モチタン辞典 › モチタンフランス語辞典 › テーマ別フランス語単語 › ビジネス英語

フランス語のビジネス単語一覧【47語】entreprise, projetなど
フランス語のビジネス語彙には英語と同語源の単語も多い一方、独特の言い回しも存在します。例えば、実務で最重要となる企業の売上高は英語のsalesではなくchiffre d’affairesと表現します。
本ページでは会社組織から業績、メール略語まで実務に直結する基本47語を整理しました。名詞の性と合わせて効率よく定着させましょう。
フランス語会話の総合ガイド ›あいさつ・よく使うフレーズ・場面別の会話・発音・話す練習・検定の会話試験まで、フランス語会話のことをまとめて見る
会社・組織(9語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| la entreprise | アントルプリーズɑ̃tʁəpʁiz | 企業 |
| la société | ソシエテsosjete | 会社 |
| la compagnie | コンパニkɔ̃paɲi | 会社 |
| la organisation | オルガニザシオンɔʁganizasjɔ̃ | 組織 |
| le organisme | オルガニスムɔʁganizm | 組織・機関 |
| la succursale | シュキュルサルsykyʁsal | 支店 |
| le organigramme | オルガニグラムɔʁganigʁam | 組織図 |
| la firme | フィルムfiʁm | 企業 |
| la multinational | ミュルチナシオナルmyltinasjonal | 多国籍企業 |
仕事・業務(10語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| le travail | トラヴァイユtʁavaj | 仕事 |
| le emploi | アンプロワɑ̃plwa | 職・雇用 |
| le boulot | ブロbulo | 仕事(くだけた語) |
| le projet | プロジェpʁoʒɛ | プロジェクト |
| le plan | プランplɑ̃ | 計画 |
| le programme | プログラムpʁogʁam | 計画・予定 |
| le bureau | ビューロbyʁo | 事務所 |
| la échéance | エシェアンスeʃeɑ̃s | 締め切り |
| la usine | ユジヌyzin | 工場 |
| le secteur | セクトゥールsektœʁ | 業界・部門 |
人事・働き方(7語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| la équipe | エキップekip | チーム |
| le directeur | ディレクトゥールdiʁɛktœʁ | 部長・責任者 |
| interne | アンテルヌɛ̃tɛʁn | 社内の |
| externe | エクステルヌɛkstɛʁn | 社外の |
| le job | ジョブdʒɔb | 仕事 |
| la réinsertion | レアンセールシオンʁeɛ̃sɛʁsjɔ̃ | 職場復帰 |
| actionnaire | アクシオネールaksjonɛʁ | 株主 |
ビジネスの動詞(5語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| prévoir | プレヴォワールpʁevwaʁ | 予定する |
| planifier | プラニフィエplanifje | 計画を立てる |
| projeter | プロジェテpʁoʒəte | 計画する |
| orchestrer | オルケストレɔʁkɛstʁe | 組織する |
| commercer | コメルセkomɛʁse | 商売する |
数字・業績(12語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| la clientèle | クリヤンテールklijɑ̃tɛl | 顧客 |
| le client | クリヤンklijɑ̃ | 顧客 |
| chiffre d’affaires | シッフル ダフェール | 売上高 |
| le bénéfice | ベネフィスbenefis | 利益 |
| la croissance | クロワサンスkʁwasɑ̃s | 成長 |
| le objectif | オブジェクティフɔbʒɛktif | 目標 |
| la fréquentation | フレカンタシオンfʁekɑ̃tasjɔ̃ | 利用者数・来客数 |
| la totalité | トタリテtotalite | 全体 |
| la part | パールpaʁ | 割合・部分 |
