつ個別の記号として記憶するのではなく、意味のまとまり(チャンク)として捉えることです。例えば "The library will be closed next Monday for maintenance."(図書館は保守点検のため来週月曜日に閉館します)という文が流れた場合、[The library] [will be closed] [next Monday] [for maintenance] という4つのブロックで意味を瞬時に処理し、音の抑揚をそのまま真似て発音します。

スピーキングの回答構成を練習したいときは、TOEFL新形式スピーキングのテンプレが役立ちます。

新スコア体系と大学出願への影響について

新形式TOEFL iBTでは、これまでの各技能30点・合計120点満点のスコア体系に加え、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と整合性を持たせた1から6のバンドスコア体系が正式に導入されました。

バンドスコアと従来スコア・CEFRの対照表

スコアレポートには、新しい1〜6のバンドスコアとともに、従来通りの0〜120点換算スコアも併記されます。これにより、従来の出願基準を維持している教育機関に対しても支障なく提出が可能です。

表は横にスクロールできます →

新バンドスコア従来のスコア(換算目安)CEFRレベル英語力の目安
6.0115〜120点C2極めて高度な学術・専門的運用能力
5.5104〜114点C1上位名門大学院や難関大学の出願レベル
5.092〜103点C1一般的な海外大学院・上位学部レベル
4.579〜91点B2上位海外大学学部留学の標準的な出願基準
4.065〜78点B2条件付き入学や交換留学の基準ライン
3.5以下64点以下B1以下基礎的な日常会話レベル

大学・大学院出願における有効性と移行期間

テストスコアの有効期間は受験日から2年間です。新形式移行後も、有効期限内であれば旧形式で取得したスコアは国内外の大学・大学院で問題なく正式スコアとして受理されます。

また、大学側の募集要項において「TOEFL iBT 80点以上」と旧スコアの基準値が書かれている場合でも、新形式のスコアレポートに記載される120点満点換算の数値がそのまま適用されるため、出願手続きで不利益を被る心配はありません。

出願先が指定する要件(バンドスコアでの提出か、120点換算での提出か)は、各大学の募集要項を念のため確認してください。

新旧スコアの詳しい比較については、TOEFLスコア新旧換算と変更点で確認できます。

新形式に対応する勉強法と従来対策の取捨選択

テスト形式が刷新されたことで、これまでの勉強法をどのように修正すべきか悩む方が多いはずです。限られた学習時間で最大の成果を出すために、「残すべき学習」と「捨てるべき学習」を明確に仕分けましょう。

これまでの対策で「残すもの」と「捨てるもの」

項目判断理由と方針
学術英単語の暗記残す難関モジュールや学術長文の読解には不可欠なため継続する
長大なエッセイテンプレート捨てる長文の独立型エッセイは廃止されているため暗記の優先度は低い
リスニングの要約メモ取り残す短い音声でも全体の論理展開を整理する力は引き続き重要
ダミー問題への体力温存策捨てるダミーは全廃されたため序盤から100%の力で解く必要がある
シャドーイング・音読練習残す・強化新設された Listen and Repeat の直接的な対策となる

短縮版でハイスコアを狙う日々のトレーニング手順

新形式で高得点を獲得するためには、日々の学習に次の3つのトレーニングを取り入れることを推奨します。

  1. リピーティング&シャドーイング(1日15分):1文あたり10〜15語程度の自然な英語音声を1回聴き、音声を止めてそっくり真似て発音する練習を行います。これにより Listen and Repeat に必要な短期記憶力と発音・イントネーションが身につきます。
  2. 日常英文のスキミング訓練(1日15分):英語のニュースレターや告知文、実用的なメール文面を制限時間1分以内で読み、「誰が・何を・いつまでに求めているか」を要約する訓練を行います。Read in Daily Life の処理速度が向上します。
  3. タイピング即答トレーニング(1日15分):簡単なトピックや架空の問い合わせメールに対し、制限時間5分間で100語前後の返信をキーボードで打ち切る練習を繰り返します。メール作成タスクにおける思考と入力のラグをなくすことができます。

公式に提供されている新形式対応の練習問題やサンプルテストを積極的に活用し、新しい時間感覚と画面遷移に慣れておくことが本番での成功につながります。

新形式向け日々のトレーニング

短縮版TOEFLでハイスコアを狙うために推奨される毎日の練習メニューです。

基礎的な語彙力を強化したいときは、TOEFL英単語一覧を活用した反復学習が効果的です。

次の疑問効率的な対策の土台となる語彙力を補強したい方は、新形式対応TOEFL単語帳の選び方を参考にしてみてください。

Write an Emailの作成手順とテンプレート

Write an Emailタスクでは、短時間で指示された条件を満たすメールを作成するための手順と定型表現を押さえておくことが重要です。

メール作成の標準ステップ

  1. 状況と受信メッセージの確認(約1分):送信相手との関係性(教授、職員、同僚など)と、メールで言及すべき要点を把握します。
  2. 構成案の整理と執筆(約5分):件名・呼びかけ・本文・結びを定型フォーマットに沿って記述します。
  3. 文法・誤字の確認(約1〜2分):主語と動詞の一致や時制、敬語のトーンを確認します。

