「例えば」は中国語で何と言う?
「例えば」に最も一般的に使われる中国語は「比如」です。会話でも文章でも幅広く使えます。これに加えて、口語で親しみやすい表現として「比方」、主に書き言葉で簡潔に例を挙げる際に使われる一文字の「如」があります。日常会話ではまず「比如」を覚えておけば問題ありません。
使い分け
- 比如
会話から書き言葉まで最も幅広く使われる標準的な表現です。具体例を挙げて説明する際にまず選ばれます。
我喜欢很多运动,比如游泳和网球。
私は多くのスポーツが好きです。例えば水泳やテニスなどです。
- 比方
主に日常会話などの口語で好まれる表現です。「比方说」という形で文頭に置いて使われることもよくあります。
比方说,你可以坐地铁去那里。
例えば、そこへは地下鉄で行くこともできます。
- 如
主に硬い書き言葉や公の文書などで使われる簡潔な表現です。文中で具体例を列挙する際によく用いられます。
亚洲有很多国家,如中国、日本、韩国等。
アジアには多くの国があります。例えば中国、日本、韓国などです。
よくある間違い
✕ 比如你比如他都同意。
○ 比如你和他都同意。
「例えば」は例の冒頭に一度置くだけでよく、列挙する要素ごとに繰り返す必要はありません。
「例えば」のよくある質問
Q. 「例えば…など」は中国語で?
Q. 「比方」と「比方说」の違いは?
比bǐ如rú
意味
- 接続詞 例えば
例文
コアイメージ
抽象的な説明から具体的な事例へ向かう矢印のイメージを表す。
使い方
-
比如说
例えば
類義語との違い
比如: 抽象的な内容の後に具体例を示すときに用い、話の中で事例を簡単に挙げる働きがある。
比如说: 会話で例を出すときに使い、例の前に短い区切りや補足を入れて説明を続けると自然に聞こえる。
比方说: 口語で仮の例や具体例を提示するときに使い、説明を身近に感じさせるために用いる。
中国語での定義
語源
『比』は比較・並列を示し、『如』は「如同」「例えば」の意を持ち、両字が結びついて比較や類似を手がかりに具体例を示す語として口語で定着した。
コラム
- 会話で短く例を挙げたいときは「比如」だけで切り出し、動作や長い例を続けるときは「比如说」を付けるか間を置いて話すと自然に聞こえる。
例文
コアイメージ
仮定の場面を一つ掲げて話の方向を示す表現
関連語
使い方
-
比方说
例えば
類義語との違い
比方: 一つの仮定や例を挙げて、そこから考えられることを示すときに使う表現。
比如: 具体的な例を挙げて説明したり話をわかりやすくしたりするときに使う語。
举例来说: 説明のために例を取り上げて話を進めるときに用いる語。
要是: 口語で『もし〜なら』と仮定して、その場合の結果を述べるときに使う語。
假如: もし〜だと仮定して、その場合にどうなるかを述べるときに使う語。
中国語での定義
語源
字義として「比」は比較や示す動作を表し、「方」は方位・場合を表すため、合わせて「ある場合を取り上げてそれに当てはめて考える」という意味が生じ、現代中国語では口語で例示や仮定を導く語として用いられる。
コラム
- 「比方(说)…」の後に“的话”を付けて仮定条件を表すことができ、また名詞的に用いれば「一个比方」で「一つの例」の意味になる点に注意すると実用的である。
如rú
意味
- 前置詞 例えば
例文
コアイメージ
代表的な一つを照らして示すスポットライトの構図である。
関連語
使い方
類義語との違い
如: 書き言葉で用い、名詞の直前に置いて具体的な例を簡潔に示す介詞。
比如: 口語で例を挙げるときに用い、後に具体的な人物・物・事を示す。
例如: 例を提示する際に用い、後にひとつ以上の具体例を示す語。
像: あるものを例に挙げるときに用い、後にその対象を置く語。
比方说: 口語で例を導入するときに用い、後に具体的な例を続ける表現。
中国語での定義
語源
字義は古くは比況や類似を表し、動詞的な用法から例示を導く介詞に変化した。
コラム
- 日常口語では『比如』や『像』を使うことが多く、書き言葉では『如+名詞』の形で例を簡潔に示す点に注意する。
「例えば」をもっと知る
「例えば」は英語では
- 「例えば」 → for examplefor instance和英辞典で見る