完全な
例文
コアイメージ
中の空間や要素がすべて満たされ、これ以上入らず欠けもない状態。
関連語
使い方
類義語との違い
full:
中身がいっぱいで、これ以上入らない状態
crowded:
人や物が多くて場所が窮屈な状態
英英
Filled so that nothing more can be added; also used to mean complete or whole.
語源
fullは、古英語のfullから来た言葉で、元の意味は「満たされた」。ゲルマン祖語の仲間と語源を共有し、ドイツ語のvollやオランダ語のvolと同じ語根で「いっぱいの」を表す。
コラム
- 形容詞として名詞の前に置いて a full cup のように使えることと、be full of で『〜でいっぱい』と表す二つの語法があり、用途に応じて使い分けられる
例文
コアイメージ
必要な部分が全てそろい、全体が一つにまとまって終わる。
関連語
使い方
類義語との違い
complete:
~を最後までやり遂げて完了させる
finish:
最後までして終える。作業や食事などに使う
end:
終わる・終える。出来事や時間の終わりに使う
英英
To finish making or doing something so that it includes all necessary parts and becomes whole.
語源
completeは、ラテン語com-(共に)とplēre(満たす)から成るcompletusが起源で、古フランス語を経て「満たされた」が転じて「~を終わらせる」を意味する
コラム
- finishと比べるとcompleteは途中を残さず項目や工程を完了していることを強調するため、チェックリストの項目を一つずつ'complete'とする表現に合う
例文
コアイメージ
目的や基準に対して要求されるすべての条件を満たす状態
関連語
使い方
類義語との違い
perfect:
欠点がなく完全で最良の状態
complete:
全体がそろって抜けがない状態
ideal:
理想的で理論上もっとも良い状態
excellent:
質や出来が非常に優れている状態
英英
Without any mistakes or faults; the highest quality or standard; exactly what is required for a specific purpose or situation.
語源
perfectは、ラテン語perfectus(per=すっかり+facere=作る)に由来する。もともとは「すっかり作られた=完成した」を意味し、そこから「完璧な」へと意味が広がった
コラム
- perfectは形容詞で名詞を修飾して「完璧な〜」を表し、同形の動詞to perfectは「完成させる」で品詞と意味が異なる
例文
コアイメージ
すきまや例外がなく、まるごとひとつであるイメージ
関連語
使い方
-
絶対値
-
絶対零度
-
absolute confidence
完全な自信
-
絶対多数
-
absolute control
完全な支配
類義語との違い
absolute:
一切の例外や条件がなく完全である
complete:
部分がなく全体がそろっている
total:
量や程度が全体に及ぶこと
entire:
部分を除かない全体そのもの
perfect:
欠点や不足が一切なく理想的
英英
語源
absoluteは、ラテン語absolutusが古フランス語を経て英語に入った語で、ラテン語で「すっかり解かれた」という意味から「完全な」という意味で使われるようになった
コラム
- 数学ではabsolute valueが「絶対値」を指し、数の符号を無視して大きさだけを表す概念なので、日常の「完全な」という意味とは目的が異なる
例文
The total of the votes is 300.
票の合計は300です。
コアイメージ
部分を全部集めて一つの全体や総量としてとらえるイメージ。
関連語
使い方
-
a total of
合計
-
the total of
合計
類義語との違い
total:
全体の合計・総計を表す
sum:
数を足して出した算術的な合計を指す
amount:
量や総量を表し数量の大きさを示す
entirety:
一つにまとまった全体や全部の状態を表す
英英
the final amount or number that results from adding together all parts; the sum.
語源
totalは、中世ラテン語totalis(ラテン語totus「全体」から)→古フランス語を経て英語に入り、現在「総計の」の意味になった
コラム
- 日本語の「トータル」は単に全体を表すことが多いが、英語のtotalは「合計」「総計」だけでなく「完全な」「全部の」といった意味もあり場面で訳し分けが必要
例文
That was an utter failure.
それは完全な失敗だった。
コアイメージ
何かが完全に当てはまり、余地や例外が残らないという強調のイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
utter:
程度や状態が極めて完全である
complete:
欠けるところなく全体がそろっている
total:
範囲・量が全体に及ぶことを強調する
entire:
部分ではなく全体すべてを指す
absolute:
条件や例外なしで完全である
英英
Complete; used to emphasize that something is absolute and leaves no possibility of exception, often before nouns; as a verb, to utter means to speak.
