「こだわる」は中国語で何と言う?
日本語の「こだわる」は文脈によって単語を使い分ける必要があります。品質や流儀を重んじる前向きなこだわりには「讲究」、細かいことを気にして気をもむ否定的なこだわりには「计较」、夢や信念を一途に追い求める執着には「执着」を使うのが一般的です。
使い分け
- 讲究
衣食住の質や作法にこだわり、重んじる場面で使います。多くは良い意味の洗練されたこだわりを表します。
他对喝茶非常讲究。
彼はお茶を飲むことにとてもこだわりがあります。
- 计较
些細な損得や対人関係のトラブルなどを気にしてこだわる場面で使います。多くは否定文などで用いられます。
不要计较小事。
小さなことにこだわらないでください。
- 执着
夢や目標、特定の考えに強く固執し、諦めずに追い求める場面で使います。肯定・否定のどちらでも用います。
她对自己的梦想非常执着。
彼女は自分の夢に対してとても強いこだわりを持っています。
よくある間違い
✕ 他对工作很计较。(こだわりを持って良い仕事をするという意味で)
○ 他对工作很讲究。 / 他对工作很执着。
「计较」は損得や文句を気にする否定的意味になり、職人気質のこだわりには使えません。
「こだわる」のよくある質問
Q. 「素材にこだわる」は中国語で?
Q. 「こだわりがない」はどう言う?
讲jiǎng究jiū
意味
- 動 こだわる
- 動 重視する
- 形 おしゃれだ
例文
コアイメージ
見た目や雰囲気の細部に凝って品位を整える様子
関連語
使い方
類義語との違い
讲究: 服装や生活の細部までこだわり、清潔さや美しさを大切にして丁寧に整えること
注重: 特に重要だと考える点に注意や力を注ぐこと
重视: ある事柄の重要性を認めてきちんと扱うこと
注意: きめ細かく気を配って問題や変化を見落とさないようにすること
中国語での定義
語源
語は「讲」(說)と「究」(探求)の結合に由来し、説明して確かめるという意味合いから注意深さを表すようになり、生活面では特に服装や料理などの風格・品位を重視する用法が発展した。
コラム
- 服装やインテリアについて『很讲究』と言うとおしゃれを褒める意味になるが、費用や手間を強調すると『太讲究』のように批判的に受け取られることがある点に注意する。
例文
コアイメージ
二つ三つを並べて差を指し示し、細部にこだわる行為の像
関連語
使い方
類義語との違い
计较: 小さなことにこだわり、相手の欠点や損得を問題にして争いを生む
在意: あることを気にして心にとめる
挑剔: 細かい点を取り上げて欠点を責める
较真: 細かい点について真剣にこだわり譲らない
斤斤计较: 小さな損得や細部をしつこく問題にする
中国語での定義
語源
本語は会意的な複合で、计(計算・考慮)と较(比較・争い)が結びつき、比較して差を探す行為が語義の中心になったため、細かい点でこだわったり言い争ったりする意味を帯びる。
コラム
- 対人表現として否定的に受け取られやすく、相手の欠点や小さな過失を責める意味合いで使うと関係が悪くなる可能性があることを念頭に置く
执zhí着zhuó
意味
- 形 こだわる
- 形 執着する
- 動 拘泥する
- 名 こだわり
例文
コアイメージ
ずっと同じ対象に意識や関心が向き続ける状態
関連語
使い方
類義語との違い
执着: 一つの対象にこだわり続け、注意や感情が長くそこに留まること
固执: 他人の助言や理由にも関わらず、自分の考えを変えないこと
专注: 注意や気持ちをその事柄に集中させ、周りをあまり気にしない状態
痴迷: 深く夢中になり、ほかのことが目に入らなくなるほど関心が偏ること
中国語での定義
語源
「执」は手でつかむことを表す要素を含み、「着」は状態の持続や到達を示す働きを持つため、合わせて「放さずに心がそのまま続く」という意味合いとなり、こだわりや忘れられない思いを表す語になった。
コラム
- 日常会話で自然に伝えたい場合は「放不下」や「很在意」などに置き換えると口語的で通じやすく、例文の「她对细节很执着」はそのまま使えるが場面によって評価が変わる点に注意する。