「全身」は中国語で何と言う?
日本語の「全身」に最も一般的に対応する中国語は「全身」です。医学的な検査や服のコーディネートなど、体全体を客観的に指す場合に広く使われます。一方、汗や泥をびっしょり浴びたり、力や気迫が満ちたりしている様子を生き生きと表す際は「浑身」や「一身」が好んで用いられます。
使い分け
- 全身
頭から足先までの体全体を客観的に指す最も標準的な表現です。健康診断やマッサージ、写真撮影など幅広い場面で使われます。
医生为他做了全身检查。
医師は彼に全身の検査を行いました。
- 一身
体全体に何かが付着している状態や、優れた技芸・病気などを身に帯びていることを表す際に多く使われる表現です。
他干完活儿,弄成了一身泥。
彼は作業を終えて、全身泥だらけになりました。
- 浑身
体じゅう感覚がある、または全身に力や疲労が満ちているといった、感覚や状態を生き生きと描写する際に適した語です。
我今天累得浑身发软。
私は今日とても疲れて、全身に力が入りません。
よくある間違い
✕ 我淋雨了,全身都湿了。
○ 我淋雨了,浑身都湿了。 / 我淋雨了,湿了一身。
「全身」でも通じますが、びしょ濡れの様子には「浑身」や「一身」を使う方がより自然です。
「全身」のよくある質問
Q. 「全身写真」は中国語で何と言いますか?
Q. 「全身全霊」を中国語で表すには?
全quán身shēn
意味
例文
コアイメージ
頭から足まで一続きの身体全部
関連語
使い方
類義語との違い
中国語での定義
語源
「全」は「全部・完全」を表す字で、「身」は身体そのものを指す字である。二字を合わせると身体の各部分を一まとまりとして捉える意味になり、したがって「全身」は身体の全部を指す。
コラム
- 病気や疲労を伝えるときに使うことが多く、「全身+都+形容詞(例:我全身都很累)」の形で状態を強調するのが自然である。
一yī身shēn
意味
- 名 全身
例文
コアイメージ
全身が何かに覆われている、または全体がある状態にあること
関連語
使い方
類義語との違い
一身: からだ全体がある様子になっていることを表す語。
全身: からだ全体を意味する語。
身上: 体の表面や体に関する位置・事柄を表す語。
浑身: 体の表面から内部にかけてその状態が広がっている様子を表す語。
满身: 体の各所がその状態で満たされていることを表す語。
中国語での定義
語源
「一」は全体を表す数詞、「身」は人体を表す字で、古くから結びついて身体全体や個人全体を指す語として用いられてきた。
コラム
- 日常会話では「一身+名詞」の形で状態を表すことが多く、「一身泥巴」「一身汗」など短く様子を伝えたい場面で便利になる
浑hún身shēn
意味
- 副 全身
例文
コアイメージ
体の一部分ではなく、感覚や動作が例外なく身体全体に広がっていることを表すイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
浑身: 身体全体に感覚や動作が行き渡っている状態を表す副詞。
全身: 身体の全部に感覚や動作が行き渡ることを示す。
满身: 身体の外側や表面が何かで覆われている様子を示す(汗や傷など)。
全身上下: 身体の上下すべての部分に関係することを示す。
中国語での定義
語源
漢字の「浑」は水の旁を持ち本来は混濁の意味を持つが、語義が転じて「全体に及ぶ・一体となる」という用法が生まれ、「浑」と「身」が結びついて「体の各所に渡る状態」を表す語となった。
コラム
- 会話では「浑身发抖」「浑身湿透」「浑身酸痛」など具体的な感覚を表す用法が多く、格式の高い文では「全身」を使う方が自然な場合があることに注意する。