「性格」は中国語で何と言う?
日本語の「性格」に最もぴったり当てはまる中国語は「性格」です。日常会話から文章語まで幅広く使われます。これに対して、人柄や処世の姿勢に焦点を当てる場合は「为人」、生まれ持った気質や気性を指す場合は「性情」を用います。なお「格」は主に方言や一部の口語で使われる表現です。
使い分け
- 性格
最も一般的で、日本語の「性格」とほぼ同じ意味と範囲で使われます。明るい・暗いなど個人の気質全般を表します。
他的性格非常开朗。
彼の性格はとても明るい。
- 格
主に中国南部の方言や親しい間柄の口語で、人の気質や性質を短く表す際に用いられるくだけた表現です。
这人格不好,别理他。
この人は性格が良くないから、相手にするな。
- 为人
単なる性質だけでなく、人柄、人格、人に対する接し方や普段の行いを指して評価する際に使われます。
他为人很诚实,大家都很信任他。
彼は人柄が誠実なので、みんなから信頼されている。
- 性情
やや改まった語で、生まれつきの気質や感情の現れ方を指します。温和さや感情の起伏を表す際によく使われます。
她性情温和,从不发脾气。
彼女は気立てが穏やかで、決して怒らない。
よくある間違い
✕ 他的性格很好。(人当たりが良くて好人物だと言いたいとき)
○ 他人很好。 / 他为人很好。
「性格很好」は通じますが、人柄の良さを褒める際は「人很好」や「为人很好」と言う方が自然です。
「性格」のよくある質問
Q. 「性格が合わない」はどう言う?
Q. 「人柄」と「性格」の違いは?
例文
コアイメージ
内面の傾向が行動や態度として安定して現れるまとまりを指す。
使い方
類義語との違い
性格: 人の内面にある、行動や態度に安定して現れる傾向のまとまり。
脾气: 怒りやすさや気分の変わりやすさなど、短時間で表れる感情の傾向。
个性: その人らしさを作る、独特な考え方や行動の特徴。
气质: 見た目や話し方から受ける、落ち着きや上品さといった外側の雰囲気。
人格: 道徳や責任感に関わる、行動の基になる性質。
中国語での定義
語源
「性」は本来人や物の本性や傾向を示す字で、「格」は枠や様式、物事の型を表す語として用いられ、両者が結びついて個人の本来のあり方が一定の様式で表れたもの、すなわち人格や行動様式を指す語として成立した。
コラム
- 中文では性格は比較的安定した内的傾向を指し、一時的な感情は「脾气」で表す点を区別すると会話で誤用を避けられる。
例文
コアイメージ
繰り返される行動と感情の組み合わせが作る個人の型。
関連語
使い方
類義語との違い
格: 行動や感情が繰り返されてできる、人の安定した気持ちや行動の型を表す語。
性格: 行動や感情が繰り返されてできる、人の安定した気持ちや行動の傾向。
个性: その人ならではの考え方や好みなど、外に出やすい個人の特徴。
脾气: 怒りやすさや感情の起伏など、感情の出し方に関する性質。
气质: 話し方や態度などから感じられる、全体的な雰囲気や落ち着きの特徴。
中国語での定義
語源
漢字「格」は木と「各」から成る形声字で、木は本義として木材や枠を表し、「各」は声符として発音を示し、木で作った区画や枠の意味から規律や様式の意が生じ、それが人の処し方や性情を指す用法に転じた。
コラム
- 日常会話で性格を説明するときは具体的な例や行動を添えると伝わりやすく、中国語では「她的性格很温和」や「他做事很有条理」のように述べて違いを示すことが多い。
例文
コアイメージ
人の道徳性や対人でのふるまいが作る総合的な印象
関連語
使い方
類義語との違い
为人: 対人関係や道徳性を含む、その人が普段どのように振る舞うかを示す人柄。
人品: 誠実さや道徳心など、その人の道徳的な評価を表す性質。
性格: 感情や行動の傾向を表す、個人の基本的な性質。
中国語での定義
語源
「为」は古代に「做」「作为」の意味を持ち、「为人」は人としての行為や立ち振る舞いを示す語として古くから用いられ、『为人处世』などの用例で人の品性や対人態度を表した。
コラム
- 会話では「为人+形容詞」で「为人很好」「为人正直」のようにその人の総合的な人柄を短く評する表現が多く、一時的な気分と区別して使われる。
性xìng情qíng
意味
例文
コアイメージ
感情の反応として現れる気質や情緒の傾向を表す。
関連語
使い方
類義語との違い
性情: 感情の出方や情緒の傾向を指し、短期的な感情反応のなりやすさを重視する。
性格: 人の行動や考え方に現れる長期的な性向や特徴を指す。
脾气: 怒りや不満を表に出す傾向や、気が短いかどうかの性質を指す。
气质: 言動や雰囲気に表れる生まれつきの性分や落ち着き具合を指す。
情绪: その時に感じている喜怒哀楽などの一時的な感情の状態を指す。
中国語での定義
語源
「性」は人の性質や気質を示し、「情」は感情や情緒を示すため、両者を合わせると感情の表れ方や気性の傾向を表す語になるという字義の結びつきが語の由来になっている。
コラム
- 日常会話では「性情温和」「性情急躁」などで人の気質や情緒の傾向を評価する際によく使われ、『性格』がより長期的な特徴を指すのに対して『性情』は感情の出方を強調する場面が多い。
「性格」は英語では
- 「性格」 → characterpersonality和英辞典で見る