「役に立つ」は中国語で何と言う?
「役に立つ」に最も広く対応する中国語は「有用」です。人にも物にも日常的に使えます。一方で、書き言葉で「〜の役に立つ・促進する」と言いたい場合は「有助于」や「有益」、人や助けが「頼りになり大きな力となる」と評価する場合は「得力」を使い分けます。
使い分け
- 有用
最も汎用性が高く、物・情報・人などが実用的で役に立つことを表します。日常会話で広く使われます。
这本词典很有用。
この辞書はとても役に立ちます。
- 有助于
書き言葉で使われ、「〜の助けとなる、役に立つ」という意味で後ろに目的や効果を伴います。
多运动有助于健康。
運動を多くすることは健康の維持に役立ちます。
- 有益
ためになる、プラスになるという意味の硬い表現です。心身の健康や学習などへの好影響を表します。
多读书对人非常有益。
読書を多くすることは人にとって大いに役に立ちます。
- 得力
部下や助手などの人が「有能で頼りになる」、または措置が「功を奏している」状況で使います。
他是我的得力助手。
彼は私の役に立つ頼もしい助手です。
よくある間違い
✕ 多运动有助于。
○ 多运动很有用。 / 多运动有助于健康。
「有助于」の「于」は前置詞のため、直後に目的語が必要です。
「役に立つ」のよくある質問
Q. 「まったく役に立たない」は?
Q. 「仕事で役に立つ」は?
有yǒu助zhù于yú
意味
- 動 役に立つ
- 動 助けになる
- 動 促進する
- 形 有益だ
例文
コアイメージ
ある条件や行為が別のことの発生や進展を促す力。
関連語
使い方
類義語との違い
有助于: ある状況や要因が別のことの生じ方や進み方を促す
促进: 進展や発展を速めたり強めたりする働きをする
帮助: 具体的に手を貸して援助を行う
有利于: 結果が起こるのに有利な条件や状況を示す
有益于: 人や事柄に対して益や好ましい影響を与える
中国語での定義
語源
「有助于」は3字から成る連語で、『有』は存在・所有を表し、『助』は手助けや援助を表し、『于』は対象を示す古い前置詞で、これらが結びついて『あるものが他の実現や進展を助ける』という意味になった。
コラム
- 「有助于」は直接に誰かに手を貸す行為を表す語ではなく、条件や要因が結果を促すことを示す語なので、具体的な援助を言いたい場合は「帮助」や「帮」を使うほうが自然。
有yǒu益yì
意味
- 形 役に立つ
- 形 有益な
- 形 ためになる
例文
コアイメージ
誰かや何かの状態を改善してプラスの効果をもたらす性質
関連語
使い方
類義語との違い
有益: 何かの状態を改善してプラスの効果をもたらし、役に立つ性質
有利: 目的にとって有利になり、成功や利益を得やすくする性質
有帮助: 問題の解決や行動の進行に手助けになって役立つ性質
有用: 目的や作業に対して実際に使えて助けになる性質
有好处: 利益や良い点があり、利用すると得になる性質
中国語での定義
語源
「有」は持つ・存在を示す字で、「益」は本来「増す・利益」を表す字であり、二字が結びついて「持つことで利益が生じる」という意味を表し、現代では物事や行為が他者に好影響を与える性質を指す語になった。
コラム
- 「有益」は文書や説明で客観的な効果を示す場面でよく用いられ、「对…有益」で事実として良い影響を述べる表現である一方、会話では「有好处」や「很有帮助」がより口語的に使われる。