「子孫」は中国語で何と言う?
日本語の「子孫」に最も一般的で幅広く使える中国語は「后代」です。日常会話から文章まで幅広く用いられます。一族・血統の繁栄や祖先との対比を意識する場合は「子孙」、歴史上の偉人などの子孫や後世の人々を指すときは「后人」、血筋や末裔であることを改まって強調したいときは「后裔」を使い分けます。
使い分け
- 后代
最も汎用性が高く、人だけでなく生物の子孫や次世代を指す際にも日常的に幅広く使われる標準的な表現です。
我们要为后代留下美好的环境。
私たちは子孫のために美しい環境を残さなければならない。
- 子孙
家族や一族の子供や孫たちを指す語で、祖先との対比や、一族の血筋が長く繁栄することを願う文脈でよく使われます。
祝愿你们家族子孙满堂,幸福美满。
ご家族が子孫に恵まれ、幸せに満ちることをお祈りします。
- 后人
ある特定の人物の子孫のほか、先人に対する「後世の人々」という意味合いでも文章や歴史の話題でよく用いられます。
他是那位著名诗人的后人。
彼はあの有名な詩人の子孫です。
- 后裔
格式ばった硬い言葉で、歴史的な名家や民族の血を引く「末裔」「血統を継ぐ者」を強調する際に使われます。
据说这个村庄的人都是皇室后裔。
この村の人々はみな皇室の末裔だと言われている。
よくある間違い
✕ 祝你们子孙繁荣。
○ 祝你们子孙满堂。 / 祝你们家族兴旺。
中国語では「子孫繁栄」と直訳せず、「子孫満堂」などの定型表現を使うのが自然です。
「子孫」のよくある質問
Q. 「子々孫々」は中国語で?
Q. 生物の「子孫を残す」は?
子zǐ孙sūn
意味
- 名 子孫
- 名 後代
- 名 末裔
例文
コアイメージ
家系の先から末へと受け継がれる血縁の続き
関連語
使い方
類義語との違い
子孙: 家系につながる子や孫など、これから生まれたり生きたりする将来の世代を指す語。
后代: 先の世代に続く子や孫など、そのあとの世代を指す語。
后人: 過去の世代に続いて生まれ、未来の時代に生きる人々を指す語。
中国語での定義
語源
「子孙」は合成語で、「子」は子どもを意味し、「孙」(簡体『孙』、繁体『孫』)は子の下の世代を指す字であることから、合わせて家族の血統に属する後代や末裔を指す語になった。
コラム
- 学習者は「子孙」を人に直接呼びかける語と考えず、家族や将来の世代について述べる語として使い、例文「我们要为子孙留下好的环境。」のように将来の世代を主題にする文脈でよく出る点を覚える。
后hòu人rén
意味
- 名 子孫
- 名 後代
- 名 後世
例文
コアイメージ
自分のあとに続く世代や人々が時間の流れの中でつながる像
関連語
使い方
類義語との違い
后人: 自分のあとに続く将来の世代や人々を指す語。
子孙: 血のつながりで続く直系や傍系の後の世代を指す語。
后代: ある人や時代のあとの世代やその時期に生まれる人々を指す語。
后裔: 祖先から血統が続く遠い末裔や子孫を指す語。
世代: 同じ時期や年齢層に属する人々のまとまりを指す語。
中国語での定義
語源
「后人」は簡体字の「后」(伝統字の「後」に相当)と「人」が結びつき、時間的・世代的に後に来る人々を指す語として成り立った。
コラム
- 日常会話ではややかたい語で、政治や歴史、環境問題などで未来世代への責任や影響を論じる場面で使われる点に注意する
后hòu裔yì
意味
- 名 子孫
- 名 末裔
- 名 後代
例文
コアイメージ
先祖から続く、時間的にあとの世代の人々
関連語
使い方
類義語との違い
后裔: 先祖から時間的に下る世代を指す名詞で、書き言葉的に用いられることが多く系譜や歴史の文脈で使われる。
子孙: 先祖に続く子や孫など、家系のあとの世代を広くさす語。
后代: ある世代のあとに現れる人々や未来の世代を指す語。
中国語での定義
語源
『后』はここで「のちの世代」を示し、『裔』はもともと衣の裾や端を指す字で、そこから「末端に続く一族・子孫」の意味に転じたため、両字で「先祖に続く子孫」を表す。
コラム
- 日常会話ではやや書き言葉的で、普段は「子孙」や「孙子/孙女」「后代」などを使うことが多く、系図や歴史を語る場面で「后裔」が用いられやすい。
「子孫」は英語では
- 「子孫」 → descendantoffspring和英辞典で見る