「比較的」は中国語で何と言う?
日本語の「比較的」に最もよく使われるのは「比较」です。口語から書き言葉まで幅広く用いられます。「较」はその省略形であり、主に書き言葉や硬い表現で使われます。一方、「相对」は他者や基準と客観的に引き比べて「相対的に」と言いたい場面に適しています。
使い分け
- 比较
最も汎用性が高い表現です。日常会話から文章まで、程度が「わりと、比較的」であることを表す際に幅広く使われます。
今天的天气 比较 冷。
今日の天気は比較的寒いです。
- 较
「比较」の硬い言い方です。ニュースや論文などの書き言葉で好まれ、一音節の語と結びついて簡潔に表現する際によく使われます。
这个方案的成功率 较 高。
この案の成功率は比較的高いです。
- 相对
「絶対的」の対義語としての「相対的」というニュアンスです。基準と比較して客観的に判断する場合に多く用いられます。
这里的物价 相对 便宜一些。
ここの物価は比較的安いです。
よくある間違い
✕ 这个问题比较地难。
○ 这个问题比较难。
「比较」はそのまま副詞として形容詞を修飾できるため、連用修飾語を作る「地」を後ろに付ける必要はありません。
「比較的」のよくある質問
Q. 「比较」は動詞としても使えますか?
Q. 「很」と「比较」の程度の違いは?
例文
コアイメージ
相対的に見てどちらかに傾く坂道のように微妙な差がある状態
関連語
使い方
類義語との違い
比较: 他のものと比べて、程度がやや高い・やや低いことを控えめに示す副詞。
有点儿: 程度が少しだけあることを示す副詞で、否定的な評価をやわらげるときによく使う。
挺: かなりの程度を口語でやわらかく示す副詞。
相对: 基準や他のものに照らして、程度や性質が比較的違うことを示す副詞。
稍微: ほんの少しだけの程度を示す副詞で、控えめに述べたいときに用いる。
中国語での定義
語源
「比较」は『比』が比べる、『较』が程度を示す字で、二字の組合せで相対的な判断を表す語になった。
コラム
- 日常会話で断定を避けてやわらかく評価したいときに便利で、相手の意見に対して控えめに同意・否定するときによく用いられる。

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例文
コアイメージ
二つの矢印のうち片方が少し長い状態
関連語
使い方
類義語との違い
较: 比較して差が小さいことを表す副詞。
比较: 何かの程度が他と比べて中くらいであることを示す副詞。
更: 基準より一段と程度が増すことを示す副詞。
稍微: 程度が少しだけであることを示す副詞。
中国語での定義
語源
『较』は旧字『較』の簡体字で、古代から物事を比べる意味を持ち、長さや重さなどを比べる用法から転じて程度の差を示す副詞になった。簡体化によって字形が変わったが意味の流れは続いている。
コラム
- 『较』は差が小さいことを示す語なので、より強い比較を表したいときは『更』『更加』を使うとニュアンスが強くなる
相xiāng对duì
意味
- 副 比較的
- 副 やや
- 形 相対的
例文
コアイメージ
ある基準に照らして他と比べたときの相対的な程度
関連語
使い方
類義語との違い
相对: ある基準に照らして他と比べたときの相対的な程度を示す副詞。
比较: 基準に対して程度が比較的高いことを示す副詞。
有点儿: 口語で程度が多少あることを示す副詞。
稍微: 程度が少しだけあることを示す副詞。
相当: 程度がかなり高いことを示す副詞。
中国語での定義
表示在一定参照或比较对象下不是绝对而存在差异的程度,既可作程度副词使用,也可作形容词表示事物的相对性,如“相对容易”“相对而言”。
語源
「相対」は合成語で、『相』が互いに向き合う・関係を表し、『对』が対応や対比を示すことから、互いを照らし合わせることで比較的な意味が生じた。
コラム
- 口語では程度を和らげる表現として使われることが多く、『相对来说』『相对而言』を付けると断定を避けてやわらかい印象にする。
「比較的」は英語では
- 「比較的」 → relativelycomparatively和英辞典で見る