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「残念」は中国語で何と言う?
言い方9通りと場面別の使い分け
「残念」を表す最も無難な中国語は「可惜」ですが、日本語のようにあらゆる場面へ直訳できるわけではありません。
中国語では「もったいなくて惜しい」のか、「事情があって断る」のか、あるいは「同情している」のかによって表現が大きく変化します。場面ごとの適切な使い分けを整理しましょう。
「残念」の中国語の言い方(9通り)
- 01可惜
kě xī
ふつう|期待外れに|残念だ
- 02恐怕不行
kǒng pà bù xíng
丁寧|誘いを断る|残念ながら無理です
- 03我得拒绝
wǒ dé jù jué
丁寧|依頼を断る|残念だけど、私はお断りします
- 04真可惜
zhēn kě xī
カジュアル|結果を惜しむ|残念だね
- 05太可惜了
tài kě xī le
カジュアル|機会を逃して|本当に残念だ
- 06太遗憾了
tài yí hàn le
ふつう|予定変更に|本当に残念だ
- 07很遗憾听到……
hěn yí hàn tīng dào……
丁寧|不幸を聞いて|〜を聞いて残念です
kǒng pà wú fǎ mǎn zú zhè ge yāo qiú
丁寧|業務上の拒否|残念ながら、その要件には対応できません
- 09有点失望
yóu diǎn shī wàng
ふつう|軽い落胆|少しがっかりしている
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 試合や試験で惜敗した | 可惜 / 真可惜 | 「あと少しだったのに」という惜しさを表す |
| 飲み会やイベントを断る | 恐怕不行 | 「あいにく都合が合いません」と角を立てずに断る |
| 楽しみにしていた予定が流れた | 太遗憾了 | 約束がキャンセルされた無念さを表す |
| 限定品や好機を逃した | 太可惜了 | 「せっかくの機会がもったいない」と嘆く |
| 相手の訃報や病気を聞いた | 很遗憾听到…… | 「残念でなりません」とお悔やみ・お見舞いを述べる |
| 取引先の要望を断る | 恐怕无法满足这个要求 | 誠意を保ちつつ業務上の対応不可を伝える |
中国語では「惜しい(可惜)」と「心残り(遗憾)」が明確に区別されます。また、日本語の「残念ですが行きません」のような断りの文句を「很遗憾」と直訳すると不自然になるため、誘いや依頼を断る際は「恐怕不行」のように断りの決まり文句を使うのが自然です。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「残念」は落胆、断り、同情など広い文脈を1語でカバーしますが、中国語では感情の種類ごとに言葉が分かれています。
- 誘いを「很遗憾」だけで断る:中国語の「遗憾」は客観的な心残りを表すため、単体で断りの言葉にはならず、「恐怕不行」など明確な可否を添える必要があります。
- 機会損失に「遗憾」を使う:「安売りを逃してもったいない」という文脈で「遗憾」を使うと大げさになります。物の浪費やチャンスの喪失には「可惜」を用いましょう。
可惜(もったいない)
- 物の浪費やチャンスの喪失
- セールを逃した時などに使用
- 大げさにならず機会損失に最適
遗憾(心残り・無念)
- 客観的な心残りや無念さを表す
- 単体では断りの言葉にならない
- 安売りを逃した場面では大げさ
日本語の「残念」を直訳せず、もったいなさと心残りで使い分けます。
言われたときの返事
- 没关系,下次还有机会。 — 大丈夫ですよ、また次回チャンスがあります。
- 别太在意,你已经尽力了。 — あまり気にしないで、全力を尽くしたのですから。
- 确实有点可惜。 — 確かに少し残念でしたね。
- 好的,那我们下次再约。 — わかりました、ではまた次回誘いますね。
- 没事,工作要紧。 — 大丈夫です、お仕事が優先ですから。
没关系,下次还有机会。(大丈夫、次回チャンスがあります)
别太在意,你已经尽力了。(気にしないで、全力を尽くしました)
确实有点可惜。(確かに少し残念でしたね)
好的,那我们下次再约。(了解です、次回また誘いますね)
相手への気遣いや状況に応じた返答フレーズのまとめです。
「英語で残念とは」どう言う?基本の使い分け
日本語の「残念」に1対1で完全一致する英単語は存在しません。英語では、相手への同情なのか、自分自身の落胆なのか、あるいは不運を嘆いているのかといった状況や感情によって表現を使い分ける必要があります。
日常会話の相槌として最も広く使われるのは「That's too bad.」や「That's a shame.」です。どちらも「それは残念だね」と会話で咄嗟に返せる定番フレーズですが、「That's a shame.」は「せっかくの機会なのに惜しい」「もったいない」という落胆のニュアンスをやや強く含みます。
主語が「That」や「It」の場合は「その状況が残念である」ことを客観的に示し、主語が「I」の場合は「自分が残念に思っている」という主観的な感情を伝えます。カジュアルさとフォーマル度の軸で整理すると以下のようになります。
