「遊ぶ」は中国語で何と言う?
「遊ぶ」に最も広く使われるのは「玩」または「玩儿」です。北方を中心に日常会話では「玩儿」と児化してよく使われます。一方、観光地などを巡る旅行のニュアンスを含む改まった場面では「游玩」、子どもが無邪気にたわむれる行為には「玩耍」を使い分けるのが一般的です。
使い分け
- 玩
日常会話で最も多用される表現です。友達と出かける、ゲームをする、楽しむなど幅広い「遊ぶ」に対応します。
周末我们一起去玩吧。
週末、一緒に遊びに行きましょう。
- 玩儿
「玩」に児化がついた形で、主に北京など北方地域の日常会話で非常に親しみを持って日常的に使われます。
你明天有空出去玩儿吗?
明日、遊びに出かける時間はありますか?
- 游玩
名所や観光地を巡って楽しむことを指します。話し言葉よりも書き言葉や旅の案内などでよく使われます。
许多游客来这里游玩。
多くの観光客がここに遊びに訪れます。
- 玩耍
主に幼い子どもや動物がはしゃいで遊ぶ様子を表す、やや文語的な響きを持つ表現です。
孩子们在公园里开心底玩耍。
子どもたちが公園で楽しそうに遊んでいます。
よくある間違い
✕ 我去玩儿朋友。(友達の家に遊びに行く)
○ 我去找朋友玩儿。
「玩」の直後に人を置くと「弄ぶ」という意味になるためです。
「遊ぶ」のよくある質問
Q. 「スマホで遊ぶ」は何と言いますか?
Q. 「遊びに行く」の自然な言い方は?
例文
コアイメージ
時間を使って遊びに没頭し楽しむ動作の中心像
関連語
使い方
類義語との違い
玩: 余暇に楽しむために何かをして過ごす動作を表す動詞で、大人の娯楽にも子どもの遊びにも使える。
玩儿: 日常会話で使われる口語形で、遊んだりふざけたりして過ごす動作を表す動詞。
游戏: ゲームや遊びをすることを表す動詞で、テレビやコンピューターの遊びにも使われる。
玩耍: 子どもが外で走り回ったり友だちと遊んだりするような動作を表す動詞。
中国語での定義
語源
字は⺩(玉)偏と『元』の組み合わせで、もともとは玉を愛玩することを意味しており、やがて広く余暇に行う遊びや娯楽を表す語として用いられるようになった
コラム
- 『玩』は子どもの遊びだけでなく大人の休閒行為にも使われ、『玩得很开心』のように『玩得+形容詞』で遊びの程度や様子を表す点を覚えると会話で便利
例文
コアイメージ
気楽に時間や動作を使って楽しむこと
関連語
使い方
類義語との違い
玩儿: リラックスして遊んだり物で楽しんだりして時間を過ごすこと。
玩: 手や物を使って遊んだり時間を楽しく過ごしたりすること。
中国語での定義
語源
字形上「玩」は玉を意味する偏と音を示す旁から成る形声字で、元来は玉や小物を手で弄ぶ意味を持ち、その用法が拡大して遊ぶ・楽しむ・ぶらつく意味になり、現代口語では児化して「玩儿」と表されることが多い。
コラム
- 「玩儿」は日常会話で幅広く用いられ、物を対象にする場合は「玩手机」「玩玩具」のように目的語を取ることが多く、外出してぶらぶらする意味では単独で「去玩儿」と言う使い方がある。
例文
コアイメージ
出かけて短時間に景色を見たり歩いたりして楽しむ行為
関連語
使い方
類義語との違い
游玩: 出かけて短時間に景色を見たり歩いたりして楽しむ
玩: 手や体を使って遊んだり楽しんだりする
逛: 場所をぶらぶら歩いて見たり買い物したりして楽しむ
游览: 景点や名所を見て回って楽しむ
旅游: 長い期間や遠方へ行き、観光や休暇を目的に移動して楽しむ
中国語での定義
語源
「游」は本来泳ぐ・游走の意で氵が動きや移動を示し、「玩」は手で弄ぶことから遊ぶ意を表し、二字で外出して遊ぶ意味になった
コラム
- 日常会話では近場での遊びや散策を表す語として使われ、長期間の旅行や正式な観光を指す場合は「旅游」を使う方が自然なことが多い
例文
コアイメージ
子どもや動物、仲間同士が目的なくじゃれ合ったりはしゃいだりする軽い遊びの状態。
関連語
使い方
類義語との違い
玩耍: 目的なしにじゃれ合ったりはしゃいだりして楽しむ行為。
玩: 遊びや娯楽として楽しむこと。
打闹: 遊びの中で騒いだりぶつかったりしてふざけること。
逗: 言葉や行動で人をからかったり笑わせたりして楽しませること。
娱乐: 休みや余暇に気晴らしとして楽しむこと。
中国語での定義
語源
「玩耍」は二字の複合語で、『玩』は手で物を弄んだり遊ぶことを本義とし、『耍』は見せる・ふざける動作を表し、両者が結びついて子どもや小動物の軽いじゃれ合い・遊び全般を指す語になった。
コラム
- 日常会話で子どもの遊びを述べるときに自然に使える表現で、どんな遊びかをはっきりさせたい場合は『玩游戏』『踢球』など具体的な表現を添えると伝わりやすい。