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「ごちそう」は中国語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「ごちそう」は中国語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

食事をごちそうになった後にお礼を伝えるなら「谢谢你的款待」がいちばん無難な言い方です。ただし、日本語の「ごちそう」に1対1で対応する単語は中国語にはありません。

「おごるよ」と声をかける場面、食事後に感謝を伝える場面、並んだ料理をほめる場面など、自分が置かれたシチュエーションに応じて動詞やフレーズを選び分ける必要があります。

「ごちそう」の中国語の言い方(8通り)

  1. wǒ qǐng nǐ

    カジュアル|親しい相手に|私がごちそうします

    友人同士など親しい間柄で「おごるよ」「ここは私が出すよ」と伝える一番気軽な表現です。カフェや簡単な食事の席で、会計伝票を取る際によく使われます。

  2. 02我请你吃饭

    wǒ qǐng nǐ chī fàn

    カジュアル|食事に誘うとき

    食事に誘う段階で「今度ご飯ごちそうするよ」と言いたいときの定番フレーズです。具体的に食事を奢る意思を伝えるため、相手も気軽に誘いに応じやすくなります。

  3. jīntiān wǒ qǐngkè

    ふつう|自分が払うとき

    「今日は私がごちそうします」と宣言する表現です。「请客」は客をもてなす・奢るという意味の語で、飲み会や同僚との食事の会計時に広く用いられます。

  4. 04这顿我来请

    zhè dùn wǒ lái qǐng

    ふつう|今回払うとき

    「今回(この一食)は私に払わせて」という意味で使います。前回相手に奢ってもらったお返しや、会計を譲り合う場面でスマートに支払いを申し出る際に便利です。

  5. xièxie nǐ de kuǎndài

    ふつう|ごちそう後に

    食事が終わった後に「ごちそうさまでした」と伝える標準的なお礼です。「款待」は手厚いもてなしを意味し、友人宅での食事や知人のおごりに対して自然に使えます。

  6. gǎnxiè nín de shèngqíng kuǎndài

    丁寧|改まったお礼

    ビジネスの会食や目上の人へ「心のこもったおもてなしに感謝いたします」と改まって伝える丁寧な表現です。退席時の挨拶や、後日のメールでよく使われます。

  7. 07承蒙您的款待

    chéngméng nín de kuǎndài

    丁寧|丁寧な感謝

    「承蒙」は「〜をこうむる」という謙譲表現で、非常に改まった感謝の言葉です。格式高い宴席や公の場でのスピーチ、お礼状などの改まった書面で役立ちます。

  8. 08这顿饭真丰盛

    zhè dùn fàn zhēn fēngshèng

    ふつう|料理をほめるとき

    食卓に豪華な料理が並んだときに「本当にごちそうですね!」とほめる一言です。「丰盛」は品数が多く豊かな様子を表し、招いてくれた料理の腕や配慮を称えられます。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
友達に軽くおごる我请你カフェなどで伝票を取りながら
食事に誘う我请你吃饭予定を合わせる段階で気軽に
会計で自分が払う今天我请客 / 这顿我来请同僚や友人との食事の席で
食後にお礼を言う谢谢你的款待一般的な「ごちそうさまでした」
ビジネスの会食後感谢您的盛情款待取引先や目上の人へのお礼メールにも最適
料理が豪華で驚いた这顿饭真丰盛自宅に招かれた際など料理を称賛するとき

中国語では「会計を負担する側(请客)」と「もてなしを受ける側(款待)」で使う単語がはっきりと分かれます。行動の主語が自分か相手かを意識して選ぶと間違いを防げます。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「ごちそう」は名詞(豪華な食事)、動詞(ごちそうする)、挨拶(ごちそうさま)と多用途に使えますが、中国語にはこれらを一括で表す単語がありません。発想の違いを押さえておくことが大切です。

