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「かしこまりました」は英語で何と言う?
言い方6通りと場面別の使い分け
ビジネスで最も無難な「かしこまりました」は Certainly. です。
日本語の「かしこまりました」に1対1で対応する英語表現はありません。「指示を理解した」「喜んで引き受ける」など、場面や相手との関係性によって言葉を使い分ける必要があります。状況に応じた最適な表現を身につけましょう。
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「かしこまりました」の英語の言い方(6通り)
丁寧|目上の相手に|承知しました。
ふつう|指示を受けて|承知しました。そのようにします。
指示や助言を受けた際に「わかりました、そうします」と前向きに行動を伝える自然な表現です。同僚や親しい上司との打ち合わせなど、会話の流れでさらりと引き受ける場面に適しています。
ふつう|強く承諾して|承知しました。
「喜んで」「もちろんです」と強い前向きさを示す承諾の言葉です。依頼に対して確実に対応する意思を快く伝えられます。Definitely, I can help with that.のように文を続けるのも自然です。
- 04Certainly.
丁寧|接客・仕事で
- 05Understood.
丁寧|指示を受けて
指示や注意事項を「理解しました」「了解いたしました」と冷静かつ的確に伝える表現です。ビジネスメールやチャットで手短に返信する際によく使われます。感情を交えず要件を呑んだことを示せます。
- 06Got it.
カジュアル|親しい相手に
「了解!」「わかった」という意味の口語表現で、同僚や友人など親しい間柄で頻繁に使われます。I got it.の略で、素早くテンポよく返答したい場面に最適ですが、顧客や目上の相手には避けます。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 高級店・フォーマルな接客 | Very good, sir. | 客への敬意を込めた古典的な言い方 |
| 顧客・取引先からの依頼 | Certainly. | もっとも手堅く丁寧な承諾 |
| 上司からの指示や確認 | Understood. | 内容を正確に把握したことを伝える |
| 助言を受けて行動する時 | Okay, that's what I'll do. | 相手の提案通りに動く姿勢を示す |
| 快く依頼を引き受ける時 | Definitely. | 「もちろんです」と前向きに応じる |
| 同僚や友人とのチャット | Got it. | 短く素早く了解を伝える口語表現 |
丁寧さの度合いだけでなく、「相手の言葉を理解したのか(Understood)」「その通りに行動するのか(Okay, that's what I'll do.)」という行動の意思をどこまで含めるかによって選ぶ表現が変わります。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「かしこまりました」は相手へのへりくだりや敬意を示す定型表現ですが、英語では「指示を理解したのか」「引き受ける意思があるのか」という実質的なアクションを伝える発想が基本となります。そのため、以下のような誤解や不自然な返答に注意が必要です。
- I know. と返してしまう:「知っています」という意味になり、「そんなことは言われなくても分かっている」と横柄に聞こえるおそれがあります。
- 対外的なビジネスで Got it. を使う:カジュアルすぎるため、顧客や取引先相手には軽率な印象を与えます。Certainly や Understood を選びましょう。
I know. と返す
- 「知っています」という意味になる
- 言われなくても分かっていると横柄に聞こえる
対外的に Got it. を使う
- カジュアルすぎる口語表現
- 顧客や取引先には軽率な印象を与える
- Certainly や Understood が適切
英語では実質的なニュアンスが伝わるため、意図しない響きに注意が必要です。
言われたときの返事
- Thank you. — ありがとうございます。
- Perfect, thanks. — 助かります、ありがとう。
- I appreciate it. — ご対応に感謝いたします。
- Great, keep me posted. — よかった、また進捗を教えてください。
- Much appreciated. — 大変助かります。
「ありがとうございます」とシンプルに感謝を伝える返答。
「助かります、ありがとう」と感謝を伝える表現。
「ご対応に感謝いたします」と丁寧に伝える返答。
「よかった、また進捗を教えてください」と伝える表現。
引き受けてくれた相手に対して、感謝や進捗共有の依頼を伝えましょう。
かしこまりましたの英語表現一覧と丁寧さの比較
日本語の「かしこまりました」は、相手との上下関係や親密度、受ける内容(指示の理解なのか、作業の着手なのか)によって選ぶべき英語が大きく異なります。ビジネスシーンや接客でスムーズに使いこなせるよう、丁寧さやニュアンスごとの違いを整理して把握しておきましょう。
| 表現 | 読み方(カタカナ目安) | ニュアンス・丁寧度 | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| Of course. | オヴ・コース | 親しみやすく礼儀正しい「もちろんです」 | 社内外の依頼、ホテルや飲食の対面接客 |
| I'm on it. | アイム・オン・イット | 「すぐ着手します・任せてください」という積極性 | 上司や同僚から急ぎの作業を頼まれた際 |
| Will do. | ウィル・ドゥー | 「やっておきます」と軽快に引き受ける | 親しい同僚やチームメンバー間でのタスク依頼 |
| Noted. | ノウティド | 「確認・把握しました」という簡潔な伝達 | メールやチャットでの情報共有・連絡受領 |
| Absolutely. | アブソルートリー | 「喜んで・異存なく引き受けます」という強い肯定 | 顧客からの要望、改まった対面での応対 |
通じる発音のコツ
Certainly(サートゥンリー)は、最初の「サ」にアクセントを置き、語尾の「リー」を弱めに発音すると自然なプロの響きになります。I'm on it. は単語を1つずつ区切るのではなく、「アイモニット」のように音を滑らかに連結(リエゾン)させて発音するのがポイントです。また、Noted. は語末の「d」を強く破裂させず、舌を上前歯の裏に当てて音を止める意識を持つと、ネイティブに近いすっきりとした響きになります。
接客でそのまま使える「かしこまりました」の英語会話例
対面接客において「かしこまりました」を伝える際は、単語を1語だけ返すよりも、お客様の名前や次のアクションを添えることでプロフェッショナルな安心感を与えられます。ホテル、飲食店、ショップそれぞれのリアルな対話例を参考にしてください。
ホテルでの荷物預かり対応
A: Excuse me, could you keep my luggage until check-in time?
