「期待する」は中国語で何と言う?
日本語の「期待する」に最も近く一般的に使われるのは「期待」です。将来の出来事や人の成長などを前向きに待つ際に幅広く使えます。これに対して「盼望」は待ち遠しく切望する気持ちが強く、「指望」は当てにする・頼みにするというニュアンスを含み、否定文で使われることが多いという違いがあります。
使い分け
- 期待
最も一般的で客観的にも使えます。将来の成果や人の活躍を楽しみに待つ場面など、日本語の感覚に一番近い表現です。
我很期待明天的演出。
明日の公演をとても期待しています。
- 盼望
待ち焦がれる心情を表し、書き言葉や感情を込めた表現によく使われます。再会や吉報などを切に願う場面に適しています。
大家都在盼望着你的归来。
みんながあなたの帰りを待ち望んでいます。
- 指望
援助や救いを当てにして頼るニュアンスを持ちます。主に「もう期待できない」など否定文で使われることが多いです。
这件事已经不能指望他了。
この件はもう彼には期待できません。
よくある間違い
✕ 这件事已经不能期待他了。
○ 这件事已经不能指望他了。
「当てにする・頼りにする」の意味での期待は「指望」を使います。
「期待する」のよくある質問
Q. 「期待外れ」は中国語で何と言いますか?
Q. 「楽しみに待つ」と言いたいときは?
例文
コアイメージ
希望を抱きつつ未来の出来事を待つ、期待とある程度の見込みが混ざった感覚。
関連語
使い方
類義語との違い
期待: 未来の出来事に対して期待や楽しみを抱いて心待ちにすること。
希望: 将来に対して望みや願いを持つこと。
预期: 得られた情報や計画から結果がどうなるかを見込むこと。
预计: データや状況から結果や数値を推算して見込むこと。
估计: 経験や手がかりに基づいておおよその結果や数量を判断すること。
中国語での定義
語源
期待は二字合成語で、『期』が時間や起点を示し、『待』が待機や期待を示すため、元来はある時点に向けて待つ意味で使われ、転じて現在は楽しみにする・予想するの両面を含む語義になった。
コラム
- 学習者は「期待」を希望やワクワクの意味で気軽に使える一方、公式な予測や確定的な見通しを示す場合は「预期」「预计」「估计」などを使い分けると自然に聞こえる。
例文
コアイメージ
叶ってほしいと胸に抱き続ける強い願い
関連語
使い方
類義語との違い
盼望: 叶ってほしいと胸に抱き続ける強い願いを持ち、具体的な人や出来事の到来を期待する。
希望: 結果や状況がそうなることを望む。
期待: これから起こることを待ち望む。
渴望: 非常に強く心から望む。
期盼: 心に期待を抱いて待ち望む。
中国語での定義
語源
二字の成り立ちとして「盼」は目を表す偏や字形により見守る・待つことを示し、「望」は遠方を見て希望を生じる意を持つため、両者が組み合わさって願いを抱き続ける意味を成した。
コラム
- 消息や再会など具体的な対象とともに使われることが多く、「盼望你的消息」のように目的語を直接取って強い願いを表す点を覚えておくと実用的である。
例文
コアイメージ
他人や外的条件に希望を預ける心持ち
関連語
使い方
類義語との違い
指望: 人や状況に頼り、その人や状況が何かをしてくれるのを当てにする気持ちを持つ。
希望: 心の中で何かが実現してほしいと願う。
期待: 未来の出来事や行動がある方向に向かうと見込み、それを楽しみに待つ。
期望: 将来に対して望みや要求を持ち、その達成を望む。
中国語での定義
語源
「指」は指す・委ねるの意、「望」は希望・期待の意を表し、合わせて望みを他に託す語義が生じたため『期待する/当てにする』の意味を持つようになった。
コラム
- 「期待」と比べて口語的で依存的な響きが強く、抽象的な展望より人や状況を当てにする場面で使われやすい点を押さえると誤用を避けられる。