モチタン中国語辞典 › 中国語フレーズ集 › ○○は中国語で何て言う? › やめて

「やめて」は中国語で何と言う?
言い方7通りと場面別の使い分け
相手の行動を丁寧に制止したいときは「请停止〜」がいちばん無難な言い方です。日本語の「やめて」に一対一で対応する万能な中国語は存在せず、「何を止めたいのか」や「相手との関係性」によって表現が大きく変化します。
中国語会話の総合ガイド ›あいさつ・よく使うフレーズ・場面別の会話・発音・話す練習・検定の会話試験まで、中国語会話のことをまとめて見る
「やめて」の中国語の言い方(7通り)
- 01别开玩笑
bié kāi wán xiào
カジュアル|友人に・冗談|冗談はやめて
- 02别找借口
bié zhǎo jiè kǒu
ふつう|同僚に・言い訳|言い訳はやめて
- 03停止诽谤
tíng zhǐ fěi bàng
丁寧|中傷をやめて|誹謗中傷をやめてください
- 04快停下
kuài tíng xià
カジュアル|緊急に制止|すぐにやめて
- 05请停止〜
qǐng tíng zhǐ〜
丁寧|丁寧に中止依頼|〜をやめてください
- 06在这里不要做〜
zài zhè lǐ bú yào zuò〜
丁寧|その場で注意|ここでは〜をやめてください
wǒ xiān tíng yí xià,děng huìr zài shì
ふつう|一旦やめる|いったん止めて、あとでもう一度やる。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 友人のからかいを制す | 别开玩笑 | 笑いながら軽くツッコミを入れる感覚です |
| 仕事での言い訳を咎める | 别找借口 | 事実に基づいた説明を求めるときに使います |
| 危険な行動を咄嗟に止める | 快停下 | 身の危険を感じた瞬間に大声で叫ぶ一言です |
| 公共の場で迷惑行為を注意 | 请停止〜 | 具体的な行為を後ろに続けて丁寧に伝えます |
| 施設内でのルール違反を指摘 | 在这里不要做〜 | 場所と禁止行為を明示して注意を促します |
| 自分の作業を一時中断する | 我先停一下,等会儿再试 | 再開を前提に一旦手を引く意思表示です |
中国語で制止を伝える際は、感情的に「やめて」と言うよりも、「対象の動作」を明確に提示することが大切です。親しい間柄なら「别」を用いた簡潔な表現、公の場や仕事では「请」を添えた丁寧な依頼表現を選びましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「やめて」は感情や制止の意図を単語ひとつで伝えられますが、中国語は「何を」「どうしてほしいか」を具体的に言語化する発想を持ちます。そのため、単語の直訳では意図が正しく伝わりません。
- 「不要」単体で済ませようとする:「不要」だけだと「いらない(不要)」と受け取られやすく、動作をやめさせる制止になりにくいです。
- 「别」の後に動詞を抜かす:禁止を表す「别」は単独で使えず、必ず「别说话(喋るな)」のように動詞を伴う必要があります。
- 深刻さに合わない表現を選ぶ:軽い冗談に対して硬い中止要求を使うと、場の空気を壊してしまうため注意が必要です。
言われたときの返事
- 好的,我不说了。 — わかりました、もう言いません。
- 对不起,我马上停下。 — すみません、すぐにやめます。
- 知道了,不会再做了。 — わかりました、もう二度としません。
- 抱歉,我不是故意的。 — ごめんなさい、わざとではありませんでした。
日常会話で使える「やめてよ」の中国語表現と柔らかい言い回し
親しい友人や恋人から冗談を言われたり、からかわれたりした際に、日本語で「もう〜やめてよ(笑)」と軽く返すような場面では、直訳的な禁止表現を使うと語気が強すぎて相手を困惑させてしまうことがあります。日常会話で自然に笑顔で制止するための代表的な言い回しを押さえましょう。