(すみません、チェックインの時間まで荷物を預かっていただけますか?)
B: Certainly, Mr. Smith. I will take care of it right away.
(かしこまりました、スミス様。ただちにお預かりいたします。)
A: Thank you so much. Here is my claim slip.
(ありがとうございます。これが引換証ですね。)
B: You are very welcome. Have a wonderful day in the city.
(どういたしまして。市内でのご滞在をどうぞお楽しみください。)
飲食店での追加オーダー対応
A: Could we have two more glasses of water, please?
(お水をもう2杯いただけますか?)
B: Of course, right away. Would you like anything else?
(かしこまりました、すぐにお持ちします。他にご注文はございますか?)
A: That's all for now, thank you.
(今のところはそれで大丈夫です、ありがとう。)
B: Certainly, I'll be right back with your water.
(かしこまりました、すぐにお水をお持ちいたします。)
ショップ・レジでのラッピング対応
A: Could you wrap this as a gift, please?
(これをプレゼント用にラッピングしていただけますか?)
B: Absolutely. We have blue and red ribbons available. Which would you prefer?
(かしこまりました。青と赤のリボンがございますが、どちらがよろしいでしょうか?)
A: The blue one, please.
(青い方でお願いします。)
B: Understood. Please give me a few minutes to prepare it.
(かしこまりました。ご用意まで数分ほどお待ちください。)
ビジネスメールやチャットで使える「かしこまりました」の英語フレーズ
英語のビジネスコミュニケーションでは、単に「了解した」と伝えるだけでなく、「次に自分が何をするか」というアクションや期限をセットで返すことが信頼につながります。媒体ごとの適切な書き方を身につけましょう。
ビジネスメール(社外・顧客向け)
社外からの要望や修正依頼に対しては、丁寧な承諾表現の後に確認・着手の予定を添えます。
Certainly. I will check the details and get back to you by tomorrow morning.(かしこまりました。詳細を確認のうえ、明日の午前中までにご連絡いたします。)
Well noted. We will proceed with the preparation as requested.(承知いたしました。ご要望の通りに準備を進めさせていただきます。)
ビジネスチャット(SlackやTeams)
チャットツールではスピードと簡潔さが重視されます。同僚や上司からの急ぎの依頼には、即座に着手する意思を端的に伝えます。
Noted with thanks. I'm on it right now.(承知いたしました、ありがとうございます。ただちに取り掛かります。)
Will do! I'll share the updated file shortly.(承知しました!更新したファイルをまもなく共有します。)
文末に具体的な所要時間や提出予定を明記することで、相手に安心感を与えることができます。
「かしこまりました」の英語で注意したい失礼なNG表現
映画やドラマで見かける表現のなかには、ビジネスやフォーマルな接客で使うと相手に違和感や不快感を与えてしまうものがあります。特に注意すべきNGパターンを把握しておきましょう。
ミリタリースラングの混入
映画などでよく耳にする Copy that. や Roger that. は、本来は無線通信や軍隊で「通信を受信・了解した」ことを表す専門用語です。日常のカジュアルな雑談で冗談交じりに使われることはありますが、フォーマルなビジネスや顧客対応で使うと、ふざけているような軽率な印象を与えてしまいます。仕事の場では Certainly. や Understood. を用いるのが鉄則です。
Understood. の単体使用による冷淡な響き
Understood. は文法的に正しい表現ですが、1語だけで短く返答すると、状況によっては「冷たい」「命令を機械的に呑み込んだだけ」という威圧的なニュアンスを与えてしまうことがあります。特に目上の相手や顧客に対しては、Understood, I will handle it today.(承知いたしました、本日中に対応いたします)のように後続の文言を補うことで、柔らかく誠実なトーンに整えることができます。
次に読む
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単語力を測る
よくある質問
- Q. 「承知しました」とメールで返す定番は?
- Understood. や Certainly. が定番です。より丁寧に「指示通りに対応します」と伝えたい場合は、Understood. I will handle it right away.(承知いたしました。ただちに対応します)のように具体的な行動を添えると好印象です。
- Q. 飲食店での接客で使える一言は?
- Certainly. や Right away, sir.(かしこまりました、すぐにお持ちします)が代表的です。高級店では Very good, sir. も使われますが、一般的なカフェやレストランであれば Certainly. で十分に丁寧な対応になります。
- Q. OK はビジネスで使っても失礼ではない?
- 社内の同僚や近い関係の上司であれば問題ありませんが、取引先や顧客に対して単体で「OK」と返すのは軽すぎる印象を与えます。ビジネスシーンでは Certainly や Understood を使うのが無難です。
- Q. 「かしこまりました」を英語のチャットで手短に返信したい時は何が適切ですか?
- 社内チャット(SlackやTeamsなど)であれば、Noted. や Will do. が簡潔で実用的です。少し丁寧に感謝を添えたい場合は Noted with thanks. と返すと、短い文面でも失礼のない好印象を与えられます。
- Q. 「Copy that」や「Roger that」はビジネスの「かしこまりました」として使えますか?
- 通常のビジネスシーンでは避けるのが無難です。これらは無線通信やミリタリー由来の俗語表現であるため、顧客や上司に対して使うと場違いで不真面目な印象を与えるおそれがあります。フォーマルな場では Certainly. や Understood. を使用しましょう。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
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