「指定する」は中国語で何と言う?
もっとも一般的で幅広く使えるのは「指定」です。人や日時、場所などを具体的に指名・特定する際に用いられます。一方、文化財や保護区のように公式なリストや分類に組み入れる場合は「列为」、目標や基準など「〜と位置づける・定める」という意味合いが強い場合は「定为」を使い分けます。
使い分け
- 指定
人や場所、期日などを特定して指名する最も一般的な表現です。日常会話からビジネスまで幅広く使われます。
请在指定的时间内完成付款。
指定された時間内に支払いを済ませてください。
- 列为
公式な名簿やリストに並べ入れて指定する場合に使います。世界遺産や重要文化財の指定などによく見られます。
这座古建筑被列为国家重点文物。
この古い建築物は国の重要文化財に指定されました。
- 定为
話し合いや判断の結果として、対象をある枠組みや基準に「〜と定める」というニュアンスで使います。
会议日期最终定为下周三。
会議の日程は最終的に来週の水曜日に指定(決定)されました。
よくある間違い
✕ 文化遗产被指定了。
○ 文化遗产被列为保护对象。
公的なリストへ登録・指定される場合は「指定」ではなく「列为」を使うのが自然です。
「指定する」のよくある質問
Q. 新幹線の「指定席」は何と言いますか?
Q. 配達日時の「日時指定」は?
例文
コアイメージ
特定の人や時間、場所、用途などをはっきり指して決めることを表す。
使い方
類義語との違い
指定: 特定の人や時間、場所、用途などをはっきり指して決めることを表す。
确定: 事実や日時、方針などを明確に決めてそれを最終的なものにすることを表す。
选择: 複数の中から希望や条件に合わせて一つまたはいくつかを選ぶことを表す。
指派: 仕事や役割を特定の人に与えてその担当にすることを表す。
规定: ルールや基準、期限などを決めて守るべきものとして定めることを表す。
中国語での定義
語源
「指」は手を使って示す意味を表す偏(扌)を含み、「定」は宀と正から成り屋根の下で物事を定める意味を持ち、二字が合わさってある対象や条件をはっきり示して決める語になった。
コラム
- 「指定席」は事前にその席を割り当てる意味で「自由席」と対照になる点を押さえると、座席に関する会話で混乱しにくくなる。
例文
コアイメージ
一覧やカテゴリーの欄に項目を入れて扱いや管理方針を公式に決める行為
関連語
使い方
類義語との違い
列为: 一覧や分類の欄に項目を入れて、公式にその扱いを決定すること。
划为: あるものを区分して特定の種類や地位に分類すること。
归为: 事物をある類別にまとめて含めること。
列入: ある一覧や名簿に項目を加えること。
算作: あるものをそのように数えたり評価したり扱うこと。
中国語での定義
語源
「列」は一覧に書き出すこと、「为」は判断・認定の意で、一覧記載をもって公式な区分や扱いを示す語となった
コラム
- 日常会話ではやや堅い表現となり、口語では代わりに「当作」や「算作」などが使われることがあるが、公告や通知では「列为」が標準的に用いられる
例文
コアイメージ
対象を公式にある役割・身分・用途のラベルで固定する行為
関連語
使い方
類義語との違い
定为: ある対象を公式にある役割・地位・用途として正式に決めること。
确定: 事実や方針をはっきりさせて確定すること。
认定: 証拠や手続きに基づいて事柄や責任を公式に認めること。
指定: 特定の人や場所を選んで役割や任務を割り当てること。
命名: 正式に名前や称号を与えること。
中国語での定義
語源
「定为」は『定』が「确定・决定」を表し、『为』が「…とする・…の状態になる」を表す現代漢語の合成表現で、両者が結びついて「把某人或某物确定为某种身份、职能或用途」という意味になる。
コラム
- 「定为」は公式・書面で使われることが多く、構文は通常「把A定为B」か「A被定为B」で、個人的な評価を表す「认为」とは意味合いが異なり、権限や手続きによる確定を指す点に注意する。