メール作成テンプレート

教授や担当窓口宛てに事情を説明し、対応を依頼する際に活用できる標準構成です。

MSTのステージ構成と見直しの注意点

リーディングとリスニングに導入されたMST(2段階適応型テスト)を攻略するには、ステージごとの配信仕様と見直しのルールを把握しておく必要があります。

MSTの出題フロー

テストは2つのステージで構成されます。

高得点(従来の100点以上やバンドスコア5.5〜6.0)を目指す場合、Stage 1で高い正答率を記録してStage 2で高難易度セットへ進むことが必須です。Stage 1でミスが重なると、Stage 2で挽回しても到達できるスコアの上限が制限されます。

解き方と見直しの注意点

TOEFL iBTのMSTはステージ単位で問題が配信されるため、同じステージ内であれば設問間を行き来し、見直しや修正を行うことが可能です。ただし、一度Stage 1を終了してStage 2へ進むと、Stage 1の問題に戻って解答を変更することはできません。

未回答の設問がないか確認してから次のステージへ進む必要があります。

出願要件の確認手順と2年間の経過措置

改訂後のスコアを海外大学等へ提出する際は、トラブルを防ぐために募集要項を以下の手順で確認します。

出願要件確認チェックリスト

  1. スコア要件表記の確認:出願先の要件が旧スコア(例:80点、100点など)か、新バンドスコア(例:5.0、5.5など)かを確認します。
  2. 経過措置の有効性:制度改訂後2年間は、スコアレポート上に新形式のバンドスコアだけでなく従来の0〜120点スケール換算値も併記されます。旧基準のまま更新されていない大学であっても問題なく提出可能です。
  3. セクション別足切り基準(Subscores)の有無:各セクションに最低基準点が設けられているかを確認します。
  4. テスト種別の指定:改訂後のTOEFL iBTスコアが公式要件として認められているかを確認します。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月6日)。

続けて読む

TOEFL・IELTSの疑問をすべて見る「TOEFL」のまとめ

理解度チェック

Q1. 新形式で採用されたアダプティブ方式(MST)の特徴は何?

  1. 1問解くごとに次の難易度が変化する
  2. 下位モジュールでも満点バンドが取れる
  3. Module 1の結果で次の難易度が決まる
  4. 全受験者に最後まで全く同じ問題が出る
答えを見る

正解: C. Module 1の結果で次の難易度が決まる
新形式のMSTでは、Module 1の正答率に応じてModule 2で上位または下位の難易度の問題セットが割り振られます。

Q2. 教授に期限延長を相談するメールの件名として適切な英語は?

  1. Request for Extension on Assignment
  2. Write for an Academic Discussion
  3. Read an Academic Passage
  4. Complete the Words
答えを見る

正解: A. Request for Extension on Assignment
本文では教授への提出期限延長の相談メールの件名例として、Request for Extension on Assignmentが挙げられています。

Q3. 新形式TOEFLにおけるダミー問題の扱いはどうなった?

  1. リスニングセクションにのみ出題される
  2. ダミー問題は一切出題されなくなった
  3. 出題数が従来の2倍に増加した
  4. 正答率が高い受験者にだけ出題される
答えを見る

正解: B. ダミー問題は一切出題されなくなった
新形式ではダミー問題は一切出題されず、出題されるすべての問題が採点対象となります。

よくある質問

Q. TOEFL新形式でダミー問題は出ますか?
新形式のTOEFL iBTではダミー問題(採点対象外の研究用設問)は一切出題されません。解いたすべての問題が採点対象となります。
Q. 試験時間は全体で何時間かかりますか?
全体の試験時間は最短約67分(およそ1時間から1時間半程度)です。従来の約2時間から大幅に短縮され、途中の休憩時間はありません。
Q. 新形式になってテストは簡単になりましたか?
拘束時間が減り体力面では楽になりましたが、アダプティブ方式により序盤の失点の重みが増したため、実質的なスコア取得の難易度はシビアになっています。
Q. 以前受験した旧形式のスコアは大学出願に使えますか?
はい、使えます。TOEFLスコアの有効期間は受験日から2年間であり、有効期限内であれば新形式導入後も国内外の大学で正式スコアとして有効です。
Q. 新形式の結果は何日で届きますか?
テスト結果は試験終了後72時間以内に公式アカウント上で通知されます。従来よりも迅速にスコアを確認できるようになりました。
Q. MST方式では前の問題に戻って見直しができますか?
同じステージ内であれば設問間を自由に行き来して見直しや修正が可能です。ただし、Stage 1を終了してStage 2へ進んだ後は、前のステージの問題に戻ることはできません。
Q. 新タスク「Write an Email」の文字数目安はどれくらいですか?
制限時間約7〜8分の中で、提示された要件を漏れなく満たしつつ、およそ80〜120語程度の簡潔で正確な英文を作成することが目安となります。

2026年10月6日更新・モチタン辞典編集部