溶ける
「溶ける」は中国語で何と言う?
「溶ける」に最も一般的に対応する中国語は「融化」です。雪や氷、アイスクリームなどが熱によって溶ける場合によく使われます。一方、「融」は主に書き言葉や複合語、成語の中で使われる単音節の語で、日常会話で単独で「溶ける」と言うときは2音節の「融化」を使うのが自然です。
使い分け
- 融
書き言葉や固定表現で使われる単音節の語です。日常会話で単独で使われることは少なく、春先に氷雪が解ける文脈などで見られます。
春暖花开,冰雪消融。
春の暖かさで花が咲き、氷や雪がすっかり溶けました。
- 融化
熱によって固体が液体に変わる現象を指す最も一般的な語です。雪、氷、バター、チョコレートなどが溶ける際に幅広く使われます。
天气太热,冰淇淋都融化了。
とても暑くて、アイスクリームが溶けてしまいました。
よくある間違い
✕ 砂糖在水里融化了。
○ 砂糖在水里溶解了。(または 化了)
熱で液体になる「融化」に対し、液体に溶け込む現象には「溶解」を用います。
「溶ける」のよくある質問
Q. 砂糖が水に溶けるのも「融化」ですか?
Q. 「心が溶ける(和らぐ)」にも使えますか?
例文
コアイメージ
固体が熱で溶けて液体になり周囲と一体化する
関連語
使い方
類義語との違い
融: 固体が加熱などで溶けて液体になり周囲と溶け合う意味を表す
融化: 氷などが温度上昇で溶けて液体になる
熔化: 金属や鉱石が熱で溶けて液状になったり形を変えたりする
融入: 人や物が集団や環境の中に入ってなじむ
融合: 異なるものが混ざり合って一つになる
中国語での定義
語源
「融」は本来、固体が熱などの作用で液化することを指し、そこから物や人、文化などが互いに入り混じって一体になる意味へと広がった
コラム
- 氷が太陽で融けるような自然現象には「融化」を用い、金属の溶解を表すときは「熔化」と区別されることが多い点に注意する
例文
コアイメージ
かたい氷や心の壁が徐々にゆるみ受容や親近へ向かう変化
関連語
使い方
類義語との違い
融化: 固体が熱や気温の上昇で液体になること。
熔化: 金属や岩石などが高温で溶けて液体になること。
溶解: 固体や気体が液体に溶けて別の物質と一体になること。
消融: 雪や氷などが温かさで融けて量が減ったり消えたりすること。
融解: 固体が徐々に溶けて液状に変わること。
中国語での定義
語源
「融」はもともと物が溶けて混じり合うことを表し、「化」は変化を示すため、二字が合わさって物が溶けることを意味する語となり、そこから気持ちや態度がほぐれる意味へと拡張された。
コラム
- 感情面で使う場合は「她的话让我心都融化了」のように相手の言動で心がとろけることを表す用法が多く、愛らしさや優しさに対する反応を伝える場面でよく使われる点を押さえる。