直訳による3つの間違い
🏪店員へのお礼

飲食店を出る際に「谢谢款待」は不自然。単に「谢谢」と言えば十分です。

⚠️奢る際の省略

「请」単体は「どうぞ」の意味になるため、「我请客」など動詞句で伝えます。

🍽️食後の感謝

「我吃好了」は単なる完食の報告。お礼には「谢谢你的款待」を用います。

日本語の「ごちそう」の感覚をそのまま当てはめずに、状況に合った中国語を使いましょう。

言われたときの返事

ごちそうへの返答フレーズ
ごちそうへの返事

親しい間柄で

  • 下次换你请!
  • 你太客气了,以后常聚。

一般的なお礼に

  • 不客气,吃得开心就好。
  • 一点儿心意,不必客气。

丁寧・目上へ

  • 您满意就好。

お礼を言われた相手や場面の雰囲気に合わせて使い分けられる返事の表現です。

「ごちそうさま」を中国語で自然に伝える定番フレーズと発音

中国語には日本語の「ごちそうさまでした」にぴったり重なる単一の決まり文句はありません。日常の食事では、感謝の言葉を形式的に述べるよりも「お腹いっぱいになったこと」や「料理が美味しかったこと」を直接相手に伝えるのが最も自然な食後の挨拶になります。友人や同僚との食事では、以下のフレーズを組み合わせて使うと気持ちが伝わりやすくなります。

表現(簡体字)ピンインカタカナの目安ニュアンス・使う場面
我吃饱了wǒ chī bǎo leウォ・チー・バオ・ラお腹いっぱいです(食後の定番の挨拶)
很好吃hěn hǎochīヘン・ハオチー美味しかったです(味へのシンプルな感想)
太好吃了tài hǎochī leタイ・ハオチー・ラ本当に美味しかったです(強く感動したとき)
你的手艺真好nǐ de shǒuyì zhēn hǎoニー・ダ・ショウイー・ジェン・ハオお料理が本当にお上手ですね(家庭料理を褒めるとき)

日常会話では、谢谢你的款待(xièxie nǐ de kuǎndài/おもてなしをありがとうございます)を使うと親しい間柄では少しかしこまりすぎて距離感を感じさせてしまうことがあります。気軽な場面では「お腹いっぱい+美味しかった」をテンポよくつなげて伝えるのがネイティブ流の自然な表現です。

食後にそのまま使える会話例

A: 吃饱了吗?还要不要再来点儿?
(お腹いっぱいになりましたか?もう少し食べますか?)
B: 我吃饱了,太好吃了,谢谢你!
(お腹いっぱいです、本当に美味しかった、ありがとう!)
A: 那就好,合你的口味就行。
(それならよかった、お口に合って何よりです。)

ごちそうさまを中国語台湾(繁体字)で伝えるときの言い方

台湾で「ごちそうさま」の気持ちを伝える際も、本土と同様に形式ばった定型句ではなく、素直な満腹感や感謝を表現します。台湾では繁体字が使われ、親しい間柄での食事や家庭では 吃飽了(chī bǎo le/チー・バオ・ラ)と笑顔で伝えるのが最も一般的です。知人にごちそうになったときには 謝謝招待(xièxie zhāodài/シエシエ・ジャオダイ)という表現も日常的によく使われます。

表現(繁体字)ピンインカタカナの目安ニュアンス・使う場面
吃飽了chī bǎo leチー・バオ・ラごちそうさまでした(台湾の食後の一番自然な一言)
謝謝招待xièxie zhāodàiシエシエ・ジャオダイごちそうさまでした(奢ってもらった際の自然なお礼)
謝謝老闆xièxie lǎobǎnシエシエ・ラオバンごちそうさま・ありがとう(飲食店や屋台を出るときの挨拶)
買單 / 結帳mǎidān / jiézhàngマイダン / ジエジャンお会計をお願いします(支払いを申し出るとき)

台湾の夜市や食堂(小吃店)では、退店時に店員や店主へ 謝謝老闆(xièxie lǎobǎn/店長さんありがとう)と声をかけて席を立つのが定番です。現地の人情味あるコミュニケーションに馴染みやすく、観光や出張の際にも親しみを持って受け入れられます。

台湾の食堂や友人宅での会話例

A: 吃得習慣嗎?有沒有吃飽?
(お口に合いましたか?お腹いっぱいになりましたか?)
B: 吃得超飽的,非常好吃,謝謝招待!
(めちゃくちゃお腹いっぱいです、すごく美味しかった、ごちそうさまでした!)
A: 太好了,喜歡的話下次再來!
(よかった、気に入ってくれたならまた次回も来てくださいね!)