| la industrie | アンデュストリɛ̃dystʁi | 産業 |
| le fabricant | ファブリカンfabʁikɑ̃ | メーカー |
| industriel | アンデュストリエルɛ̃dystʁijɛl | 産業の |
メール略語(4語)
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| ASAP | エーエスエーピー | 至急 |
| FYI | エフワイアイ | 参考までに |
| EOD | イーオーディー | 業務終了時までに |
| CC | シーシー | 写し・同報 |
カタカナ読みは目安です。名詞の le / la は男性名詞・女性名詞の目印です。
覚え方・使い方のポイント
- 「仕事」を意味する語は場面で使い分けます。一般的な仕事には男性名詞のtravailを用い、会話のくだけた表現ではboulotがよく使われます。求人や雇用契約の文脈ではemploiを選ぶのが適切です。
- 会社に関連する組織名詞の多くは女性名詞です。entreprise(企業)、société(会社)、succursale(支店)はいずれも女性冠詞uneやlaを伴うため、修飾する形容詞の性数一致に注意して覚えましょう。
- 業績を語る際の最重要表現chiffre d’affaires(売上高)は、男性名詞chiffreに「取引・業務」を意味する複数形affairesが結びついています。語尾のsを発音せず末尾が母音で終わる点にも着目しましょう。
travail(男性名詞)
- 一般的な「仕事」に用いる
boulot
- 会話のくだけた表現で使われる
emploi
- 求人や雇用契約の文脈で適切
文脈やフォーマル度に応じた3つの「仕事」の単語の使い分けです。
ビジネスフランス語のマナー:敬称vousの使い分けと条件法による丁寧な依頼
フランス語のビジネス環境において、人間関係の距離感を適切に保つことは信頼関係を築くための第一歩です。日常会話とビジネスフランス語の決定的な違いは、二人称の代名詞である敬称 vous(ヴ・あなた/あなた方)と親称 tu(テュ・きみ)の使い分けにあります。ビジネスの現場では、初対面の相手や社外の取引先はもちろん、社内の同僚や上司に対しても基本的に vous を用いる「ヴーヴォワイマン(vouvoiement)」が原則です。相手から合意や提案(「On peut se tutoyer ?」など)がない限り、安易に tu を使う「チュトワイマン(tutoiement)」へ切り替えるのは失礼にあたるため避けましょう。
また、相手に何かを依頼する際は、直接法現在形を使うと命令口調に聞こえてしまいます。ビジネスシーンでは「条件法現在(conditionnel présent)」を用いて語調を和らげるのが鉄則です。例えば、要望を伝える際は Je veux(ジュ ヴ・〜が欲しい)ではなく Je souhaiterais(ジュ スエトゥレ・〜したいのですが)を、相手に行動を促す際は Pouvez-vous(プヴェ ヴ・〜できますか)ではなく Pourriez-vous(プリエ ヴ・〜していただけますでしょうか)を用います。発音の際は、Pourriez-vous で「ズ」と濁って繋がる倒置のアンシェヌマンに留意してください。
場面・相手別の依頼表現一覧
| 表現 | 読み方 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| Je souhaiterais obtenir des précisions. | ジュ スエトゥレ オブトゥニール デ プレシジオン | 控えめで丁寧な要望(条件法) | 取引先や上司へ詳細を伺いたいとき |
| Pourriez-vous me transmettre ce document ? | プリエ ヴ ム トランスメットル ス ドキュマン | 相手への敬意を払った依頼(条件法) | 社外宛てや目上の人に資料送付を頼むとき |
| Auriez-vous l'amabilité de vérifier ? | オリエ ヴ ラマビリテ ド ヴェリフィエ | 極めてフォーマルかつ丁重な依頼 | 重要な確認を役員や主要顧客に依頼するとき |
| Merci de m'envoyer le rapport. | メルスィ ド マンヴォワイエ ル ラポール | 簡潔で明瞭な指示・依頼 | 社内のチームメンバーへ定常業務を依頼するとき |
職場で使える丁寧な依頼の会話例
A: Bonjour Monsieur Martin. Pourriez-vous m'accorder un entretien cet après-midi ?
(こんにちは、マルタンさん。本日の午後、面談のお時間を少しいただけないでしょうか?)
B: Bonjour. Oui, tout à fait. Je serais disponible à partir de quatorze heures.