語源
utterは、古英語のūtera(外側の)から発展した語で、もともと“外にある”という概念が強調を帯びて「完全な・全くの」の意味になった。
コラム
- 形容詞utterは名詞を強く強調して完全性を示す語である一方、動詞utterは「(言葉を)発する」の意味で品詞により役割が大きく変わるため、用法の違いを例文で確認すると分かりやすい。
例文
コアイメージ
途中や条件を挟まず、全体が一度に示されるイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
outright:
途中や条件なしに完全で判断や行為がはっきりしている
complete:
欠けがなく揃っていることを指し断定性は控えめ
total:
全体・合計を表す語で断定的用法は限定的
absolute:
条件や例外がないことを表すが行為の断定性は弱い
英英
語源
outrightは、out(外へ)+right(まっすぐ・確かな)からできた語で、はっきり全部を表して「完全な」という意味になった
コラム
- outrightは単に「完全な」だけでなく判断や行動がはっきりしているニュアンスを伴い、類義語よりも断定的に使われる場合がある
例文
She gave a consummate performance.
彼女は完全なパフォーマンスをした。
コアイメージ
熟練の技で仕上げられ、完成度が高く隙がない状態
関連語
使い方
-
consummate success
完全な成功
-
consummate professional
熟練した専門家
-
consummate performance
申し分のない演奏
類義語との違い
consummate:
人物では熟練、事柄では完成度を示す語
skilled:
高い技術や能力を持つ、熟練している
proficient:
十分な技能と経験を備え効率よく行える
expert:
高度な専門知識や技術を持ち非常に熟練している
英英
Having a high level of skill or ability; fully developed or perfected; making something complete or whole.
語源
consummateは、ラテン語consummare「完全に仕上げる」が語源で、完成の意から優れた技量を表す用法も生じた。
コラム
- consummateは「熟練した」と「完全な」の両面を持ち、人物の能力には熟練の意味で用いられることが多く、文脈によっては事柄の完成度を示す語にもなる。
例文
コアイメージ
完全な状態や中途半端でない様子を強く示す
英英
Completely and absolutely; used to emphasize that something is total, thorough, or unmistakably so.
語源
out-and-outは、outを重ねた強意表現が結びついてできた語で、18〜19世紀に強調を表す語として定着し、完全・徹底の意味で用いられるようになった。
コラム
- 名詞の前ではハイフンでつないで形容詞的に用いられることが多く、強い断定や強調を表す。
例文
コアイメージ
何かがまさにその状態であることを断定的に強める表現
英英
Entirely or utterly; used to stress that something is precisely or totally the case, frequently used in informal contexts for emphasis
語源
stone-coldは、stoneとcoldの結合が語源で、冷たさの比喩から副詞的に『完全に・まったく』を強調する用法へも広がった
コラム
- 会話や記事の強調表現として広く用いられ、特に否定的判断を強める語(lie, wrong, deadなど)と組むことが多い
例文
The singer received undivided praise for her performance.
その歌手は演奏に対して完全な称賛を受けた。
コアイメージ
分割されず一体のままで完全な状態を指し、注意や支持が分散していないことも含む
英英
Not divided or shared; whole and complete, often describing something kept intact or attention/support given fully and without reservation.
語源
undividedは、接頭辞un-(否定)と過去分詞dividedから成り、文字どおり「分けられていない」ことから一体で「完全な」の意に発展している
コラム
- undividedは undivided attention や undivided praise の形でよく使われ、完全な集中や全面的な支持を表す語である
例文
コアイメージ
完全なほど何の緩和もなく結果や性質がそのまま現れていることを指す
英英
Completely without any mitigation or qualification; used to emphasize that something is total.
語源
unmitigatedは、英語のmitigate(和らげる)に否定の接頭辞un-が付いた語で元は「和らげられない」を意味し、そこから「完全な」に派生した。
コラム
- unmitigatedは否定的な事態を強調する用法で知られるが、文脈によっては肯定的な事柄を強調する際にも用いられる