「お得」は中国語で何と言う?
「お得」を中国語で表す場合、最も一般的なのは「划算」です。損得の計算として割に合っていることを表します。一方、価格の割に実質的な価値や量があって「お得・手頃」と言いたいときは「实惠」を使い、得られる「うまみ・おまけの利益」そのものを指すときは名詞の「甜头」を使います。
使い分け
- 实惠
中身が充実していて実質的な利益がある様子を表します。料理の量が多い、実用性が高いなど、生活感のあるお得さに適します。
这家餐馆量大又便宜,非常实惠。
この食堂は量が多いうえに安く、とてもお得です。
- 划算
費用や労力に対して見返りが大きく、計算上「割に合っている」お得さを表します。買い物やサービスの比較で日常的によく使われます。
买两件有折扣,这样更划算。
2着買うと割引があるので、こちらのほうがよりお得です。
- 甜头
「甘い汁」という原義から、人を楽しませたり誘惑したりする小さな利益やお得な思いを指す名詞として使われます。
店家为了吸引顾客,先给了一些甜头。
店側は客を引きつけるため、まずは少しお得な思いをさせた。
よくある間違い
✕ 买这个很便宜(お得と言いたい場面で)
○ 买这个很划算 / 很实惠
「便宜」は単に値段が安いことだけを指し、価格以上の価値があるという「お得感」は出ません。
「お得」のよくある質問
Q. 「一番お得なプラン」はどう言いますか?
Q. 「实惠」と「划算」の違いは何ですか?
例文
コアイメージ
少ない支出で満足でき、得したと感じる感覚
関連語
使い方
類義語との違い
实惠: 少ない支出で満足でき、価格と品質のバランスから割安だと感じられることを表す形容詞。
便宜: 価格が低く、支払う額が少なくて済むことを表す形容詞。
经济: 費用を抑えて効率よく使えるため、金銭的に助かることを表す形容詞。
划算: 支払う金額に対して得が多いと判断できることを表す形容詞。
中国語での定義
語源
「实」には「実際・確実」の意味があり、「惠」は古くから「恩恵・利益」を表す字で、二字が組むことで『実際に利益がある』という意になり、転じて価格に対して価値があることを表す語となった。
コラム
- 「实惠」は価格の安さのみを指す言葉ではなく、全体の割安感を表す語として店舗の料理や商品の評価で使われる。
划huá算suàn
意味
- 形 お得
- 形 割安
- 名 お買い得
例文
コアイメージ
価格に対して品質や数量が見合っていること。
関連語
使い方
類義語との違い
划算: 価格に対して品質や量が十分で、購入すると得をすると思える状態。
实惠: 値段が手ごろで、買っても損をしない感じがあること。
物美价廉: 質が良く値段が安いため、買う価値が高いこと。
便宜: 値段が安くて購入しやすいこと。
中国語での定義
語源
語は合成語で、「划」は比較や区分の動作を示し、「算」は計算の意を持つため、二字が結びついて支出と効果を比べ、買う価値があるかを示す意味になった。
コラム
- 日常会話では「很划算」「挺划算」「不划算」の形で感想や評価を表すことが多く、買い物の価値判断を短く伝える表現として便利。
例文
コアイメージ
一口の甘味が次を誘うように、利益が人を引きつける感覚
関連語
使い方
類義語との違い
甜头: 取引や行動で得られる目先の小さなもうけやお得感で、尝到甜头のようにその経験が続ける気にさせる。
好处: 行動や物事から得られる良い点や助かる点。
利益: 金銭的なもうけや組織にとっての得になること。
赚头: やってみるともうかりそうだという見込みや、もうけになる機会を表す口語的な言葉。
收益: 投資や事業から継続的に得られる利益や収入。
中国語での定義
語源
「甜头」は口語で成立した語で、「甜」の本義は「甘い味」、「头」はここで事物の側面や端を示すことが多く、二字が結びついて「甘い好处」を比喩的に指す語義を生んだ。
コラム
- 多くの場合「尝到甜头」を伴って使われ、目先の利益で行為を継続するニュアンスを含むが、一度きりの小さな得か長期的な利益かは文脈で判断する必要がある