日常英会話 形容詞 全134語
よく使う英語形容詞の2大用法|限定用法と叙述用法の違い
英語の形容詞には、名詞の直前や直後に置いて修飾する「限定用法」と、動詞の補語(C)として主語や目的語の状態を説明する「叙述用法」の2つの働きがあります。文を正確に組み立てるためには、この2つの配置パターンの違いを押さえることが不可欠です。
限定用法では、a blue sky(青い空)のように名詞を修飾します。一方、叙述用法では、第2文型(SVC)の補語として The sky is blue.(空は青い)のように主語を説明したり、第5文型(SVOC)で The news made me happy.(その知らせは私を幸せにした)のように目的語の状態を表したりします。
| 用法 | 主な文構造 | 例文 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 限定用法 | 形容詞 + 名詞 | She bought an expensive watch. 彼女は高価な時計を買った。 | 名詞の範囲を絞り込んで詳しく説明する |
| 叙述用法(SVC) | 主語 + be動詞/一般動詞 + 形容詞 | This watch is expensive. この時計は高価だ。 | 主語の状態を補語として説明する |
| 叙述用法(SVOC) | 主語 + 動詞 + 目的語 + 形容詞 | He painted the wall white. 彼は壁を白く塗った。 | 目的語がどのような状態かを説明する |
多くの形容詞は両方の用法で使えますが、afraid(怖がって)、alive(生きて)、asleep(眠って)のように「a-」で始まる形容詞の多くは叙述用法でしか使えません。反対に、main(主要な)や only(唯一の)は基本的に限定用法で名詞の前に置きます。
よく使う英語形容詞の語順ルール|並べる順番に迷わない法則
英語では名詞の前に2つ以上の形容詞を並べるとき、置く順番に明確な標準ルールがあります。日本語では「美しくて大きな古い家」でも「大きな古い美しい家」でも自然に通じますが、英語では話者の主観から客観的な事実へと向かう順序で並べるのが基本です。
| 順番 | 分類 | よく使う形容詞の例 |
|---|---|---|
| 1 | 主観・意見(Opinion) | beautiful, nice, great, wonderful, delicious |
| 2 | サイズ・大きさ(Size) | big, small, large, tall, short |
| 3 | 年齢・新旧(Age) | new, old, young |
| 4 | 形状(Shape) | round, square, long |
| 5 | 色(Color) | red, blue, black, white |
| 6 | 出身・材料(Origin/Material) | Japanese, wooden, plastic |
例えば、「素敵な」「大きな」「丸い」「木製の」テーブルを表現したい場合は、a nice big round wooden table と並べます。主観的な評価である nice を先頭頭に置き、サイズ(big)、形状(round)、材料(wooden)と続けます。日常英会話で形容詞を3つ以上連ねる場面は稀ですが、2語を重ねる際にも「意見が先、事実が後」と意識すると不自然さを防げます。
感情を表す英語形容詞一覧|「-ed」と「-ing」の使い分け
英会話で非常によく使う感情表現の中で、多くの学習者がつまずきやすいのが tired と tiring、excited と exciting などの分詞から派生した形容詞の使い分けです。この2つの違いは、「その感情を感じている側」か「その感情を引き起こす原因」かにあります。
| 元の動詞 | -ed(感情を受ける人) | -ing(感情を起こす原因・物事) |
|---|---|---|
| bore(退屈させる) | bored(退屈している) | boring(退屈な、つまらない) |
| excite(興奮させる) | excited(ワクワクしている) | exciting(ワクワクさせる、刺激的な) |
| tire(疲れさせる) | tired(疲れている) | tiring(疲れさせる、骨の折れる) |
| interest(関心を持たせる) | interested(興味を持っている) | interesting(面白い、興味深い) |
| confuse(混乱させる) | confused(混乱している) | confusing(分かりにくい、紛らわしい) |
| surprise(驚かせる) | surprised(驚いている) | surprising(驚くべき、意外な) |
原則として、人間がその感情を抱いているときは「-ed」を使います。たとえば I am bored. は「私は退屈している」という意味です。これを誤って I am boring. と言うと「私は(周りを退屈させる)つまらない人間だ」という意味になってしまいます。感情の原因となる映画や出来事には「-ing」を用い、The movie was boring.(その映画は退屈だった)と表現します。
英会話でよく使う形容詞の相づち・返答フレーズ一覧
覚えた形容詞を会話ですぐに活用するには、一語で答えるのではなく、短い決まり文句の型に当てはめて口に出す練習が効果的です。「good」や「nice」ばかりの単調な返答から脱却し、相手の話に合わせた豊かな相づちを打てるようになりましょう。
| 基本テンプレート | よく使う表現 | 日本語訳 | 使える場面 |
|---|---|---|---|
| That's + 形容詞 | That's wonderful! | それは素晴らしいですね! | 相手の嬉しい報告を聞いたとき |
| That's + 形容詞 | That's terrible. | それは大変でしたね/お気の毒に。 | 相手の不運や災難に同情するとき |
| Sounds + 形容詞 | Sounds great! | すごく良さそうだね! | 提案や計画に賛同・期待するとき |
| I feel + 形容詞 | I feel sick. | 体調が悪いです。 | 自分の身体の不調を伝えるとき |
| I feel + 形容詞 | I feel great today. | 今日はとても気分が良いです。 | 元気や調子の良さを表すとき |
相手の提案に対して Sounds interesting!(面白そう!)と返したり、トラブルの話を聞いて That's tough.(それは骨が折れるね)と共感したりするだけで、会話がスムーズに進みます。
- Q. 複数の形容詞を並べるとき、カンマ(,)や and は必要ですか?
- 名詞の前に異なる性質の形容詞(例:大きさ+色など)を並べる場合は、原則としてカンマも and も不要で、a big blue bag のようにそのまま続けます。ただし、同じ分類の形容詞を2つ並べるとき(例:a black and white dog)や、主観的な意見の形容詞を重ねるときはカンマや and を挟むことがあります。
- Q. 限定用法だけでしか使えない形容詞にはどのようなものがありますか?
- main(主な)、only(唯一の)、former(前者の・元の)、entire(全体の)などが代表例です。例えば the main reason(主な理由)とは言えますが、The reason is main. という叙述用法の文型で使うことはできません。





































































































