「思いやる」は中国語で何と言う?

「思いやる」に最も広く対応する中国語は「关爱」です。愛情や温かい配慮をもって相手を大切にする場面で幅広く使われます。一方、相手の事情や立場、つらい境遇などを深く理解して情けをかける「思いやり」には「体谅」が適しています。愛情を注ぐニュアンスなら「关爱」、相手の立場を汲み取るなら「体谅」と使い分けます。

使い分け

  • 关爱

    愛情や関心を持って温かく気遣い、大切にすることです。家族や社会的弱者への配慮など、幅広い関係性において用いられます。

    全社会都应该关爱留守儿童。

    社会全体が親元を離れて暮らす子どもたちを思いやるべきです。

  • 体谅

    相手の置かれた苦しい状況や感情を、自分のことのように汲み取って配慮・容赦することです。大人の気遣いとして使われます。

    请大家互相体谅彼此的困难。

    皆でお互いの困難な事情を思いやりましょう。

よくある間違い

  • ✕ 请想一想我的心情。(× 想一想)

    ○ 请体谅我的心情。

    「思う」を直訳して「想」を使うと単なる思考になり、心情を汲み取る意味になりません。

「思いやる」のよくある質問

Q. 名詞の「思いやり」はどう表現しますか?
「关爱」や「体谅」をそのまま名詞として使えます。また、「思いやりの心がある」と言いたい場合は、「很体贴(気が利いて優しい)」や「有爱心(愛情・慈愛の心がある)」のような形容詞・熟語表現を使うのも自然です。
Q. 「相手の立場を思いやる」の自然な言い方は?
「体谅对方」や「为对方着想」と表現します。相手の事情を汲み取って手加減や理解を示す場合は「体谅」、相手の利益や都合を先に考えて配慮してあげる行為を指す場合は「为对方着想」がよく合います。

关guān爱ài

意味

  • 動 思いやるおもいやる
  • 動 いたわる
  • 動 慈しむ
关爱のイラスト

例文

我wǒ们men要yào关guān爱ài身shēn边biān的de每měi一yí个gè人rén。

私たちは身近な人を思いやるべきだ。

コアイメージ

注意と温かさを相手に向け、守り支えるような関心の中心

関連語

使い方

類義語との違い

关guān爱ài: 公的な場で弱者に注意と温かさを向け守る動詞
关guān心xīn: 相手の状況や気持ちに注意を向け気にかける動詞
照zhào顾gù: 生活や健康について日常的に世話や助けをする動詞
关guān怀huái: 温かい気持ちで相手を心にかけ慰め支える動詞
爱ài护hù: 大切に思い壊れないように守り大事に扱う動詞

中国語での定義

对duì他tā人rén表biǎo现xiàn关guān心xīn和hé照zhào顾gù,带dài有yǒu温wēn暖nuǎn和huo保bǎo护hù性xìng的de情qíng感gǎn色sè彩cǎi,常cháng用yòng于yú强qiáng调diào对duì弱ruò势shì或huò需xū要yào帮bāng助zhù者zhě的de关guān怀huái行xíng为wéi。

語源

合成語として、『关』は相手に関わり注目することや関心を向けることを表し、『爱』は愛情や守る気持ちを表すため、二字が合わさって相手を大切に思い保護的に関わるという意味になった。

コラム

  • 「关爱」は公的な文や公益の場面でよく用いられ、日常会話では「关心」や「照顾」を使うことが多く、よく対象にするのは高齢者や子ども、社会的に弱い立場の人々である。

体tǐ谅liàng

意味

  • 動 思いやるおもいやる
  • 動 気遣う
  • 動 配慮する
体谅のイラスト

例文

他tā很hén少shǎo体tǐ谅liàng别bié人rén的de感gǎn受shòu。

彼はあまり他人の気持ちを思いやらない。

コアイメージ

相手視点で考えて行為や態度を和らげる配慮のあり方

関連語

使い方

類義語との違い

体tǐ谅liàng: 相手の立場や事情を思いやり、態度や言動をやわらげて扱う。
理lí解jiě: 人の言動や事情の意味や理由をわかるように受け止める。
体tǐ贴tiē: 相手の気持ちや生活の不便に気を配り、具体的に世話や配慮をする。
同tóng情qíng: 相手のつらい状況に心を寄せて、かわいそうに思う。
迁qiān就jiù: 相手の希望やわがままに合わせて自分の行動や要求をゆるめる。

中国語での定義

从cóng对duì方fāng的de角jiǎo度dù考kǎo虑lǜ他tā人rén的de感gǎn受shòu或huò处chǔ境jìng,并bìng在zài态tài度dù或huò行xíng为wéi上shàng表biǎo示shì宽kuān容róng或huò照zhào顾gù。

語源

「体」は『身を置く』の含意で立場に立つことを示し、「谅」は理解して許す意味で両字が合わさって相手を配慮する語義になった。

コラム

  • 他人の不便や过失に触れる場面で用いられることが多く、命令調や無理な要求の場面にはふさわしくない使い方になる。

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