「採用する」は中国語で何と言う?
もっとも一般的に使われるのは「采用」です。意見や技術、デザインなどを「取り入れて使う」場合に幅広く用いられます。使い分けとして、方針や行動手段をとるなら「采取」、多くの候補から選んで用いるなら「选用」、人を専門職などに雇い入れるなら「聘任」を使います。対象が「手段」「モノ・案」「人」のどれかによって語を選びます。
使い分け
- 采取
方針、態度、措置、行動などを「とる」「採用する」場合に用います。具体的な道具などではなく、抽象的な対応策が目的語になります。
我们必须采取紧急措施。
私たちは緊急措置を採用しなければなりません。
- 采用
提案、意見、技術、新しい方法などを「取り入れて実際に使う」場面で広く使われます。実用化するニュアンスを含みます。
公司采用了他的新方案。
会社は彼の新しい提案を採用しました。
- 选用
いくつもある選択肢の中から適したものを選び出して用いるときに使います。材料、教科書、部品などを選ぶ際によく合います。
这道菜选用了当地的新鲜蔬菜。
この料理は地元の新鮮な野菜を採用しています。
- 聘任
人を専門職や役職に「招いて雇う」「採用する」ときに用います。教師、顧問、役員などを正式に委嘱する改まった表現です。
学校聘任他为名誉教授。
学校は彼を名誉教授として採用しました。
よくある間違い
✕ 公司采用了五名新员工。
○ 公司录用了五名新员工。/公司聘用了五名新员工。
「采用」は物や案に使い、人を雇う意味では使えません。人を採用する場合は「录用」や「聘任(聘用)」を使います。
「採用する」のよくある質問
Q. 新卒社員を採用する時はどの単語?
Q. 「采取」と「采用」の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
選んだ案を現場で適用して効果を出そうとする一連の動作
関連語
使い方
類義語との違い
采取: 選んだ方針や対策を実際に行うこと
采纳: 他人の意見や提案を受け入れて取り入れること
采用: 方法や技術を選んで使うこと
推行: 新しい制度ややり方を社会や組織に広めて行うこと
中国語での定義
語源
構成は『采+取』で、『采』が選び取ること、『取』が得ることを示すため、二字で選定から取得・应用へ移る行為を表し、採用して実施するという意味になった。
コラム
- 注意点として『采取』の目的語は通常『措施』『办法』『态度』のような抽象名詞であり、具体的な人を直接目的語にする使い方は不自然で、『采取措施』のように抽象語と組むのが普通である。
例文
コアイメージ
選んで取り入れ、それを実際の手段や基準にする行為
関連語
使い方
類義語との違い
采用: 複数の候補の中から採るべきものを選び、実際のやり方や基準にすること。
使用: 物や道具、方法を目的のために使うこと。
利用: ある物や状況を使って目的を達成すること。
选择: いくつかの中から一つを決めること。
中国語での定義
語源
「采」は採る・選ぶの意を表し、「用」は使用を示す字であることから、二字で「選んで使う」という字義となり、ある方法や材料を取り入れて実行するという意味に発展した。
コラム
- 口語や文章では「采用了」「被采用」などの形で現れることがあり、物の単純な利用には「使用」、新しい制度の導入には「引入」や「推行」といった語と使い分けると誤解が少ない。
例文
コアイメージ
組織が手続きを経て人を職に据える出来事
関連語
使い方
類義語との違い
聘任: 組織の公式な手続きを通じて人を職に就けること
任命: 公的な地位や職務に人を正式に決めること
聘请: 専門家や人材を仕事や講座のために招いて一時的に雇うこと
录用: 応募や選考の結果、採用を決めて職に就かせること
招聘: 仕事のために広く人を募集して集めること
中国語での定義
語源
「聘」は人を招いて職務や仕事に就けることを指し、「任」は職務を委ねることを意味し、二字が合わさって組織が公式にある人を採用して任命する行為を表す
コラム
- 人事公告や任命通知など公的な文書で使われる堅めの語で、口語では「雇う」「採用する」「任命する」などの言い換えが多い