親しい

「親しい」の英語

「親しい」は英語で close と言います。人との関係には be close to someone が最も一般的です。dear は大切に思う気持ち、familiar はよく知っている状態、intimate は深い親密さを表します。

「親しい」の英語の使い分け

close

klóus

意味

closeのイラスト

例文

My house is close to the station.

私の家は駅に近い。

コアイメージ

ものがぴったり近づく様子を基に、場所や時間だけでなく人との親しさも含む距離の小ささを表す感覚

関連語

使い方

類義語との違い

close: 場所や時間や人との親しさまで距離が小さい状態
near: 主に場所の近さを表す時に使う語

英英

Not far away; near in distance or time; very similar or related; having a strong emotional connection with someone.

語源

closeは、ラテン語claudere(閉じる)から古フランス語closを経て中英語に入った語で、もともと「囲まれた」から転じて「ごく近い」の意味になった。

コラム

  • 「close」は前後の語と組み合わせて意味が決まりやすく、'close to'では場所の近さを、'be close with'のような形では人との親しさを表す点が使い分けの目安になる。

dear

díər

意味

dearのイラスト

例文

He is a very dear friend.

彼はとても親しい友人です。

コアイメージ

相手を大切に思う気持ちを表して、親しく呼びかけるときに使う表現だ。

関連語

使い方

  • dear to

    〈人〉にとって大切である

類義語との違い

dear: 手紙の呼びかけや親しさを表す形容詞で宛名に使う
expensive: 値段が高い意味の形容詞で親しさとは違う

英英

Valued or cherished; used to address someone affectionately, especially at the start of a letter.

語源

dearは、古英語dēore「大切な、価値ある」から生まれ、価値がある→大切に思うという意味の移り変わりを経て、呼びかけで「親愛なる」と使われるようになった

コラム

  • 手紙では宛名の前の書き出しに使い、親しい相手には名前だけ、かしこまった相手には敬称と組み合わせる。

familiar

fəmíljər

意味

familiarのイラスト

例文

I am familiar with that book.

私はその本をよく知っている。

コアイメージ

目にしたことや経験で見覚えがある、または人や事柄について親しくよく知っている状態

関連語

使い方

  • be familiar with

    〜をよく知っている

  • familiar face

    見覚えのある顔

  • be familiar to

    人にとって見覚えがある

  • look familiar

    見覚えのある

  • sound familiar

    聞き覚えのある

類義語との違い

familiar: 経験や接触でよく知っている状態
known: 知られているが親しみは含まれない
common: よく見られる頻度の高さを表す語
popular: 多くの人に好まれ支持されている状態
famous: 非常に有名で広く認知されている状態

英英

Known to someone because they have seen or experienced it before, or because they know it well or are acquainted with it; easy to recognize.

語源

familiarは、ラテン語 familia(家族)からの familiaris がもとで、家の中でよく知っている人を指し、そこから「知られている」という意味になった

コラム

  • 日本語のカタカナ語「ファミリー」と混同しやすいが familiar は家族を指す語ではなく文脈に応じて「親しい」「馴染みのある」「知られている」と訳し分ける

intimate

íntəmət

意味

intimateのイラスト

例文

They became intimate friends in high school.

彼らは高校時代に親密な友人になった。

コアイメージ

互いに私的なことを打ち明け合うほど距離が近い関係で、動詞では『ほのめかす』の意味になることもある

関連語

使い方

  • intimate knowledge

    〜の詳細な知識

  • intimate details

    極めて個人的な事柄

  • on intimate terms

    親密な間柄で

類義語との違い

intimate: 深く個人的で私的な親しい関係を指す
close: 距離やつながりが近く親しい関係を表す
familiar: よく知っていて堅苦しくない親しさを指す
friendly: 態度や雰囲気が親しげで友好的な様子を表す

英英

Being very close and friendly, making you feel at ease; connected to personal or private matters; often involving deep friendships or relationships.

語源

intimateは、ラテン語intimus(いちばん内側)から生まれ「内側に近い=親密な」という意味に広がった

コラム

  • intimateはperson/relationship/knowledgeなどと結びつきやすく、『intimate knowledge』のように個人的・内面的な関係や理解を表す一方、動詞形は控えめな表現で使われる

be close to

bíː-klóuz-túː

意味

be close toのイラスト

例文

My house is close to the station.

私の家は駅に近い。

コアイメージ

場所・時間・関係・程度などで『そばにある』、または『ほとんど~する』状態を指す。

関連語

類義語との違い

be close to: 距離や関係が近いことを表す表現
near: 場所や時間で近いことを表す語

英英

To be near in distance, time, or relationship to someone or something, or to be almost doing something.

