明らかに
「明らかに」は中国語で何と言う?
「明らかに」に対応する中国語は「显然」が最も一般的で、状況や証拠から客観的に明白であると判断するときに幅広く使われます。これに対して「分明」は、事実が誰の目にも疑いようがないことを強調したり、話し手の強い語気や不満の感情を込めたりする場面で使われるという違いがあります。
使い分け
- 显然
状況や根拠から見て「誰が見ても明らかだ」と客観的に判断する際に使います。書き言葉でも話し言葉でも広く用いられます。
他显然喝醉了。
彼は明らかに酒に酔っている。
- 分明
事実が疑いようもなく明白であることを強調します。「どう見ても〜だ」と話し手の主観や不満、非難を込めて使うことが多いです。
这分明是借口。
これは明らかに言い訳だ。
よくある間違い
✕ 日本語の「明白に」から連想して「明白地〜」と副詞で多用する
○ 显然〜 / 分明〜
「明白」は形容詞や動詞として使うのが普通で、副詞の「明らかに」には「显然」などを用います。
「明らかに」のよくある質問
Q. 文頭に置く「明らかに」はどちらを使いますか?
Q. 相手の嘘を指摘する「明らかに」は?
显xiǎn然rán
意味
- 副 明らかに
- 副 はっきりと
- 副 明白に
例文
コアイメージ
背景の濁りが消えて対象だけが明るく浮かぶような明白さ
関連語
使い方
類義語との違い
显然: 観察や証拠で簡単に分かるほど明白で、ほとんど疑いようがないことを示す。
确实: 事実や証拠に基づき、本当にそうであることを認める意味を表す。
明显: はっきりと目に見えるか、はっきりした差があることを示す。
显而易见: 見ればすぐに分かり、説明を加えなくても明白であることを示す。
中国語での定義
語源
古くは「显」=显露、「然」=如此の意味をもち、二字で『疑いなくそうである』を示す。
コラム
- 会話で断定をやわらげたい時は「看起来」「好像」を使い、強い結論を避ける表現を併用すると礼儀正しい。
例文
コアイメージ
事物の境界や様子がはっきりわかる状態
関連語
使い方
類義語との違い
分明: 事物の状態や違いが明確に区切れて見え、結果や事実がはっきりしていると示す。
显而易见: 事実や証拠が明白で、議論の余地がほとんどないほど明らかであることを示す。
明显: 差や変化がはっきりしていて、観察や比較で容易に確認できることを示す。
清楚: 情報や言葉の意味がはっきりしていて、理解や伝達に混乱がないことを示す。
中国語での定義
語源
「分」は分ける・区別を示し、「明」は明るさやはっきりすることを示す。二字が合わさって、区別や輪郭がはっきりして混同や曖昧がないことを表す。
コラム
- 日常会話ではより口語的な「明显」「很清楚」を使うことが多く、「分明」は書き言葉や強調して相手の確信や矛盾を指摘するときに使うと自然