さらに
「さらに」はドイツ語で何と言う?
「さらに」の最も一般的な表現は、文脈によって異なります。情報を追加して「その上」と言いたいときは außerdem が、量や程度を増やして「もっと」と言いたいときは mehr が代表的です。情報の追加か、量・程度の増加か、あるいは動作の継続かによって表現を使い分けます。
使い分け
- mehr
数量や程度が「もっと多く」「一段と」増す場面で使われます。比較級の強調などにも用いられます。
Ich brauche mehr Zeit für diese Aufgabe.
この課題にはさらに時間が必要です。
- außerdem
「その上」「おまけに」の意味で、既に出した情報に別の事実を並列して付け加える日常会話や文章で広く使われます。
Er spricht Englisch und außerdem noch Spanisch.
彼は英語を話し、さらにスペイン語も話します。
- weiter
時間的な継続や、空間的・段階的な前進を表し、「続けて」「それ以上」と進めるニュアンスです。
Wir müssen die Verhandlungen weiter führen.
私たちは交渉をさらに続ける必要があります。
- hinzu
「~に加えて」と物理的・抽象的に何かを付け足すニュアンスで、動詞 kommen などと共に用います。
Hinzu kommt noch ein weiteres Problem.
そこへさらに別の問題が加わります。
- ferner
書き言葉や演説などで使われる硬い表現です。「そのほかにも」「進んで」と項目を列挙する際に便利です。
Ferner ist zu beachten, dass sich die Lage geändert hat.
さらに、状況が変わったことにも留意すべきです。
- obendrein
「おまけに」「あまつさえ」と、予期せぬことや迷惑なことが重なった場面で強調して使われる口語表現です。
Es hat geregnet und obendrein war es eiskalt.
雨が降り、さらにひどく寒かったです。
よくある間違い
✕ Ich möchte außerdem Kaffee.
○ Ich möchte mehr Kaffee.
おかわりなど「量の追加」には außerdem ではなく mehr を使います。
「さらに」のよくある質問
Q. 「さらに良い」はどう言いますか?
Q. 文頭に置く「さらに」はどれ?
mehr
意味
- 副 さらに
- 副 もっと
- 副 より多く
例文
コアイメージ
量や程度が増える方向を示す。
関連語
使い方
類義語との違い
mehr: 量や程度がより増えることを表す
noch: 既にある量にさらに上乗せすることを示す
weiterhin: 今の状態や状況がこれからも続くことを示す
zusätzlich: 何かを付け加える形でさらに加わることを示す
ドイツ語での定義
in größerem Umfang oder in stärkerem Maß; drückt aus, dass etwas in Menge oder Intensität zunimmt.
語源
mehrは、古高ドイツ語のmero/mērや中高ドイツ語のmêrを経て現代のmehrになった語で、ゲルマン祖語に由来し比較や増加を表す意味から発展した。
コラム
- mehrとmehrereを混同しやすく、mehrは量や程度の増加を表す副詞であるのに対し、mehrereは可算名詞に使う「いくつかの」を意味するため、会話ではどちらを使うべきか注意すると誤解を防げる。

ゲームで覚える・約 1 分
mehr をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
既に述べた事柄にもう一つ別の点や理由が付け加えられる場面
関連語
使い方
類義語との違い
außerdem: 前に言ったことに加えて別の点や理由を一つ付け加えるときに使う副詞
auch: 前に言ったことに同じように当てはまる事柄や人も存在することを示す
zudem: それに加えて別の点や理由を付け足すときに使う
zusätzlich: 元の量や要素にさらに何かが付け加えられることを表す
darüber hinaus: 既に述べた内容を越えてさらに別の点を述べるときに使う
ドイツ語での定義
Es wird zu dem, was schon gesagt wurde, noch etwas hinzugefügt; zusätzlich.
