「思い出す」は中国語で何と言う?
「思い出す」に最も一般的に使われるのは「想起」です。ふと記憶がよみがえる日常的な場面全般で広く使われます。これに対して「回想」は、過去の出来事や思い出をじっくりと振り返る際に用いられます。瞬時に頭に浮かぶ日常の「想起」と、意識的に振り返る「回想」とで使い分けます。
使い分け
- 想起
忘れていた記憶がふと頭に浮かぶときに使います。日常会話で「思い出す」と言う場合の大部分はこの語を用います。
我突然想起了他的名字。
私は急に彼の名前を思い出しました。
- 回想
過去の出来事や過ぎ去った日々をじっくりと思い巡らすときに使います。少し改まった場面や文章語でよく使われます。
老人喜欢回想年轻时的生活。
その老人は若い頃の生活を思い出すのが好きです。
よくある間違い
✕ 我想起小时候的事情。
○ 我回想小时候的事情。
子供時代のこと全体をじっくり振り返る文脈では「回想」が自然です。
「思い出す」のよくある質問
Q. 「思い出せない」はどう言う?
Q. 「思い出」は名詞で何と言う?
例文
コアイメージ
頭の引き出しを探して目的の記憶を取り出す動作
関連語
使い方
類義語との違い
想起: 一瞬である人や事柄が頭に浮かび、思い出す動作を表す。
记得: 情報や出来事を記憶として保持していて、必要なときに思い出せることを表す。
想到: 考えや刺激によってあることが頭に浮かぶことを表す。
中国語での定義
語源
「想」は心で思うことを示す字で、「起」は立ち上がる・発生することを示す字であり、組み合わさると心の中で記憶が立ち上がって現れるという成り立ちから、思い出すという意味になった。
コラム
- 「想起」は一時的に思い浮かぶ行為を強調し、「记得」は記憶として保持している状態を示す違いがあるため、ニュアンスに注意して使い分けると表現が正確になる。
回huí想xiǎng
意味
例文
コアイメージ
心の中で過去の場面や経験を取り出してもう一度見返す動き
関連語
使い方
類義語との違い
回想: 心の中で過去の場面や経験を取り出して、もう一度見返す動き
回忆: 过去の出来事や経験を心の中で思い出す行為
想起: あることを思い出して心に浮かべる
想起来: 記憶の中から何かが戻ってきて思い出す
记得: 以前に知っていたことや経験を忘れずに覚えている
中国語での定義
語源
『回』は戻る・巡るの意を持ち、『想』は心で像を結んで考えることを表す漢字で、両者が合わさって心が過去に戻りその像をたどることで過去を思い返す意味になった
コラム
- 日常では『回想』はやや書き言葉や叙述的な場面で使われ、会話では『想起来』『回忆起』などの口語表現の方が自然なことが多い