「配慮する」は中国語で何と言う?
「配慮する」を表す中国語は、相手の立場に立って心遣いをする「着想」がもっとも一般的です。これに対して「顾及」は、周りの事情や影響、他人の気持ちに目を向け考慮に入れるというニュアンスで使われます。相手の利益のために思いやるなら「着想」、全体や他方の都合を考慮するなら「顾及」と使い分けます。
使い分け
- 着想
相手の立場や利益、都合を思いやって行動するときに使います。「為〜着想(〜のために配慮する)」の形でよく用いられます。
我们要多为顾客的利益着想。
私たちはお客さんの利益をより配慮しなければなりません。
- 顾及
何かに気を取られず周囲の事情や他人の感情まで目を配る、考慮に入れるという意味です。否定文でもよく使われます。
他说话太直接,没有顾及大家的感受。
彼は物言いが率直すぎて、みんなの気持ちに配慮していませんでした。
よくある間違い
✕ 日本語の漢字のまま「配虑」と書く。
○ 「着想」や「顾及」などを使う。
中国語に「配虑」という単語は存在しないため、通じません。
「配慮する」のよくある質問
Q. 「着想」はアイデアの意味ですか?
Q. 「周りに配慮する」はどう言う?
着zhuó想xiǎng
意味
例文
コアイメージ
他人の立場や感情に心を向け、行動を調整して配慮する行為の中核像
関連語
使い方
類義語との違い
着想: 他人の立場や感受に立って考え、その結果をもとに行動を変えて配慮すること
考虑: 問題や状況の要素を考え合わせて最善の判断や行動を決めること
关心: 相手の状態や気持ちに関心を持ち注意を払うこと
照顾: 相手の日常や体調に気を配り面倒を見たり助けたりすること
体谅: 相手の立場や事情を理解して感情や行為を受け止めること
中国語での定義
語源
「着想」は「着」と「想」の複合で、「着」は方向や作用が及ぶことを示し、「想」は思うことを表すため、合わせて「(他人に)心を向けて考え、配慮する」という意味になった。
コラム
- 中国語の「着想」は日常で主に「为别人着想」の形で使われ、相手の気持ちや利益を考えて行動することを表し、日本語の「着想(発想)」とは意味が異なる。
例文
コアイメージ
判断や手配が及ぶ範囲を広げて、影響を受ける人や要素も含めて考える様子
関連語
使い方
類義語との違い
顾及: 行動や計画が他に与える影響を考え、関係者や条件を含めて配慮する
考虑: ある事柄の利点や問題点をよく考える
兼顾: 二つ以上の事を同時に注意して両方に配慮する
体谅: 相手の気持ちや立場を理解して配慮する
中国語での定義
語源
「顾」は古くは人や事を顧みて世話する意を表し、「及」は範囲が及ぶことを示すため、二字で「配慮が他の方面や人にまで及ぶ」という成り立ちになっている
コラム
- 「顾及」の後に対象を明示する形(例:顾及老人、顾及孩子)や「顾及到」の表現がよく使われ、具体的な対象を加えると意味が明確になる