中国・台湾の食事マナーと「ごちそうさま」にまつわる作法

中華圏で食事を共にする際、挨拶の言葉だけでなく現地のマナーを理解しておくと、よりスマートに感謝の意を伝えられます。かつて中国では「もてなし側が食べきれないほどの料理を振る舞う」ことが美徳とされ、客側も「満腹でこれ以上食べられない」という敬意を示すために一口分だけ料理を残す習慣がありました。しかし現代の都市部や台湾では、食品ロス削減の観点や環境意識の高まりから、美味しく残さず完食することが好まれる傾向が強まっています。

もし料理を食べきれず残してしまう場合でも、我吃饱了,真的吃不下了(wǒ chī bǎo le, zhēn de chī bu xià le/ウォ・チー・バオ・ラ、ジェン・ダ・チー・ブー・シアマ/お腹いっぱいで、本当にこれ以上入りません)と笑顔で伝えれば、もてなしに対する最大の賛辞として受け取られます。

また、会計時の振る舞いにも文化的な特徴があります。親しい間柄でも割り勘(AA制)を行わず、誰か一人が全額を奢り、次回は別の人が奢るという「奢り合い」の習慣が根強く残っています。相手が支払いを済ませてくれたときは、過剰に恐縮してお金を渡そうとするよりも、谢谢你,下次一定让我请!(xièxie nǐ, xià cì yídìng ràng wǒ qǐng!/シエシエ・ニー、シーツー・イーディン・ラン・ウォ・チン/ありがとう、次回は必ず私にごちそうさせてね!)と快く感謝を受け止め、次の機会を約束するのがスマートな礼儀です。

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よくある質問

Q. 「ごちそうさまでした」は中国語で?
友人や知人におごってもらった後なら「谢谢你的款待」、ビジネス相手なら「感谢您的盛情款待」を使います。なお一般の飲食店を出る際の一言なら「谢谢」だけで問題ありません。
Q. 「おごるよ」と自分から言うときは?
親しい友人同士なら「我请你」や「我请客」が一般的です。「今回は私に出させて」と少し丁寧に言いたいときは「这顿我来请」を使うとスマートに伝わります。
Q. 料理が豪華なときの「ごちそう」は?
料理そのものを「ごちそう(豪華)」とほめる場合は「真丰盛(zhēn fēngshèng)」と言います。料理が並んだ食卓を見て「哇,真丰盛!」と伝えると喜ばれます。
Q. 台湾の食堂や屋台で食事を終えて退店するときは何と言えばいいですか?
店主や店員に向かって「謝謝老闆(xièxie lǎobǎn/シエシエ・ラオバン)」と声をかけるのが最も自然です。「ごちそうさま、ありがとう」という感謝が親しみやすく伝わります。
Q. 中国や台湾では出された料理を少し残すのが礼儀ですか?
以前は「食べきれないほどもてなされた」という意味で少し残す習慣がありましたが、現代の中国や台湾では完食しても全く失礼には当たりません。「我吃饱了(お腹いっぱいです)」と伝えて美味しさを褒めることが一番の敬意になります。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部

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ほかの表現の言い方

「美味しい」「おいしい」「いただきます」「乾杯」「ごちそうさまでした」「ごちそうさま」「美味しそう」「お腹すいた」一覧へ

モチタン中国語辞典(単語帳・和中)英語では?「ごちそう」