「混ぜる」は中国語で何と言う?
「混ぜる」に当たる最も一般的な中国語は、調理の基本動作全般に使える「搅拌」です。日常会話では対象や動作によって使い分けます。調味料や具材を和えるときは「拌」、異なる種類のものを物理的に混ぜ合わせるときは「混」、ある物に別の物を混ぜ足すときは「掺」を用います。
使い分け
- 拌
サラダや麺類に調味料を絡めて和えたり、手や箸で軽くかき混ぜたりする場面で使います。料理で頻出する表現です。
把面条和酱汁拌匀。
麺とタレを均一に和えます。
- 混
性質が異なる複数の物を一つに混ぜ合わせる場合に使います。意図的でない混入や比喩的な表現にも対応します。
不要把这两个问题混在一起。
この二つの問題を一緒に混ぜて考えないでください。
- 掺
ある主となる物に、別の物を少量混ぜ入れる動作を表します。水増しや不純物を混ぜるといった文脈でも使われます。
果汁里掺了一点水。
果汁に少し水が混ぜられています。
- 搅拌
棒や機械などを使って、液体や粉末などをしっかりかき混ぜる動作全般を指します。調理や作業で幅広く使われます。
用勺子慢慢搅拌咖啡。
スプーンでゆっくりコーヒーをかき混ぜます。
よくある間違い
✕ 把沙拉搅拌一下。
○ 把沙拉拌一下。
サラダや和え物を軽く調味液と混ぜる動作には「拌」を使うのが自然です。
「混ぜる」のよくある質問
Q. コーヒーを混ぜる時は何と言いますか?
Q. 料理の「和える」も中国語で言えますか?
例文
コアイメージ
用手や器具で食材と調味料を合わせて均一にする動作
関連語
使い方
類義語との違い
拌: 手や器具で材料と調味料を軽く合わせて味をなじませ、全体を均一にする動作
搅拌: 力を入れてかき回し材料を勢いよく混ぜる動作
混合: 複数の物質や材料を合わせて一つにすること
中国語での定義
語源
「拌」は形声文字で、偏の扌は手で行う動作を示し、旁の「半」は声符として発音を示す構成を持ち、字形から手や器具で材料をかき混ぜることを表すことが分かるため、料理で調味料と食材を和える意味と一致する。
コラム
- 料理では軽く混ぜて味をなじませるときに「拌」を使い、より強くかき回す「搅拌」と使い分けられること、口語では「拌一拌」で一回軽く混ぜる動作を指すことを覚えておくと実践で役立つ。
混hùn
意味
- 動 混ぜる
例文
コアイメージ
液体や材料をかき回して一つにまとめる動き。
関連語
使い方
類義語との違い
混: 液体や材料をかき回して一つにまとめる動作を表す動詞。
搅拌: 手や器具で液体や材料を回して中身を均一にする動作を表す動詞。
混合: 二つ以上の成分を合わせて一つのものにすることを表す動詞。
掺: 少量のものを別のものに入れて混ぜ合わせることを表す動詞。
拌: 材料を合わせてざっと混ぜ、味や形を整える動作を表す動詞。
中国語での定義
語源
『混』は左の氵が水を示し、右の『昆』が音を担う形声字で、もともとは水が濁る意味から物が入りまじる・混ぜ合わさる意味に広がり、そこから「混ぜる」の意味を得た。
コラム
- 日常では『把A和B混在一起』の形で混ぜる対象を示すことが多く、料理や飲み物の場面で使いやすい一方で、動作を強調したいときは『搅拌』を使う場合があることを意識する。
掺càn
意味
- 動 混ぜる
- 動 混入する
- 動 混ぜ込む
例文
コアイメージ
目立たない量を別の物に混ぜ込み、全体の性質や味を変える動き
関連語
使い方
類義語との違い
掺: 目立たない少量の他のものを本体に混ぜ込み、全体の味や性質を変える行為
混合: 二つ以上の物を混ぜ合わせて一つにすること
混入: 別の物を中に入れて混ぜ合わせること
掺杂: 不純な物や余分な成分を紛れ込ませて品質を下げること
掺假: 偽物や劣った物を混ぜて本物のように見せかける不正行為
中国語での定義
語源
字は手偏と参から成り、扌が「手で加える」を示し、参が「参加・混入」の意を持つため、手で加えて混ぜ込むことを表す。
コラム
- 「掺假」のように不正な混入を表す語にも使われ、素材や品質の話題で出やすい。
例文
コアイメージ
材料をかき混ぜて成分を均一にするための連続した動作。
関連語
使い方
類義語との違い
搅拌: 牛乳やソースなどの液体や材料をかき混ぜて全体の成分や状態を均一にする動作。
混合: 別々の成分を合わせて均一な混ざった状態にすること。
拌: 材料や調味料を混ぜて味や状態を全体に行き渡らせる動作。
中国語での定義
語源
「搅」は手を表す扌と「交」を組み合わせて手でかき回すことを示し、「拌」は扌と音符の「半」から成って手で混ぜ合わせることを示すため、両字でかき混ぜて一体化し均一にする意味が強まった。
コラム
- 口語では動作を軽く表す「搅一搅」のような言い方も使われ、場面によっては堅い表現よりそちらが自然に聞こえる場合があることを覚えておくと役立つ。