モチタン中国語辞典 › 中国語フレーズ集 › ○○は中国語で何て言う? › かしこまりました

「かしこまりました」は中国語で何と言う?
言い方6通りと場面別の使い分け
「かしこまりました」を中国語で表現する場合、もっとも無難で幅広く使えるのは「好的」です。日本語の「かしこまりました」に1対1で対応する単語は存在せず、相手への敬意を行為で示す中国語では、了解・理解・受諾など、目的に応じて表現を選びます。
中国語会話の総合ガイド ›あいさつ・よく使うフレーズ・場面別の会話・発音・話す練習・検定の会話試験まで、中国語会話のことをまとめて見る
「かしこまりました」の中国語の言い方(6通り)
- 01收到了
shōu dào le
ふつう|同僚に・了承|了解しました
- 02好的
hǎo de
ふつう|幅広く・返答
- 03明白了
míng bai le
ふつう|指示を受けて
hǎo de, wǒ mǎ shàng qù bàn
丁寧|依頼を受けて
- 05好的,按您说的办
hǎo de, àn nín shuō de bàn
丁寧|目上の指示に
hǎo de, méi wèn tí
ふつう|依頼を快諾
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 接客や一般的な返答 | 好的 | 幅広い場面で自然に使える万能表現 |
| メール・チャットの受領 | 收到了 | 添付ファイルや連絡の確認を伝える |
| 上司から業務指示を受けたとき | 明白了 | 指示内容をしっかり理解したことを示す |
| 取引先からの急ぎの依頼 | 好的,我马上去办 | 迅速に対応する姿勢を示して安心感を与える |
| 顧客の要望に合わせるとき | 好的,按您说的办 | 相手の意向を最優先する丁寧な受諾 |
| 同僚からの依頼を快諾するとき | 好的,没问题 | 気軽に引き受けられる安心感のある表現 |
中国語では日本語のように言葉の敬度だけで丁重さを表すのではなく、「迅速に動く」「指示通りに行う」といった行動の意向を言葉に添えることで誠意を示します。相手との関係性や業務の緊急度に合わせて使い分けましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「かしこまりました」は相手へのへりくだりと敬意を示す定型表現ですが、中国語には謙譲語としての直訳が存在しません。言葉の丁寧さよりも「内容を理解したか」「すぐ行動するか」という事実の伝達が重視されます。
- 「我知道了」の多用:「知っている」という事実の確認に近く、場面によっては「もう分かっているから言わなくていい」とぶっきらぼうに聞こえる恐れがあります。
- 過剰に形式的な敬語の模索:辞書にある「遵命」などは時代劇のような大げさな響きになり、現代ビジネスでは不自然です。
中国語の考え方
- 謙譲語としての直訳は存在しない
- 丁寧さより「内容の理解」「行動」を重視
- 行動の意向を言葉に添えて誠意を示す
避けるべきNG表現
- 「我知道了」の多用はぶっきらぼうに聞こえる恐れ
- 「遵命」などは時代劇のようでビジネスでは不自然
- 過剰に形式的な敬語を探すのは逆効果
中国語では謙譲語の直訳ではなく、理解や行動の伝達が重視されます。
言われたときの返事
- 辛苦了 — お疲れ様です
- 拜托你了 — よろしくお願いします
- 麻烦你了 — お手数をおかけします
- 好的,谢谢 — わかりました、ありがとうございます
- 不着急,慢慢来 — 急ぎませんので、落ち着いて進めてください
「お疲れ様です」と相手の労をねぎらう表現。
「よろしくお願いします」「お手数をおかけします」と依頼する表現。
「わかりました、ありがとうございます」と感謝を伝える返答。
「急ぎませんので、落ち着いて進めてください」と配慮を示す表現。
引き受けてくれた相手への労いや感謝を伝える定番フレーズです。
接客現場で迷ったらこれ!「かしこまりました」の中国語使い分け一覧
接客の現場で中国人のお客様から注文や要望を受けた際、とっさにどの言葉を返せばよいか迷うことがあります。最も汎用性が高く、どの業種でも失礼にならない万能の返答は 好的(Hǎo de / ハオダ・承知しました)です。基本的にこの一言を笑顔で発音できれば、レジやテーブル接客のほとんどの場面をスムーズに進めることができます。
一方、お客様から込み入った条件や変更依頼を受けた際には、内容をしっかり理解した姿勢を示す 明白了(Míngbai le / ミンバイラ・理解しました)が適しています。また、「〜できますか?」という確認に対して快諾する場合は 没问题(Méi wèntí / メイウェンティー・問題ありません)を使うと安心感を与えられます。注意したいのが 知道了(Zhīdào le / チータオラ・分かった)で、親しい間柄の日常会話では使われますが、接客現場では言い方ひとつで「もう分かっています」という冷たい響きに受け取られるリスクがあるため避けるのが安全です。
| 表現(簡体字) | ピンイン | カタカナ読み | ニュアンス | 接客で使う場面 |
|---|---|---|---|---|
| 好的 | Hǎo de | ハオダ | 承知しました(万能・標準) | オーダー受付、会計、席への案内など全般 |
| 明白了 | Míngbai le | ミンバイラ | 理解しました、把握しました | アレルギー対応、包装指定、配送希望の確認時 |
| 没问题 | Méi wèntí | メイウェンティー | 問題ありません、大丈夫です | 席の移動希望、在庫の確認依頼への快諾 |
| 知道了 | Zhīdào le | チータオラ | 分かった(接客では注意) | 客向け接客では原則非推奨(冷たく聞こえる恐れ) |
現場では「基本は 好的(Hǎo de / ハオダ)」と決めておき、要望の難度や内容に応じて表現を添える運用を徹底すると、言葉に詰まるトラブルを防げます。
接客中国語でそのまま使える「かしこまりました」の会話例
接客現場では「かしこまりました」単体だけでなく、入店時の挨拶や作業前の声かけと組み合わせて使うケースがほとんどです。代表的な2つの場面をそのまま使えるスクリプトとして紹介します。
飲食店や物販レジでの注文・要望受付
A: 欢迎光临!请问几位?(Huānyíng guānglín! Qǐngwèn jǐ wèi? / いらっしゃいませ!何名様でしょうか?)
