「言及する」は中国語で何と言う?
「言及する」を中国語で表す場合、もっとも一般的で幅広く使えるのは「谈到」です。会話や文章の中で特定の話題や人物に触れる際に用いられます。似た表現の「谈起」も同じく使えますが、こちらは過去の出来事や思い出話を切り出すニュアンスが強くなる点で使い分けられます。
使い分け
- 谈到
会話や文章の中で特定の話題・人物に触れる際に広く使われます。客観的に「〜について言及する」と言いたいときの標準的な表現です。
他在演讲中谈到了环境保护的重要性。
彼は講演の中で環境保護の重要性に言及しました。
- 谈起
昔の事や懐かしい思い出などについて話し始めるときによく使われます。話題を切り出して語り起こすニュアンスを含みます。
一谈起童年的趣事,大家都笑了。
子どものころの面白い話に言及すると、みんな笑いました。
よくある間違い
✕ 他在报告里言及了那个问题。
○ 他在报告里谈到了那个问题。
日本語の「言及」をそのまま漢字で使っても現代中国語では通じません。
「言及する」のよくある質問
Q. 「提到」との違いは何ですか?
Q. 否定形で使う場合の注意点は?
例文
コアイメージ
会話の中で特定の話題に手を伸ばして触れるように話を向ける動き
関連語
使い方
類義語との違い
谈到: 会話や議論である話題に触れて取り上げ、その後に詳しい説明や議論が続くことを指す
提到: 話題に短く触れて軽く言及する
提及: 書面や正式な場で話題を取り上げて述べる
说起: ある話題を切り出して話し始める
讨论: 意見を出し合ってある事柄について詳しく話し合う
中国語での定義
語源
「谈」は話すことを表す字で、「到」は到達を表す補語として用いられ、合わせて「話がその話題にまで到達する=その話題に言及する」という意味になった。
コラム
- 「谈到」は話題を取り上げて説明や議論を続けることが多く、短く一度だけ触れる「提到」と比べてその後に詳しい説明が続く場合がある点に注意する。
例文
コアイメージ
ある話題を口にしてその話を起点にさらに話を広げようとする行為
関連語
使い方
類義語との違い
谈起: ある人物や出来事を話題にして、そのことを起点に会話が進むことを表す。
提到: 話の流れの中でその事柄を言葉に出すこと。
说起: ある話題を持ち出してそれについて話し始めること。
谈到: 話の中でその話題に触れてその点について語ること。
中国語での定義
語源
語は「谈(話す)」と「起(始める・引き出す)」から成り、「谈」が会話で述べることを示し、「起」がその述べた事柄を起点にして話を展開させる働きを加え、会話中にある事柄を取り上げて話を始める意味となった。
コラム
- 口語では「谈起+人/事」が多く用いられ、「谈起某人」はその人を話題にして話が広がりやすいことを知っておくと会話の受け答えがしやすくなる。