非難する
「非難する」はドイツ語で何と言う?
「非難する」の最も一般的な表現は vorwerfen と verurteilen です。個人の過失や責任を直接責めるときは vorwerfen を、道徳的・公の立場から強く断罪するときは verurteilen を使います。また、法的な罪を問う場合は beschuldigen、苦情や不備の指摘には monieren など、非難する対象や重さによって使い分けます。
使い分け
- verurteilen
道徳的・倫理的な観点や公の立場から、ある行為を強く否定・断罪する場合に使います。本来は「判決を下す」を意味します。
Die Regierung verurteilte den Angriff scharf.
政府はその攻撃を強く非難した。
- vorwerfen
人に対して過失や不誠実さなどの責任を問い、非難するときに最も日常的によく使われます。「人に〜を責める」の形をとります。
Sie warf ihm mangelnde Aufmerksamkeit vor.
彼女は彼の不注意さを非難した。
- beschuldigen
不正や犯罪などの責任があると名指しで告発・非難する際に使います。法的な文脈や疑いをかける場面に適しています。
Man beschuldigte ihn des Diebstahls.
彼は窃盗の罪で非難された。
- vorhalten
過去の過ちや失敗を相手の目の前に持ち出してチクリと責めたり、教訓として非難したりする場面で使われます。
Er hielt mir meine alten Fehler vor.
彼は私の昔の失敗を持ち出して非難した。
- monieren
欠点、不備、契約違反などを公的または事務的に指摘し、不満を示して非難・苦情を申し立てる堅めの語です。
Der Prüfer monierte mehrere Mängel im Bericht.
検査員は報告書のいくつかの不備を非難した。
- wettern
怒りをあらわにして、激しい言葉で悪態をついたり不平不満をわめき立てたりして非難する口語的な表現です。
Der Gast wetterte gegen die schlechte Bedienung.
その客はひどい接客に対して激しく非難した。
よくある間違い
✕ Ich verurteile dir deinen Fehler.
○ Ich werfe dir deinen Fehler vor.
「人に過失を非難する」は3格と4格をとる vorwerfen を使い、verurteilen は人や行為を4格で取ります。
✕ Er beschuldigte mich für die Verspätung.
○ Er beschuldigte mich der Verspätung.
beschuldigen は非難・告発の内容を前置詞ではなく2格(名詞)で表します。
「非難する」のよくある質問
Q. vorwerfen の文法的な使い方は?
Q. kritisieren と verurteilen の違いは?
verurteilen
意味
- 動 非難する
- 動 有罪判決を下す
例文
コアイメージ
早急に悪いと決めつける判断
関連語
使い方
類義語との違い
verurteilen: 人を早計に悪いと決めつけること
kritisieren: 人の言動の悪い点を指して批判すること
beschuldigen: 人が悪いことをしたと責めること
beurteilen: 物事や人の良し悪しを判断すること
tadeln: 行動の悪い点を注意して責めること
ドイツ語での定義
eine Handlung oder Person vorschnell als schlecht beurteilen; rechtssprachlich jemanden durch Urteil für schuldig erklären
語源
verurteilenは、古高・中高ドイツ語のUrteilに由来するurteilenにver-が付いて法的判決と社会的非難の意味が広がった
コラム
- 日常ではvorschnell(早計に)と結びつくことが多く、まず状況を述べてから評価を示すと会話での反発を避けやすい

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vorwerfen
意味
- 動 非難する
- 動 責める
- 動 咎める
例文
コアイメージ
行為や過ちを相手の前に突きつけて責める場面
関連語
使い方
類義語との違い
vorwerfen: 相手の行為や過ちを突きつけて責める、感情のこもった強い非難をする
beschuldigen: 相手が何か悪いことをしたと決めつけて責任を問う言い方をする
kritisieren: 行動や意見の問題点を指摘して改善や反省を促す言い方をする
anmerken: 気づいた点をさりげなく短く伝える言い方をする
vorhalten: 過去の行為や失敗を取り上げていつまでも責める言い方をする
ドイツ語での定義
einer Person eine Tat oder ein Fehlverhalten zur Last legen und tadeln
語源
vorwerfenは、vor(前に)と werfen(投げる)を組み合わせた語で、行為や過ちを文字どおり相手の前に投げつけるように提示するという比喩から『責める・非難する』の意味が成立した。
コラム
- 直接的な非難を表す語なので感情的に強く響きやすく、穏やかに指摘したい場面では 'kritisieren' や 'anmerken' などの表現を併用すると会話が円滑になりやすい。
beschuldigen
意味
- 動 非難する
- 動 責める
- 動 告発する
例文
コアイメージ
人が何か悪いことをしたと指摘してその人を責める場面
関連語
使い方
類義語との違い
beschuldigen: 相手を悪いことをしたと指摘して責める表現で、証拠や確信がある場合や公式な場面で用いることが望ましい
vorwerfen: 相手を過ちや悪い行為で責める
anschuldigen: 相手を悪事の責任者だと示して責める
bezichtigen: 相手を犯行や不正を行ったと主張する
anklagen: 裁判などで相手に罪を問う
ドイツ語での定義
jemanden einer Tat oder eines Fehlers beschuldigen; behaupten, eine Person habe etwas Unrechtes oder Verbotenes getan
語源
beschuldigenは、ドイツ語の接頭辞be-と名詞Schuld(罪)に動詞化接尾辞-igenが結びついてできた語で、もともと『誰かに罪を負わせる』という意味から発展した
コラム
- 日常会話で根拠なく用いると感情的に受け取られやすいので、証拠や確信がある場合や公式な場面での使用が望ましい
例文
Die Opposition hält der Regierung ihre gebrochenen Versprechen vor.
