「勤勉」は中国語で何と言う?
日本語の「勤勉」に最も近い一般的な中国語は「勤奋」です。学問や仕事に精力的に励む様子を表します。肉体労働などに汗を流す勤勉さには「勤劳」や「辛勤」、苦難に耐えてストイックに努力する勤勉さには「刻苦」を使い分けると、より的確に伝わります。
使い分け
- 勤奋
学業や仕事に意欲的かつ熱心に取り組む勤勉さを指します。日常会話から文章語まで幅広く使われる最も代表的な表現です。
他是一个非常勤奋的学生。
彼はとても勤勉な学生です。
- 辛勤
長年にわたり骨を折って懸命に働く様子を表します。先生や農家、親などの献身的な苦労や勤勉さを称賛する際によく用います。
感谢老师们的辛勤付出。
先生方の勤勉なご尽力に感謝します。
- 刻苦
苦しさに耐えながらストイックに打ち込む勤勉さを表します。主に学習や訓練、研究などにわき目も振らず励む場面で使われます。
她学习非常刻苦。
彼女は非常に勤勉に勉強しています。
- 勤劳
怠けずにせっせと働く性質や美徳を指します。勉強よりも、主に日々の労働や家事に励む真面目さに対して使われます。
中国人民是勤劳的民族。
中国の人々は勤勉な民族です。
よくある間違い
✕ 日本語の漢字そのまま「勤勉」を使うこと
○ 勤奋
中国語にも「勤勉」という単語はありますが、文語的で硬いため、現代の会話では「勤奋」を使うのが自然です。
「勤勉」のよくある質問
Q. 学生の「勤勉」はどの語が適切ですか?
Q. 「勤勉に働く」は中国語でどう言いますか?
例文
コアイメージ
目標に向かって粘り強く力を注ぎ続ける状態の軸。
関連語
使い方
類義語との違い
勤奋: 目標に向かって粘り強く力を注ぎ続ける性質
努力: 目的を達成するために自分の力を尽くして一生懸命取り組む様子
刻苦: つらさや困難に耐えながら熱心に勉強や仕事に取り組む性質
勤劳: 働き者で仕事や家事をよくこなす様子
用功: 勉強に熱心で時間をかけてしっかり学ぶ性質
中国語での定義
語源
「勤」は勤労やよく務めることを示し、「奋」は奮起して力を出すことを示す語であり、組み合わさると持続的に努力して成果を求める意味となる。
コラム
- 副詞化して「勤奋地+動詞」で動作の様子を表せるが、性質を述べるときは単に「很勤奋」とするのが自然である。
例文
コアイメージ
勤勉で労をいとわず働く人の性質
関連語
使い方
類義語との違い
辛勤: 真面目に働いて努力を惜しまず、長く続けられる働き方をする性質
勤勉: 真面目に働き、学習や仕事を怠らない性質
勤奋: 目標のために熱心に努力して成果を出そうとする性質
勤劳: 働き者で、労をいとわず仕事や家事をする性質
刻苦: つらさや困難に耐えて努力し続ける性質
中国語での定義
語源
会意的に説明すると「辛」は苦しさや辛労を表し、「勤」は働くことを表すので、合わせて「労苦をいとわず働く」という意味になり、書き言葉で人の労働や努力の態度を指す語として定着した。
コラム
- 「辛勤」と「辛苦」は異なる語で、「辛勤」は勤勉な性質を指し、「辛苦」はつらい経験や労苦を表すため、使い分けると自然に聞こえる。
刻kè苦kǔ
意味
- 形 勤勉
例文
コアイメージ
小さな石を毎日こつこつ磨いて光らせる人
関連語
使い方
類義語との違い
刻苦: 困難に直面しても我慢強く努力を続けるさま
勤奋: 仕事や学習に熱心で、よく努力するさま
努力: 目標に向かって力を尽くして頑張るさま
用功: 学業に熱心で、よく勉強するさま
中国語での定義
語源
この語は合成語で、『刻』が努力の継続や時間の刻みを示し、『苦』が辛さや困難を示す字であることから、古くから勤勉と苦労を重ねる様を表す語として定着し、現代では学業や仕事で辛抱して努力する意味で使われる。
コラム
- ビジネスや学習の場面で人を評価する際に『刻苦』を使うとその人が困難に耐えて努力したことを伝えられるが、成果の有無は別の評価軸になるため成果と合わせて表現すると意図がより明確になる。
勤qín劳láo
意味
- 形 勤勉
- 名 努力家
- 名 働き者
例文
コアイメージ
手や体を使ってこつこつ働き続ける姿勢
関連語
使い方
類義語との違い
勤劳: 家の仕事や職場で手を動かしてこつこつ働くことをほめるときに使う形容詞
勤奋: 勉強や仕事に対して熱心に努力する様子を表す形容詞
勤勉: まじめでよく努力し、仕事や学業を怠らない態度を表すややかたい形容詞
刻苦: 苦労をいとわず努力し、つらさに耐えながらがんばる様子を表す形容詞
勤快: 体をよく動かして仕事や家事を積極的にこなす様子を表す形容詞
中国語での定義
語源
『勤劳』は合成語で、『勤』はまじめに働く・繰り返し努力することを示し、『劳』(繁体は『勞』)は労働や苦労を表し、二字が合わせて労を惜しまず働く性質を表す
コラム
- 「勤劳」は家事や職場での肉体的・日常的な働きをほめる場面でよく使われ、学習や研究のがんばりを言うときは「勤奋」を使う方が自然な場合が多い点を覚えておくと使い分けに役立つ。