語源
außerdemは、'außer'(外側、〜のほか)と与格の'dem'が結びついた表現 'außer dem' が一語化して副詞化したもので、追加を表す意味が定着した
コラム
- 会話では追加の理由や別の問題点を手短に示すときに使われ、文頭に置くと動詞が第2位に移る点と、意味が全く逆の 'außer'(〜を除いて)と混同しないことが重要である
例文
コアイメージ
人が歩き続けて道がどんどん先へ伸びる場面
関連語
使い方
類義語との違い
weiter: 動作や工程を中断せずに続けることを示す副詞
noch: 今の状態がまだ続いていることを示す副詞
außerdem: それに加えて別の事柄があることを示す副詞
weiterhin: これからも続けて起こることを示す副詞
ドイツ語での定義
Weiter als Adverb zeigt an, dass etwas weitergeht oder weitergeführt wird, sowohl räumlich als auch zeitlich.
語源
weiterは、形容詞weitの比較級に由来し、古高ドイツ語・中高ドイツ語を経て現代語で継続や増加の意味を帯びた。
コラム
- 案内や指示でよく使われるためFahren Sie weiter geradeaus.のような実例を音声で聞き慣れておくと、場面理解と即時反応が身につく。
例文
コアイメージ
もともとの事柄に付け足されて影響や範囲が広がる様子
関連語
使い方
類義語との違い
hinzu: 既に示した事柄に新たな要素が上乗せされて影響や範囲が広がることを示す
außerdem: 前に述べた内容に加えて別の事実や理由が存在することを示す
dazu: ある出来事に付け加えて何かがさらに起こることを示す
noch: 程度や回数がさらに増えることを表す
ドイツ語での定義
zeigt an, dass etwas zusätzlich besteht oder zu etwas hinzukommt
語源
hinzuは、hinとzuという二つの語素が結合してできた語で、hinが方向性を、zuが近づきや付加の感覚を与え、結果として『さらに』『その上』の意味を帯びるようになった
コラム
- 口語では短く 'dazu' や 'außerdem' に言い換えられることが多く、特に会話では聞き手に伝わりやすい短い表現を選ぶと良い
例文
コアイメージ
列挙や議論で次の追加点を示して前の内容に積み重ねる動き。
関連語
使い方
-
und ferner
さらに
類義語との違い
ferner: 列挙で前の項目に対し順に同等の追加事項を挙げる時に使う
außerdem: 列挙で別の点を追加する時に使う
zusätzlich: 追加の情報や要素を示す時に使う
zudem: 補助的に別の点を加える時に使う
ドイツ語での定義
Einen weiteren Punkt in einer Aufzählung oder Argumentation markiert.
語源
fernerは、形容詞fern(遠い)に由来し、元は空間的に「より遠く」を示したが、転じて論理的・列挙的に「さらに」の意味で使われるようになった。
コラム
- 列挙でfernerを使うと前の項目と同程度の追加事項を示すので、話すときは項目の順序や重要度を整理して伝えると聞き手に分かりやすい。
obendrein
意味
- 副 さらに
- 副 しかも
- 副 そのうえ
例文
コアイメージ
何かの上にさらにもう一つが載っていて、その追加が目立つ光景
関連語
使い方
類義語との違い
obendrein: 上にさらに何かが加わり、その追加が驚きや重みを帯びて強い印象を与える
außerdem: 既にある事柄に加えて別の事柄を付け加える
noch dazu: あることに続けてさらに別の要素や数量を付け足す
zusätzlich: もともとのものに追加で別の要素や条件を付け加える
zudem: ある点に対してさらに別の点を付け加える
ドイツ語での定義
Zu einer Aussage eine zusätzliche Information oder Eigenschaft hinzufügt und dabei oft stärkere oder überraschende Betonung vermittelt.
語源
obendreinは、oben(上)と古い副詞dreinの結合から成り、もともとは物が上に付け加えられるという文字どおりの意味で用いられ、そこから比喩的に「しかも・そのうえ」の意味になった。
コラム
- obendreinはaußerdemやnoch dazuと意味が近いが、付加情報が驚きや重みを伴うニュアンスを出しやすく、聞き手に強い印象を与えることがある。