味わい
「味わい」は中国語で何と言う?
「味わい」を中国語で表す場合、食べ物の味や比喩的な人生の味わいには「滋味」、芸術作品や言葉などに潜む奥深い趣には「韵味」と使い分けるのが一般的です。舌で感じる具体的な旨味や心理的な実感を指すなら「滋味」を用い、風情や余韻といった美的な魅力を指す場合には「韵味」を選択します。
使い分け
- 滋味
食べ物の美味しい味だけでなく、比喩的に人生の深みや苦楽などの味わい・実感を指す場合にも広く使われます。
这道菜越嚼越有滋味。
この料理は噛めば噛むほど味わいが出ます。
- 韵味
芸術、風景、言葉などに含まれる奥深い趣や風情、余韻を指します。美しく優雅なニュアンスを持つ表現です。
这首古诗别有一番韵味。
この古い詩には独特の味わいがあります。
よくある間違い
✕ 这幅画很有滋味。
○ 这幅画很有韵味。
絵画などの芸術作品が持つ風情や奥深い味わいには「滋味」ではなく「韵味」を使います。
「味わい」のよくある質問
Q. 「味わい深い」はどう言いますか?
Q. 「人生の味わい」はどちらを使いますか?
例文
コアイメージ
深く広がる旨味の余韻
関連語
使い方
類義語との違い
滋味: 食べ物の深みや回味を含む、じんわりと広がる味わいを表す。
味道: 食べ物や飲み物の全体的な味を表す。
口味: 個人が好む味の傾向や好みを表す。
风味: 地域や材料、調理法によって生まれる特徴的な味わいを表す。
回味: 食べた後に口に残る味の余韻や後味を表す。
中国語での定義
語源
字形では『滋』に水偏があり本来は滋養や成長を表し、『味』はそのまま味を示すため、合わせて食べ物の深い風味やそれに伴う満足感、転じて出来事の趣を表す語となった。
コラム
- 日常会話では食べ物の風味を褒めるときに最も頻繁に使われ、『这汤很有滋味』のような言い方で回味や深みを伝える一方、話題の面白さや含みを指すことがある点を覚えておくと便利である。
例文
コアイメージ
独特な気質がじんわり残る趣
関連語
使い方
類義語との違い
韵味: 静かに心に残り、深みや余韻を感じさせる趣
风格: 言動や作品に現れる、一貫した特色や様式
意境: 詩画などから受け取る、鑑賞者の心に浮かぶ情景や雰囲気
风味: 地域や料理に特有な、味や香りの特色
情调: 場や時間が作る、落ち着いたムードや雰囲気
中国語での定義
語源
漢字の「韵」は元来音の節や調子、余韻に関わる意味を持ち、「味」は風趣や味わいを示すため、合わせて外見や表現に残る繊細な美的印象や余韻を表す語になった。
コラム
- 日常会話では人の風格や作品の雰囲気を褒める際に使い、「有味道」が匂いや味の有無を示す点や「风味」が地域や料理の特色を示す点と混同しないことに注意する。
「味わい」は英語では
- 「味わい」 → tastegustatory sensation和英辞典で見る