(こんにちは。ええ、構いませんよ。14時以降でしたら時間が取れます。)
A: Parfait. Je souhaiterais faire le point sur l'avancement du dossier.
(ありがとうございます。案件の進捗状況についてすり合わせをさせていただきたく存じます。)
B: Entendu. Merci d'apporter les documents nécessaires dans mon bureau.
(承知しました。私のオフィスに必要な書類をお持ちください。)
実務で役立つフランス語ビジネス会話:電話応対と会議の定番フレーズ
電話対応やオンライン会議では、対面時よりも迅速かつ明瞭な受け答えが求められます。受話器を取った際、単に「Allô」とだけ言うのは私生活の砕けた応答であり、ビジネスの場では名乗りと会社名を明確に伝える必要があります。また、相手の声が聞き取りにくい場合や担当者が不在の場合でも、ビジネスに相応しい定型句をあらかじめ把握しておくことで、焦らず落ち着いた対応が可能です。
会議の進行では、自分の意見を切り出す前置きや、賛成・反対を角を立てずに伝える表現が重要になります。反対意見を述べる場合でも、いきなり否定するのではなく、Je comprends votre point de vue, mais...(ジュ コンプラン ヴォートル ポワン ドゥ ヴ メ・おっしゃる視点は理解できますが……)のように一度受容のクッションを挟むのがフランスのビジネスコミュニケーションにおける基本作法です。
電話応対・会議の実践フレーズ一覧
| 表現 | 読み方 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| Société ABC, Bonjour, Dupont à l'appareil. | ソシエテ アベセ ボンジュール デュポン ア ラパレイ | 標準的で丁寧な電話の名乗り | 電話を受けた際の冒頭挨拶 |
| C'est de la part de qui ? | セ ドゥ ラ パール ドゥ キ | 相手の氏名を尋ねる標準表現 | 相手が名乗らなかった場合の確認 |
| Un instant, je vous mets en relation. | アン ナンスタン ジュ ヴ メ ザン ルラシオン | 丁重な取り次ぎの案内 | 内線や担当部署へ電話を転送するとき |
| Il est en réunion pour le moment. | イレ タン レユニオン プール ル モマン | 事実を客観的に伝える丁寧な説明 | 担当者が会議中で不在のとき |
| Pourriez-vous répéter plus lentement ? | プリエ ヴ レペテ プリュ ラントゥマン | 失礼のない聞き直し(条件法) | 通信環境が悪く聞き取れなかったとき |
| Je partage tout à fait votre avis. | ジュ パルタージュ トゥ タ フェ ヴォートル アヴィ | 明確な同意・賛成 | 会議で相手の提案や見解に同調するとき |
電話取り次ぎの会話例
A: Bonjour, société ABC. Que puis-je faire pour vous ?
(お電話ありがとうございます、ABC社でございます。ご用件を伺えますでしょうか?)
B: Bonjour, ici Monsieur Sato de la société XYZ. Pourriez-vous me passer Madame Leroy ?
(こんにちは、XYZ社の佐藤と申します。ルロワ様にお繋ぎいただけますでしょうか?)
A: Navré, elle est actuellement absente de son bureau. Souhaitez-vous lui laisser un message ?
(申し訳ございません、彼女は現在席を外しております。ご伝言を承りましょうか?)
B: Non merci, je la rappellerai plus tard dans l'après-midi.
