「待ち望む」は中国語で何と言う?
「待ち望む」に最も一般的に対応する中国語は「期盼」です。書き言葉を中心に幅広く用いられ、希望を持って楽しみに待つ気持ちを表します。日常会話や文脈に応じて、1文字で簡潔に願望を込める「盼」や、実現を喉から手が出るほど強く願う「巴不得」が使い分けられます。
使い分け
- 盼
口語・詩的表現のどちらでも使われ、首を長くして良い知らせや再会を願う気持ちを表します。後ろに名詞や動詞を直接続けられます。
我天天盼着你的来信。
私は毎日あなたからの手紙を待ち望んでいます。
- 期盼
期待と待望が合わさった表現で、やや改まった場面や文章語として好まれます。将来の明るい出来事や成功を心から待つ際に適しています。
大家都期盼着和平的到来。
誰もが平和の訪れを心から待ち望んでいます。
- 巴不得
強い願望を表し、「今すぐにでも〜したくてたまらない」という焦るほどの切実な気持ちを口語で表現するときに使います。
他巴不得明天就放假。
彼は明日にもすぐ休みにならないかと待ち望んでいます。
よくある間違い
✕ 我期盼了你很长时间。
○ 我等了你很长时间。
「期盼」は未来の事象や願いに使い、人を物理的に待つ動作には「等」を用います。
「待ち望む」のよくある質問
Q. 「期待」と「期盼」の違いは?
Q. 手紙の結びで使う表現は?
例文
コアイメージ
目を凝らして遠くを見つめ、来るのを待つ光景
関連語
使い方
類義語との違い
盼: 来ることや知らせを心から待ち望む、書き言葉で使われることが多い動詞。
盼望: 実現や到来を強く望み、その成就を切に待つ動詞。
期待: 良い結果や反応があることを楽しみに待つ動詞。
等待: 時間をかけて人や出来事が来るのを待つ動詞。
希望: あることが起きてほしいと望む気持ちを表す動詞。
中国語での定義
語源
盼は多くの字書で形声字とされ、字の一部分に「目」があって見ることを示し、全体として目で見て待つという意味から『待ち望む』の意に転じたと説明される。
コラム
- 口語では単独の「盼」はやや文語的で、日常会話では「盼着」のような表現か「等」「期待」を使うことが多く、書き言葉では『盼复』『盼早日回音』のような定型句で見かけることが多い。
例文
コアイメージ
せかすような、いますぐ実現してほしいという切迫した期待
関連語
使い方
類義語との違い
巴不得: いますぐ実現してほしいとせかすように強く望む気持ちを表す副詞
恨不得: 自分でそうしたい、または他人にそうしてほしいと強く願う気持ちを表す語
迫不及待: 待っていられないほどの焦りや期待を示し、ただちに始まってほしいと望む気持ちを表す語
等不及: 待つことができず、すぐにその場で行動したいという気持ちを表す語
中国語での定義
語源
構成は「巴」+「不得」で、「巴」は古来より望む意を表し、「不得」は否定形から転じて強い欲求を強調する働きをもち、両者が結合して口語で『待ち望む』という意味の副詞になった。
コラム
- 他人の行動を強く望む表現になるため、直接相手に向けると冷たく聞こえる場合があり、配慮が必要な場面では「很想」など柔らかい言い方を選ぶと誤解を避けられる。