B: 两位。可以坐窗边的位置吗?(Liǎng wèi. Kěyǐ zuò chuāngbiān de wèizhi ma? / 2人です。窓側の席に座ってもいいですか?)
A: 好的,没问题。请跟我来。(Hǎo de, méi wèn tí. Qǐng gēn wǒ lái. / かしこまりました、問題ございません。こちらへどうぞ。)
注文時や要望の確認時には、好的(Hǎo de / ハオダ・承知しました)に続けて 没问题(Méi wèntí / メイウェンティー・問題ありません)を重ねることで、快く引き受けた姿勢が相手に伝わります。
確認作業でお客様をお待たせする場面
A: 这个有新的吗?(Zhège yǒu xīn de ma? / これの新しい在庫はありますか?)
B: 好的,请稍等,我去确认一下。(Hǎo de, qǐng shāoděng, wǒ qù quèrèn yíxià. / かしこまりました、少々お待ちください。確認してまいります。)
A: 谢谢。(Xièxie. / ありがとうございます。)
B: 明白了,让您久等了。(Míngbai le, ràng nín jiǔděng le. / かしこまりました、お待たせいたしました。)
商品をバックヤードへ確認しに行く際や端末を操作する際は、好的(Hǎo de / ハオダ)の直後に 请稍等(Qǐng shāoděng / チン シャオダン・少々お待ちください)を添えるのが必須の接客マナーです。
聞き取れないときのリカバリーと接客中国語の発音のコツ
接客の現場で中国人のお客様が早口だったり、予期しない要望を言われたりして聞き取れなかった場合、沈黙してしまうのは最も避けたい対応です。その場で慌てず、まずはワンクッション置いて担当者へつなぐ手順を決めておきましょう。
聞き取れなかったときは、まず落ち着いて 请稍等(Qǐng shāoděng / チン シャオダン・少々お待ちください)と伝えます。そのうえで、中国語が話せるスタッフや責任者を呼びに行くか、翻訳端末・指さしシートを取り出す動作へ移行します。「聞き取れなかったけれど対応しようとしている」という意思表示を 请稍等(Qǐng shāoděng / チン シャオダン)の一言で示すことがクレーム防止につながります。
また、接客フレーズを発音する際、日本語の平板なカタカナ発音のままだと通じない原因になります。特に 好的(Hǎo de / ハオダ)の「Hǎo」は第3声です。音を平らに伸ばすのではなく、首を軽くコクンと下げるように「低く抑えてから少し浮かす」イメージで発音すると、現地のお客様に聞き取りやすい自然な響きになります。
さらに、请稍等(Qǐng shāoděng / チン シャオダン)は「Qǐng(低く抑える)」「shāo(高くて平ら)」「děng(低く抑える)」という音の段差を意識すると、カタカナ読みでも一発で確実に通じます。現場のレジ横やカウンター内にピンインと声調記号をメモしておき、音の上下を意識しながら声に出す習慣をつけておくと安心です。
次に読む
- 中国語で「了解・わかりました」返事に「了解」を使うのはNG?承諾表現の使い分けが分かります。→
- 「受け取りました」の中国語業務メールでそのまま使える受領報告のフレーズや文法を整理できます。→
- 「助かります」は中国語で何と言う?仕事で感謝や安心を伝える「助かります」の言い分けを学べます。→
単語力を測る
よくある質問
- Q. 接客で「かしこまりました」と言いたいときは?
- 「好的」が最も自然です。より丁寧に伝えたい場合は、笑顔で「好的,请稍等」(かしこまりました、少々お待ちください)と続けたり、「好的,没问题」と添えると親切な印象になります。
- Q. 「我知道了」は使わないほうがよいですか?
- ビジネスや目上の人に対しては避けたほうが無難です。「もう分かっている」という投げやりなニュアンスを含みやすいため、指示の理解を伝える際は「明白了」や「好的」を使いましょう。
- Q. チャット業務で使える略語やカジュアルな返事は?
- チャットツールでは「收到」や「OK」が頻繁に使われます。同僚同士のやり取りであれば「收到」だけで十分に用件受領の合図となり、スピーディーなやり取りに適しています。
- Q. 接客でお客様に「知道了(Zhīdào le)」と言ってはいけないのはなぜですか?
- 「知道了」は単に事実として「知った」「分かった」と頭で理解した状態を指すため、言い方によっては「もう分かっているから言わなくていい」「うるさい」といった投げやりで冷たいニュアンスに聞こえる危険があります。接客でお客様へ敬意と歓迎の意を伝える際は、承諾の「好的(Hǎo de)」または理解を示して引き受ける「明白了(Míngbai le)」を使うのが原則です。
- Q. 「好的(Hǎo de)」がカタカナ読みで通じないときはどうすればよいですか?
- 平坦に「ハオダ」と言うのではなく、「ハオ」の部分で音をぐっと低く落とす意識を持つと通じやすくなります(中国語の第3声)。また、笑顔で軽く会釈をしながら少し語尾を柔らかく「ハオ・ダ」と発音すると、丁寧な接客の意思が伝わりやすくなります。
2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」中国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す