冗談やからかいを軽くかわすフレーズ
- 别这样(Bié zhèyàng / ビエ ジエヤン・そんなことしないで/やめてよ):相手のちょっかいや無理な勧めに対して「もう、やめてよ」とやんわり拒否する万能な一言です。
- 别闹了(Bié nào le / ビエ ナオ ラ・ふざけないで/もうやめてよ):别闹(Bié nào / ビエ ナオ)は「騒ぐな・ふざけるな」を原義とし、からかわれた際の制止に使われます。親しい間柄でのツッコミとして頻繁に用いられます。
- 讨厌(Tǎoyàn / タオイエン・嫌だ/もうやめてよ):直訳は「嫌い」ですが、親しい間柄で軽く叩きながら「やだ、やめてよ〜」「もう、意地悪ね」と甘えや冗談混じりに返す定番表現です。
語気助詞で「やめてよ」を柔らかくするテクニック
中国語の禁止表現である「别〜」は、そのまま言い切ると「〜するな」という強い命令口調になりがちです。ニュアンスを柔らかくしたいときは、語尾に語気助詞の啦(la / ラ)や啊(a / ア)を添えます。例えば、别这样啦(Bié zhèyàng la / ビエ ジエヤン ラ・やめてよ〜)や别闹啦(Bié nào la / ビエ ナオ ラ・もうふざけないでよ〜)と発音を少し伸ばすように言うことで、角を立てずに親しみのある「やめてよ」を表現できます。
からかいに返す会話例
A: 你看你,脸都红了!是不是喜欢他?
(Nǐ kàn nǐ, liǎn dōu hóng le! Shì bu shì xǐhuan tā? / ほら見て、顔が真っ赤だよ!彼のこと好きなんでしょ?)
B: 哎呀,别闹啦!哪有这回事。
(Āiyā, bié nào la! Nǎ yǒu zhè huí shì. / ちょっと、もうやめてよ!そんなわけないでしょ。)
本気の拒絶や危険制止で使う強い「やめて!」の中国語
からかいに対する冗談めかした制止とは異なり、迷惑行為を受けているとき、身の危険を感じたとき、あるいは本気で相手の行動を制止したいときは、曖昧さを残さずに毅然とした態度で伝える必要があります。
物理的な動作や発言を遮る制止表現
- 住手(Zhùshǒu / ジューショウ・手を止めろ/やめろ):「住手」は手の動きを止めることを命令する表現です。殴りかかろうとする相手や、勝手に物を触ろうとする相手の手を制止する際に叫びます。
- 住口(Zhùkǒu / ジューコウ・口を慎め/黙れ):「住口」は発言を止めることを命令する表現です。悪口や暴言、言い訳を即座に遮りたいときに強く使います。
- 停下(Tíng xià / ティン シアー・止まれ):「停下」は物理的な動きを止める制止表現です。乗り物や走っている人を急停止させたい場面で有効です。
- 够了(Gòule / ゴウ ラ・もうたくさんだ/いい加減にして):相手のしつこい態度や迷惑行為に対して限界を感じたとき、「もういい加減にして!」「やめて!」と怒りを込めて言い放つ表現です。
- 别碰我(Bié pèng wǒ / ビエ ポン ウォ・触らないで):しつこい客引きや身体的な接触を伴う迷惑行為に対して、はっきりと拒絶の意志を示す重要な表現です。
迷惑行為を毅然と断る会話例
A: 美女,加个微信聊聊天呗。
(Měinǚ, jiā gè wēixìn liáoliao tiān bei. / お姉さん、WeChat交換しておしゃべりしようよ。)
B: 不要,别碰我!请你离我远一点。
(Búyào, bié pèng wǒ! Qǐng nǐ lí wǒ yuǎn yìdiǎn. / やめて、触らないで!離れてください。)
相手との関係別「やめてよ中国語」使い分けマトリクスと発音のコツ
日本語の「やめてよ」は、友人同士のじゃれ合いから他人への強い拒絶まで幅広い状況をカバーしますが、中国語では相手との関係性や距離感によって使うべき表現が明確に分かれます。
| 関係性 | 表現 | ピンイン・カナ目安 | ニュアンス・場面 |
|---|---|---|---|