語源

be close toは、be=ある・いる、close=近い、to=~へ・~にが合わさって『~のそばにある/親しい』や『(動名詞で)ほとんど~する』を表す。

コラム

  • be close toは『~に近い』を表す基本表現で、場所だけでなく時間・数量・程度にも使え、後ろに名詞や動名詞が来る構造を取る

bosom

意味

例文

She held the child to her bosom.

彼女は赤ん坊を自分の胸に抱きしめた。

コアイメージ

胸の前側にある身体部位としての胸と、そこに寄せる親密な感情をまとめてさす

英英

The chest or breast area of a person; figuratively, the seat of one’s feelings or a place of intimate affection.

語源

bosomは、古英語bōsm(胸、懐)に由来し、身体の胸部を指す基本義からそこに抱く感情や親密さを表す比喩が生じた

コラム

  • 文学的・堅めの表現として胸や心中を意味し、bosom friendは親友を表すため文脈で身体の胸か親密さかを見分ける必要がある

例文

He was chummy with everyone at the party.

彼はパーティーで誰とでも親しかった。

コアイメージ

誰かと親しく打ち解けている状態を表す語

英英

informal adjective meaning on friendly terms with someone; often used to describe a relaxed, familiar relationship

語源

chummyは、chum(仲間・友人)に由来し、英語で親しい状態を表す形容詞として用いられる

コラム

  • chummyは通常withとともに用いられ、'chummy with someone'で「〜と親しい」という意味になり、フォーマルな場面では控えめに使われる

「親しい」のレベル別の例文

「親しい」を英語にするときのよくある間違い

  • × I have a familiar friend.

    ○ I have a close friend.

    familiarは人間関係の親しい友人という意味では通常使いません。

  • × I am intimate with my new teacher.

    ○ I have a close relationship with my new teacher.

    intimateは深く私的な関係を連想させるため、教師には不自然になりやすい表現です。

「親しい」の英語についてよくある質問

Q. 「親しい」を英語で一言で言うと?
close が基本的な表現です。人との関係なら be close to someone や be close with someone が使えますが、be close to someone が一般的です。
Q. close と familiar の違いは?
close は人との関係が親しいこと、familiar は人や物事をよく知っていることを表します。familiar は必ずしも親しい友人関係を意味しません。
Q. 「親しい」を英語のビジネス場面でどう言う?
人間関係なら have a close relationship with が使えます。取引先や業務をよく知っているという意味なら be familiar with が自然です。
Q. 「〜と親しい」は close to と close with のどちらですか?
どちらも使えますが、close to のほうがより一般的で広く使われます。close with も特にアメリカ英語の日常会話でよく用いられます。例えば「私は彼と親しいです」は I am close to him. や I am close with him. のどちらでも自然です。主語を複数にして We are close.(私たちは親しいです)とシンプルに言うこともできます。
Q. 「親しくなる」「仲良くなる」は英語でどう言いますか?
変化を表す get や become を使って get close to や become close と言います。「私たちはすぐに親しくなりました」は We quickly got close. や We became close quickly. と表現できます。相手を明記する場合は He got close to his coworkers.(彼は同僚たちと親しくなりました)のように後ろに to を続けます。
Q. friendly は「親しい」という意味で使えますか?
親しい関係そのものを表す語としては使えません。friendly は態度や性格が「友好的な」「人当たりが良い」ことを表し、関係の深さ自体は指さないためです。初対面でも親切なら friendly です。心を開き合った「親しい間柄」を表したいときは friendly ではなく close を使い、She is a close friend.(彼女は親しい友人です)のように言います。
Q. intimate は「親しい」という意味で使っても大丈夫ですか?
恋愛関係や身体的な関係を含意しやすいため、安易に使うのは避けたほうが無難です。intimate は非常に深い個人的な親密さを表すため、友人や職場の同僚に使うと特別な異性関係だと誤解される恐れがあります。一般的な「親しい間柄」を表す場合は、誤解のない安全な表現である close を選ぶのが適切です。
Q. close friend と best friend は何が違うのですか?
親しさの度合いと人数が異なります。close friend は何人いてもよい「親しい友人」「仲の良い友達」を幅広く指します。一方の best friend はその中でも一番仲が良い「親友」を指し、通常は1人やごく限られた存在に対して使います。「私たちは親しい友人同士です」と言うときは We are close friends. で自然に伝わります。
Q. 「親しい」を表す英語のスラングや口語表現はありますか?
口語やスラングでは tight がよく使われます。結びつきが強いニュアンスから、とても親しい友人関係を表します。日常会話で「彼らはとても親しい間柄です」と言いたいときは They are really tight. と表現できます。ただしカジュアルな表現ですので、改まった場面では使わず close を用いるのが確実です。

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