「全体」は中国語で何と言う?
日本語の「全体」に最も広く対応するのは「全体」です。構成員全員や物事のすみずみを指す場合は「全体」、個々の要素がまとまった一つのシステムや構造として見る場合は「整体」、個々の数値を合算した大枠や総括として捉える場合は「总体」を使い分けます。
使い分け
- 全体
構成員や構成要素のすべて、またはある範囲の隅々までを指します。「全体会議」や「社会全体」など幅広く用いられます。
这是我们全体员工的心愿。
これは私たち全従業員の願いです。
- 总体
個別の事柄を総合した大枠や全体像、マクロな観点を指します。「全体的な傾向」や「全体の計画」などでよく使われます。
今年的经济总体形势很好。
今年の経済の全体的な状況はとても良好です。
- 整体
各部分が有機的に結びついた一つのまとまり(システム)を指します。「全体と部分」を対比する際などによく使われます。
要从整体的角度考虑问题。
全体的な観点から問題を考える必要があります。
よくある間違い
✕ 整体员工都参加了会议。
○ 全体员工都参加了会议。
「従業員全員」のように構成員の一人ひとりを指す場合は「整体」ではなく「全体」を用います。
「全体」のよくある質問
Q. 「全体的に」と副詞で言うには?
Q. 「全体」と「全部」の違いは?
例文
コアイメージ
個々の違いがあっても全体としてまとまっている像
関連語
使い方
類義語との違い
全体: 集合としての全メンバーを一括して指す代名詞で、正式な場面や書面で用いられることが多い。
全部: 物や数量のすべてを指す語で、ものごとの一部分でなく全体を示すときに使う。
大家: 口語で使われ、集まった人々全員を指す代名詞。
中国語での定義
語源
『全』が全部・完全を示し、『体』が構成やからだを示すことから、二字を合わせて個々を合わせた全体や集合体を意味するようになった。
コラム
- 『全体』は公式・書面で使われることが多く、『全部』は物や量に対して用いることが多い点と、人を指す表現では口語的に『大家』を使うのが自然である点を区別する。

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例文
コアイメージ
細かい部分よりも物事の大まかな傾向や全体のありさまを示す概観。
関連語
使い方
類義語との違い
总体: 物事の個々の詳細よりも全体的な傾向や状況を示す名詞で、要点をまとめる場面で使われる。
全体: 個々の部分を含めたすべてをまとめた全体像を示す名詞。
整体: 各部分が結びついて成るまとまりや構造を示す名詞。
情况: 物事や人の状態や事情を表す一般的な名詞。
中国語での定義
語源
二字はそれぞれ意味を持つ合成語で、「总」は統括して全体を含めることを表し、「体」は構成やまとまりを意味し、合わせて各要素をまとめた全体や概況を指す語となった。
コラム
- 正式な説明や報告で使われることが多く、口語では「总体来说」で結論を導く表現になりやすいので、要点のまとめを示すときに覚えておくと便利。
例文
コアイメージ
部分同士のつながりを重視して全体をとらえる視点
関連語
使い方
類義語との違い
整体: 個々の部分を合わせてできる全体の状態やまとまりを表す概念。
整个: ものごとの始めから終わりまでを含む全体や全部分。
全部: 一つも残らずすべてそろっている状態やそのもの。
全体: 部分を合わせたすべてのまとまり。
总体: ある事柄についての全体的な様子や傾向を示す全体像。
中国語での定義
語源
『整』は整える、整然とすることを表す字で、『体』は身体や構造を表す字であり、両字が合わさって部分を結びつけた全体という意味を表すようになった。
コラム
- 会話では「整体来看」「从整体上说」のように全体から結論を示す表現で使われ、意見を述べるときに前置きとして使うと自然。