| 恋人・親しい友人 | 别闹啦 | Bié nào la / ビエ ナオ ラ | じゃれ合いやからかいを笑顔で制す「もうやめてよ〜」 |
| 恋人・友人 | 讨厌 | Tǎoyàn / タオイエン | 冗談に恥ずかしがりながら返す「やだ、やめてよ」 |
| 友人・同僚 | 别这样 | Bié zhèyàng / ビエ ジエヤン | 度を超えそうな悪ノリや無理強いを制す「そんなことしないで」 |
| 同僚・知人 | 请不要这样 | Qǐng búyào zhèyàng / チン ブーヤオ ジエヤン | 礼儀を保ちながら不快な行為をやめてほしいと伝える丁寧な制止 |
| 他人・見知らぬ人 | 住手 | Zhùshǒu / ジューショウ | 危険行為や不当な接触に対して手を止めるよう命じる緊急表現 |
| 他人・客引き | 够了,走开 | Gòule, zǒukāi / ゴウラ、ゾウカイ | しつこい迷惑行為に対して本気で拒否する「いい加減にして、あっち行って」 |
「不要」と「别」の文法的な使い分けの基本
「不要」は相手の行為や申し出を拒否・禁止する表現であり、名詞を後ろに置いて「いらない」と断る文脈でも多用されます。一方、别(Bié / ビエ)は「别+動詞(または句)」の形で、相手が今まさに行っている動作やこれからしようとする動作を禁止する制止に特化しています。「やめて!」と動作を止めたいときは、不要动(Búyào dòng / 動かないで)のように具体的に動詞を補うか、别(Bié)を使った構文を選択すると誤解なく伝わります。
通じる発音のコツと声調の注意点
「别(bié)」は第2声(下から上へ引き上げる音)です。カタカナの「ビエ」と平坦に発音すると通じにくいため、「えっ?」と聞き返すときのように語尾をキュッと上げる意識で発音します。また、「不要(bú yào)」の「不」は、後ろに第4声の「要(yào)」が続くため声調変化を起こして第2声(bú)になります。怒りや強い拒否を伝えるときは音を短く鋭く、柔らかく言いたいときは語尾を伸ばして息を抜くように発声するのがコツです。
単語力を測る
よくある質問
- Q. とっさに「やめて!」と叫ぶなら?
- 相手の動作を緊急で止めたい場合は「快停下!」または短く「停!」と叫ぶのがもっとも自然です。危険を回避するため、短い語数で強く発音するのがポイントです。
- Q. 「不要」だけで「やめて」になる?
- 日常会話で身体を触られた際などの拒絶として「不要!」と叫ぶ例はありますが、通常は「不要〜(〜しないで)」と後ろに動詞を補わないと、何をやめてほしいのか相手に伝わりません。
- Q. 一番丁寧に注意したいときの言い方は?
- 「请您停止〜(〜をお控えくださいますようお願いいたします)」のように、敬称の「您」を補うと極めて丁寧な表現になります。ビジネスや公の場での掲示・アナウンスに最適です。
- Q. チャット(WeChatなど)で「やめてよ〜(笑)」と軽く送りたいときは何と書けばいいですか?
- 文字チャットでは「别闹(ふざけないでよ〜)」「别搞了(勘弁してよ〜)」「讨厌(やだ〜)」といった短いフレーズがよく使われます。語尾に波線(〜)をつけたり、「哈哈(笑)」を添えたりすると、角を立てずに冗談として返しているニュアンスが自然に伝わります。
- Q. 「不要(bùyào)」と「别(bié)」の違いは何ですか?
- 「不要」は相手からの申し出や物を断る「いらない」という意味と、行為を制止する「〜しないで」の両方に使えます。一方の「别」は純粋に相手の行為を差し止める禁止構文(别+動詞)として使われ、日常会話で咄嗟に動作をやめさせたいときにより簡潔で自然な響きを持ちます。
2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」中国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す