| 英語表現 | ニュアンス | 主語の視点 | フォーマル度 |
|---|---|---|---|
| That's too bad. | それは残念だね(軽い同情・不運) | 状況への反応 | カジュアル |
| That's a shame. | それは惜しいね・もったいないね | 状況への反応 | カジュアル〜ふつう |
| I'm sorry to hear that. | それはお気の毒です・残念に思います | 自分の共感・同情 | ふつう〜丁寧 |
| That is unfortunate. | それは不運ですね・残念なことです | 状況への反応 | 丁寧・フォーマル |
| We regret to inform you that... | 残念ながら〜をお知らせいたします | 発信者の遺憾 | 極めてフォーマル |
「英語で残念です」と共感を伝える丁寧な表現
相手から体調不良やトラブルなどの知らせを受けた際に、「英語で残念です」と寄り添う表現として最もよく使われるのが「I'm sorry to hear that.」です。
このフレーズに含まれる「sorry」は、自分の非を認める謝罪ではなく、「お気の毒に思う」「心を痛めている」という同情や共感の意味を持っています。そのため、相手の不幸や不運に対して共感を示す場面で自然に用いることができます。
注意点として、相手が重い病気にかかったり身内に不幸があったりした深刻な場面で「That's too bad.」を使うのは避けるべきです。「That's too bad.」は日常の些細な不運(雨でイベントが流れた、予定が合わなかったなど)に対するカジュアルな表現であるため、重大な不幸に対して使うと軽率で失礼な印象を与えてしまいます。相手の状況の重さに応じて、「That is very unfortunate.」などの改まった表現を選ぶことが大切です。
ビジネスで使える「英語で残念ながら」の前置き表現
ビジネスシーンで相手の提案を断ったり、不都合な通知をしたりする際には、「英語で残念ながら」と前置きして表現を和らげる配慮が欠かせません。
文頭で副詞的に「残念ながら」と前置きする場合は、「Unfortunately,」や「I'm afraid (that)...」が適しています。「I'm afraid that we cannot meet your request.(残念ながらご要望にはお応えいたしかねます)」のように述べることで、相手への敬意を保ちながら対応不可の事実を伝えられます。
さらに改まった公式文書や通知メールでは、「We regret to inform you that...(残念ながら〜をお知らせいたします)」という定型表現が頻出します。提案の見送りやイベントの中止、不採用通知など、組織として遺憾の意を示しつつ決定事項を伝達する場面で重宝されます。
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よくある質問
- Q. 「可惜」と「遗憾」の違いは何ですか?
- 「可惜」は「もったいない」という資源やチャンスの損失に焦点を当てます。一方、「遗憾」は「取り返しがつかず心残りだ」という主観的な無念さを表します。試験にあと1点で落ちた悔しさは「可惜」、留学を諦めた人生の後悔は「遗憾」が適切です。
- Q. 相手から断られて「残念です」と返すには?
- 「太遗憾了,那下次吧」(それは残念ですが、また次回に)と返すと自然です。無理強いせず相手の都合を尊重しつつ、次回の機会を楽しみにしている気持ちをポジティブに伝えられます。
- Q. スラングで「残念」を軽く言う表現は?
- 若者言葉やネット用語では「扎心了」(心にグサッときた)や「凉凉」(終わった、残念な結末になった)といった表現がよく使われます。親しい友人同士で自虐的に残念さを表す際にぴったりです。
- Q. 「I'm sorry」と言うと、自分が悪くなくても謝罪したことになりませんか?
- 「I'm sorry to hear that.」などで使われる「sorry」は謝罪ではなく、「気の毒に思う」「同情する」という意味を表します。自分の過失を認めたことにはならないため、相手のトラブルや不幸を聞いた際の共感の言葉として問題なく使えます。
- Q. 相手の深刻な不幸に対して「That's too bad.」と言ってもいいですか?
- 避けるのが無難です。「That's too bad.」は日常のちょっとした不運に対して軽く残念がるニュアンスを含むため、大病や訃報などの深刻な事態に使うと軽薄に聞こえてしまいます。そうした場面では「I'm sorry to hear that.」や「That is truly unfortunate.」など丁寧な同情表現を使いましょう。
2026年10月4日更新・モチタン辞典編集部
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