「する」は中国語で何と言う?
日本語の「する」に最も広く対応する中国語は「做」です。日常会話から文章語まで幅広く使われます。よりくだけた口語では「干」、手を使って何かをいじったり処理したりする場面では「弄」、仕事や活動に従事したり何とかやりくりする時には「搞」というように、行動の性質や場面の硬さによって使い分けます。
使い分け
- 做
最も汎用性が高い標準的な語です。仕事、料理、宿題など、具体的な作業から抽象的な行為まで幅広く「する」を表します。
他在做作业。
彼は宿題をしています。
- 干
主に話し言葉で用いられ、体や力を動かして仕事を「する」「やる」という意味合いが強くなります。ややぶっきらぼうな響きもあります。
你在干什么?
あなたは何をしているのですか?
- 弄
手を使ってものをいじったり、料理を作ったり、問題を処理・解決したりするニュアンスで使われる口語的な表現です。
别把衣服弄脏了。
服を汚さないようにしなさい。
- 搞
手配する、推進する、研究するなど多様なニュアンスを持つ俗語寄りの表現です。特定の事業や活動に取り組む際にも使われます。
他是搞艺术的。
彼は芸術関係の仕事をしています。
よくある間違い
✕ 做运动(スポーツをする、の意で直訳するミス)
○ 做运动 / 运动
「做运动」も通じますが、中国語では「运动」単体で「運動する」という動詞として使うのが自然です。
「する」のよくある質問
Q. 「做」と「干」の違いは何ですか?
Q. 「勉強する」は中国語で何と言いますか?
例文
コアイメージ
人が働いて動作を実行し、成果や結果に至る過程の中心像
関連語
使い方
類義語との違い
做: 動作や仕事を実行して何かを完成させること。
办: 事や手続きを処理して済ませること。
中国語での定義
語源
『做』は人を示す偏と、行為にかかわる部分が結びついて成立した字で、歴史的に人が何かを行う意で用いられ、現代では行為の実行や職務の履行を意味する動詞になった。
コラム
- 日常表現では『正在做』『你在做什么?』のように進行や内容を尋ねる場面で頻出するため、『做』が動作の実行を表す語であることをまず覚えると会話で使いやすくなる。

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干gàn
意味
- 動 する
- 動 乾く
例文
コアイメージ
手を動かして物事に取り掛かり、実際に行為を行うことを中心としたイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
干: 手を動かして物事に取り掛かり、実際に行為を行うこと。
做: 仕事や動作を行って何かをすること。
中国語での定義
語源
「干」は古代の字形が棒や支えの形を表す象形に由来し、時代とともに意味が広がって一方は「乾く/干す」の系統、他方は行為を表す用法に分かれ、現代口語の「やる・する」は後者の意味拡張によるものである。
コラム
- 「你今天要干什么?」の「干」はくだけた「何をする」の意味で使われる例で、公的な場や目上の相手には「做什么」や「打算做什么」を使う方が無難である。
弄nòng
意味
- 動 する
- 動 いじる
- 動 整える
- 動 やる
例文
コアイメージ
手や道具で物事を扱って状態を変える行為
関連語
使い方
類義語との違い
弄: 手や道具で物を触ったり扱ったりして、状態を変える行為をする。
做: 仕事や動作を行う。
摸: 手で触れて感触を確かめる動作をする。
拿: 手でつかんだり持ったりする動作をする。
玩: 楽しむために物を使ったり触ったりして遊ぶ。
中国語での定義
語源
古い字形では手を使った操作を表しており、その基本意が「物をいじる・処理する・行う」として残り、のちに幅広い用法に発展した。
コラム
- 「弄」には単に触るだけでなく「やってしまう」「壊してしまう」の含みが出る場合があり、結果補語(例:弄坏、弄错)と一緒に使う用法に注意すると誤解を避けられる。
例文
コアイメージ
手や行動で物事を始めて進める
関連語
使い方
類義語との違い
搞: 手や行動で物事を始めて進める、口語でよく使う『する』の意味。
做: 行為や仕事を行う、一般的で広く使われる『する』。
干: 仕事や任務をして物事を処理する、くだけた場面でよく使う『する』。
弄: 手や方法を使って物を作ったり変えたりする、やや口語的な動作を表す。
从事: ある仕事や分野に関わってその業務を行う、かたい場面で使われる『従事する』。
中国語での定義
語源
「搞」は形声字で、左の扌(手偏)は手の動作を示し、右側は音を示す要素で構成される。もともとは手で物を扱うことを表し、のちに「行う」「処理する」「やりとげる」といった広い意味に広がった。
コラム
- 口語で非常に多用され、'你在搞什么?'は『何をしているのか』の意味になるが、正式な文書や改まった場面では'做'や'从事'などを使う方が無難