「みなす」は中国語で何と言う?
「みなす」に当たる中国語は、文脈によって使い分けます。公的な規則や書き言葉では「视为」が最も一般的です。一方、日常会話や主観的に何かを別のものとみなす場面では「当作」や「当成」、「看作」や「看成」が幅広く使われます。また、「まあ〜と言える」と妥協や大枠の認容を表す場合は「算是」が適しています。
使い分け
- 视为
書き言葉や法律・公的規則でよく用いられる硬い表現です。「〜と認定する、見なす」という厳格な判断を表します。
逾期未回复者,视为自动放弃。
期限内に返信がない場合は、自動的に放棄したとみなします。
- 看成
主観的に「〜と見誤る」または「〜と同等のものとして捉える」ときに使います。口頭でも文章でも自然です。
别把我的客气看成软弱。
私の遠慮を気弱さだとみなさないでください。
- 算是
完全ではないものの「まあ〜とみなせる、一応〜と言える」と判断・妥協する日常会話向きの表現です。
这次的考试,他算是及格了。
今回の試験は、彼は一応合格したとみなせます。
- 当作
実際とは異なるものを「〜として扱う、〜のつもりで接する」という場面で広く使われる標準的な表現です。
我一直把他当作最好的朋友。
私はずっと彼を一番の親友だとみなしています。
- 当成
「当作」とほぼ同じ意味ですが、より口語的で、結果として「〜にしてしまう」というニュアンスを帯びます。
不要把借口当成理由。
言い訳を理由だとみなしてはいけません。
- 看作
「看成」と同様に物事を「〜と位置づける、捉える」意を表します。やや客観的・理性的な視点を含みます。
大家都把失败看作成功的契机。
皆が失敗を成功への契機だとみなしています。
よくある間違い
✕ 把这个规则视为不可以。
○ 把这个行为视为违规。
「视为」の後ろには文ではなく、名詞や名詞句を置くのが基本です。
「みなす」のよくある質問
Q. 「当作」と「当成」に違いはありますか?
Q. 契約書での「〜とみなす」はどれ?
视shì为wèi
意味
- 動 みなす
例文
コアイメージ
見た結果として対象に性質や立場を当てはめて扱う姿
関連語
使い方
類義語との違い
视为: 見た結果として対象に性質や立場を当てはめて扱う
认为: 意見や判断として、事柄をそうだと見なす
当作: 物事を別のものとして扱い、その立場や役割に置く
看作: 見る・考えることによって、ある状態や性質だと判断して扱う
中国語での定義
語源
「视」は見る・注目することを表し、「为」は〜とする・扱うの意で、合わせて見てそのように扱う意味になる。
コラム
- 書き言葉や公式な文脈で使われることが多く、口語では「看作」「当成」「认为」などが代わりに使われる点と、典型的な構文が「把...视为...」や受身の「被视为」である点に注意。
看kàn成chéng
意味
- 動 みなす
例文
コアイメージ
見ることで人や物の性質や立場をひとつに決める感覚
使い方
類義語との違い
看成: 見ることで人や物をある種類や立場だと考え、話し手の主観的な判断を表す口語の動詞。
认为: ある事柄について自分の考えや判断を持ち、それをそうだと考える動詞。
看作: あるものを別のものだと見なして扱う動詞。
当成: あるものを別のものとみなして扱う口語の動詞。
视为: ある事柄をある性質や立場だと判断してみなす、やや書き言葉で使われる動詞。
中国語での定義
語源
「看」は視る、「成」は〜になるを表し、視覚や判断に基づいてそうだと決める意義となった。
コラム
- 口語で主観を含む表現のため断定的に聞こえる場面では「好像」や「有点儿」などを付けて婉曲に表現すると誤解が少ない。
例文
コアイメージ
暫定的な基準で物事を当てはめて『そうだと見なす』判断
関連語
使い方
類義語との違い
算是: 確信が強くないときに、暫定的な基準で物事をそうだと見なして扱う口語表現
认为: 考えや評価としてそう判断する
视为: 公的な場や書面で、あるものをある状態や性質だと認めて扱う
看作: ある対象を特定の性質や立場として見る
当作: ある物事を別のものとして扱う
中国語での定義
語源
「算」はもともと数える・見積もることを示し、「是」は肯定を表す字で、二字が結びつき『数えて肯定する』という動作から転じて『ある基準で一応そう認める』という意味になった。
コラム
- 口語では確信が強くない評価をやわらかく伝えるときに使い、強く断定したい場面では「算是」より「是」や「完全に」などを使う傾向がある。
例文
コアイメージ
対象をある役割や性質として見立てて扱う行為
関連語
使い方
類義語との違い
当作: ものや人をある性質や役割として見なして扱う意味を持つ動作。
认为: ある意見や判断を持ち、それをそうだと考えること。
看作: あるものをある立場や性質と見なして扱うこと。
当成: 物事や人を特定のものとして受け取り、そう扱うこと。
视为: 事実や状態をそうだと判断して取り扱うこと。
中国語での定義
語源
会意的な組合せで、「当」は役割や位置をあてる意、「作」は行為や扱いを示し、合わせて『〜として見なして扱う』の意を成す。
コラム
- 口語では『把A当作B』が自然な構造であり、人を当作する表現は感情を害しやすいため冗談でも軽く使うと誤解を招くことがある。
当dàng成chéng
意味
例文
コアイメージ
対象に別の役割やラベルを付けて同じものとして扱うイメージ。
使い方
類義語との違い
当成: あるものに別の名や役割をあてがい、それと同一視して扱う。
看作: 物事をある見方でとらえ、そう扱う。
当作: あるものを別のものとして扱う。
看成: あるものを別のものだと見なす(認識の結果として扱う)。
视为: 公式・形式的に〜だと見なして扱う。
中国語での定義
語源
「当」は扱う・見るの意を持ち、「成」は「…になる・…とする」の意味を持ち、二字が結びついて「あるものを別のものとして見る・扱う」という意味を表す語になった。
コラム
- 日常会話では主に「把…当成…」の形で使い、話者が対象をどう見なして扱っているかを示す点で「以为」や「觉得」とは用法が異なる。