コアイメージ
相手の過ちや欠点を目の前に出して責め立てる動き
関連語
使い方
類義語との違い
vorhalten: 相手の過ちや欠点を目の前に出して責め立てる行為
vorwerfen: 相手の行為や言葉を具体的に挙げて責める行為
kritisieren: 行動や意見の欠点を指摘して批判する行為
beschuldigen: ある出来事をその人のせいだと告げて責める行為
zurechtweisen: 相手の行動を正すために注意して非を指摘する行為
ドイツ語での定義
jemandem etwas vorhalten heißt, einer Person ihren Fehler oder ihr Fehlverhalten ausdrücklich als Vorwurf zu nennen
語源
vorhaltenは、接頭辞vor(前)とhaltenの結合で「前に差し出す」が原義で、転じて欠点を相手に突きつけて非難する意味になった
コラム
- 会話では、jemandem etwas vorhaltenは与格に人、対格に問題を置く構造で直接的に非を突く響きが強く、特に謝罪や説明の場面では語調を和らげる表現を添えると関係悪化を避けやすい
例文
Die Journalistin moniert die Entscheidung der Regierung.
Der Direktor moniert öffentlich die Berichterstattung der Zeitung.
コアイメージ
書面や会議で正式に異議を唱えたり問題点を挙げたりする場面
関連語
使い方
類義語との違い
monieren: 会議や報告で形式ばって問題点を取り上げて正式に非難する
kritisieren: 他人の言動や考えの欠点を指摘して批判の言葉を述べる
bemängeln: 欠陥や不備を指摘して改めるべき点を示す
beanstanden: 書類や行為の誤りを指摘して承認しない姿勢を示す
tadeln: 言動のまずさを口頭で注意して叱る
ドイツ語での定義
in formeller oder sachlicher Weise einen Mangel, eine Entscheidung oder ein Verhalten beanstanden oder kritisieren.
語源
monierenは、ラテン語monēre(警告する)が古フランス語を通じてドイツ語に入った語で、警告・注意のニュアンスが公式な不満や異議を示す語義へと移行した。
コラム
- 報告書や会議でmonierenを使うと堅い印象になるため、日常会話ではkritisierenやbemängelnに言い換えることが多く、用法としては対格で欠点や決定を直接取る点に注意する。
例文
コアイメージ
何度も強く不満や怒りを言葉でぶつける様子
関連語
使い方
類義語との違い
wettern: 何度も強い語気で相手や出来事を攻撃的に非難する
schimpfen: 怒って大声で相手を叱る
kritisieren: 行為や考え方の問題点を指摘して評価する
meckern: 小さな不満を繰り返して不平を言う
beleidigen: 相手を傷つける言葉で攻撃して名誉を傷つける
ドイツ語での定義
wiederholt und heftig Missfallen äußern; oft in Wendungen wie 'gegen etwas/wen wettern' gebraucht werden
語源
wetternは、中高ドイツ語の weteren が起源で、Wetter(嵐)の比喩により繰り返す激しい発言を表す動詞になった
コラム
- 単なる愚痴より攻撃的に聞こえるため、相手や場面を考えて使う