「考え」は中国語で何と言う?
日本語の「考え」に最も広く対応する中国語は「想法」です。思考や見解全般を指します。一方、具体的な解決策やアイデアを表す場合は「主意」や「点子」を使い、ふと心に浮かぶ思いや企みを表す場合は「念头」を用います。思考そのものか、具体的な名案か、心に浮かぶ念かによって使い分けます。
使い分け
- 想法
思考、意見、見解などを指す最も基本的で守備範囲の広い言葉です。改まった場面から日常会話まで幅広く使われます。
你有什么好想法吗?
何か良い考えはありますか。
- 主意
問題を解決するための具体的な計画や案、決断を指します。「名案(好主意)」などの形で日常的によく使われます。
这是一个好主意。
これは良い考えですね。
- 念头
ふと心に生じる思いや願望、企みなどを表します。消去したい考えや、ふと頭をよぎる考えに対して多く用いられます。
他打消了这个念头。
彼はこの考えを思い直した。
- 点子
機転の利いたアイデアや思いつきを指す口語表現です。主に会話で、工夫や妙案を指して親しみを持って使われます。
他的点子特别多。
彼はとても考え(アイデア)が豊富だ。
よくある間違い
✕ 我有一个好想法。
○ 我有一个好主意。
「いい考えがある」というひらめきや名案には、「想法」より「主意」が自然です。
「考え」のよくある質問
Q. 「考え中」は中国語で?
Q. 「考え方」と言いたい時は?
例文
コアイメージ
頭に浮かぶ見解や一つの構想
使い方
類義語との違い
想法: 頭に浮かんだ考えや一つの構想を指す。
意见: 人や物事についての自分の見方や言いたいことを指す。
看法: 物事をどう見るかという見方や判断を指す。
主意: 問題の解決や行動のための案や考えを指す。
中国語での定義
語源
「想」=心で思うこと、「法」=やり方・方式という漢字本来の意味を合わせた複合語で、心に浮かんだやり方や見解を指す語として定着し、「考え」「意見」「案」といった日本語訳と整合する意味を持つ。
コラム
- 「想法」は口語で自分の案や感触を伝えるのに向き、短く「我有个想法」や「你这想法不错」で使われ、正式な議論では「意见」「建议」と使い分けられる場合が多い。

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例文
コアイメージ
心の中に芽生えた一つの考えの種
関連語
使い方
類義語との違い
念头: 心の中に芽生えた、まだ確定していない思いつきやこれからやってみようという程度の構想。
想法: 物事について心に浮かぶ考えや意見。
主意: 行動や解決のために思いついた案や方法。
打算: 利益や損得を考えて行う計画や算段。
计划: 実行を前提に目的と方法を定めた計画。
中国語での定義
語源
「念」は古くから思いや記憶を示す字で心を含む構成を持ち、「头」は首や先端を意味する字で、両者が合わさって心中に生じる考えや打算を表す語になった
コラム
- 『念头』は思いつきから計画まで幅があるため会話で我有个念头と言った場合は軽い提案や構想の提示であることが多く、確定的な計画なら'计划'や'打算'を使う方が誤解が少ない
例文
コアイメージ
すぐ使える小さな提案の核となる一点
使い方
類義語との違い
点子: 普段の会話で使う、実際にすぐ役立つ小さなアイデアや提案のこと。
主意: 提案や判断のもとになる考えや意見のこと。
想法: 思いついた考えやものごとに対する見方のこと。
方法: 物事を行うときのやり方や手段のこと。
方案: 問題解決や目標達成のために立てる詳細な計画のこと。
中国語での定義
語源
「点」は小さな点や指し示すことを表し、「子」は名詞を作る接尾辞で、合わせて一つの短い思いつきや提案を指す語になった
コラム
- 日常会話で案を求めるときに頻繁に使われ、口語なので正式な場面では『主意』や『方案』などの語に置き換える