(いえ結構です。午後遅くにこちらから改めてお電話いたします。)
フランス語ビジネスメールの定型表現と注意すべき「偽の友」
フランス語のビジネスメールは構成が厳密に決まっています。宛名(Monsieur や Madame)から始まり、用件を述べた後、末尾には「結びの句(formules de politesse)」を添えるのが必須のマナーです。親しい同僚間の簡易メールでは Cordialement(コディアルマン・心より)や略語の Cdlt(セデエルテ)で済ませることもありますが、取引先や社外宛ての正式な文書では、丁寧な定型表現を正しく添えなければ無礼な印象を与えかねません。添付ファイルがある際は Veuillez trouver ci-joint...(ヴイエ トゥルヴェ スィ ジョワン・〜を同封いたします)という決まり文句を用い、略語として pj(ピージェ・pièce jointe の略)が本文や件名で多用されます。
また、フランス語と英語の類似語で意味が食い違う「偽の友(faux amis)」にも注意が必要です。例えば、英語の「actually(実際は)」に形が似ている actuellement(アクテュエルマン)は「現在は・目下」という意味であり、英語の「eventually(結局は)」に似ている éventuellement(エヴァンテュエルマン)は「場合によっては・もし可能なら」という条件付きの可能性を示します。これらを取り違えると納期や契約の解釈で重大な齟齬を生むため、実務では正確な区別が求められます。
実務スキルの客観的な証明としては、国際的に認知されている実務特化型のフランス語能力検定 DELF Pro(デルフ・プロ)があります。一般的な語学試験と異なり、職場内のメール作成、電話応対、会議での意見表明など、ビジネス実務に即した運用能力を直接測る資格として活用されています。
メールの結びの句(Formules de politesse)の使い分け
| 表現 | 読み方 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| Veuillez agréer, Madame, mes salutations distinguées. | ヴイエ アグレ マダム メ サリュタスィオン ディスタンゲ | 伝統的かつ最上級の敬意 | 社外宛て、役員宛ての公式なビジネスメール |
| Dans l'attente de votre retour, je vous prie d'agréer mes sincères salutations. | ダン ラタント ドゥ ヴォートル ルトゥール ジュ ヴ プリ ダグレ メ サンセール サリュタスィオン | 返信を求める丁寧な結び | 見積書や提案書を送付して返答を待つとき |
| Bien cordialement, | ビヤン コルディアルマン | 丁寧かつ親しみのある結び | やり取りを重ねている取引先や社内向け |
| Cdlt, | セデエルテ | 迅速な連絡用の短縮表記 | 同僚間の急ぎの業務連絡やチャットツール |
このテーマのよくある疑問
- Q. フランス語のビジネスメールで「お世話になっております」に相当する挨拶はありますか?
- フランス語には日本語の「お世話になっております」に直訳でぴったり一致する表現はありません。宛名として Bonjour Monsieur [姓] や Madame と記した後、メールのやり取りが続いている相手なら J'espère que vous allez bien.(お変わりなくお過ごしのことと存じます)と添えるか、前回の連絡に対する Je vous remercie pour votre prompt retour.(迅速なご返信ありがとうございます)などの感謝を冒頭に述べるのが自然な流れです。
- Q. フランス企業とのやり取りでバカンス期間に連絡する際のマナーは?
- フランスでは7月中旬から8月にかけての夏季休暇(バカンス)や年末年始に長期不在となる担当者が多くいます。不在時には自動返信(message d'absence)が設定されるのが一般的です。重要な案件は休暇入り前にあらかじめ納期や連絡体制を確認し、急ぎでない連絡は休暇明けまで待つか、代理の連絡先が指定されていればそちらへ連絡を入れるのが商習慣上のマナーです。
- Q. 「DELF Pro」は通常の「DELF」とどのような違いがありますか?
- 通常のDELFが日常生活や一般的な社会問題をテーマにした語学運用能力を測るのに対し、DELF Proは職場や企業活動をテーマに特化した試験です。出題される長文や会話文、記述課題がすべて実務メール、報告書、会議の議事、業務上の交渉などに絞られており、ビジネスフランス語の実務能力を証明する資格として活用できます。
次に読む
- フランス語のビジネスメール書き方と文例覚えたビジネス単語を実際のメール構成や定型表現で使ってみませんか。→
- フランス語のビジネス会話・職場の表現職場の挨拶や電話対応、会議で役立つ定番フレーズを学べます。→
- お金のフランス語単語業績や数字の次に押さえたい、支払い・税金などの語彙を確認できます。→